退職の決め手

世の中は甘くない。公務員から転職する際に解決すべき10個の悩み

公務員の悩み

公務員が簡単に転職できるほど、世の中甘くありません。

ただ、公務員だから転職できない考えは、100%間違いです。

転職をするのは、あくまでも自分自身。

自分が持っている不安を解消すれば、公務員でも上手く転職することが可能です!

公務員が転職前に悩む10項目
  1.  公務員から民間企業への転職はどうなのか
  2.  公務員のスキルが活用できないのでは
  3.  自分の持ってる技術が役に立たないかも
  4.  元公務員だから馬鹿にされて転職に不利なの
  5.  公務員時代より給料が下がるのだろうか
  6.  今の職場を直ぐに辞めることができるのか
  7.  辞表を告げるタイミングはいつがいいのか
  8.  家族に相談するべきか否か
  9.  貯蓄はどれくらいあれば転職に踏み切れるのか
  10.  転職先がダメだったらどうしようか不安

お品書き

1:公務員から企業民間への転職は心配不要

公務員から企業民間への転職は心配不要です。

なぜなら、公務員から転職するのは特別な事ではなく普通なことなので。

 ⑴ 公務員は転職できないと勝手に思い込んでいる

公務員は転職できないなんて、まやかし。

外部から色々言われても、公務員から転職した人の実体験ではありませんので、無視しましょう。

しかし、現役公務員の方が「公務員は転職できない」との固定観念を持っています。

公務員の職場は独特で、公務員で身に付けてたスキルは役に立たないと思っているからです。

ですが、スキルなんていくらでも後から身に付けることができます。

公務員を辞めてプログラミングスクールに通えば、プログラマーにも転職可能。

プログラミングスクールの入会に、「民間企業出身」なんて条件はありません。

参考:無理かも。プログラミング初心者の30代から勉強する場合の注意点

まずは転職できない思い込みを止めることをしましょう。

 ⑵ 公務員でも毎年1割以上は退職している

確かに公務員の離職率は低く、転職するメリットは少ないように感じます。

実際、税務署職員時代の私の同期では、3年以内に辞めた職員は2割未満でした。

民間の高卒採用者であれば、3年以内に退職する割合は4割~5割なので、退職率は少ないです。

離職率

出典:新規学卒者の離職状況(厚生労働省)

しかし、公務員でも2割は退職している事実があります。

退職した人の多くは再就職しますので、必然的に転職活動を行うことに。

となると、公務員でも2割以上は転職活動を行っているのです。

公務員が転職が珍しいのは、ただの幻想にすぎません。

2:公務員のスキル活用できないのは嘘

公務員で得たスキルは役に立たないと言われますが、です。

公務員は、老若男女すべての世代と接触する職業。

就職前よりも対人スキルは確実に上がっています。

 ⑴ 老若男女誰にでも対応している職業は公務員だけ

老若男女誰にでも、対応している職業は公務員だけです。

税務署であれば、確定申告期間中に未成年者から80代の人まで対応をすることがあります。

これだけ幅広くの年齢層と関わりのある職業は滅多にありません。

しかも相手の収入も関係ありませんので、どんな人とも話をした経験を持つことになります。

それだけでも、十分特殊なスキルと言えます。

 ⑵ 相手を納得させる技術は公務員の方が高い

公務員の職務上、誰かを贔屓することはできません。

贔屓できない場合の納得させる説明方法も、実は持ち合わせています。

民間企業であればこちらが一歩譲歩することも可能ですが、公務員は贔屓することができない中相手を説得させます。

目に見える技術はいつでも習得可能で、公務員を退職してからでも身に付きます。

しかし、目に見えない対人スキルは中々一人で学ぶことは難しいです。

対人スキルを上げるには相手が必要ですので。

3:自分の持っている特徴を説明できるようにすればそれは武器となる

資格やプログラミング技術は、転職活動では有利な材料です。

しかし、転職をすることだけが目的ではありません。

転職をして新しい転職先で現職以上に満足して仕事をするのが目的です。

 ⑴ 仕事の実務で資格の有無は関係ない

仕事上、資格の有無は関係ありません。

大事なのは、仕事ができる・できないのみ。

職種によっては資格が必要な場合もありますが、資格を持っているからといって、仕事ができる人にはなりません。

なので、資格無でも転職にマイナスになることは無いのです。

 ⑵ 長所・短所は表裏一体だからどうにでもなる

長所短所は表裏一体なので、一方的に悪い特徴にはなりません。

短所だと思っていた特徴が、環境が変われば長所になることもあります。

例えば、一般的に一つの作業に集中できる力は長所との認識があります。

しかし、接客業では注意力を分散させる必要がありますので、一つの作業に熱中する性格はマイナスかもしれません。

逆に、落ち着きがないことを短所ととらえがちですが、色んな事に興味を持つ性格はアイディアを生みやすく、企業が重宝する存在となります。

もし自分には短所が多い思っている人は、紙に書きだしてください。

そして、その短所を偉人が持っていた場合にはどのように評価されるかを考えましょう。

それがあなたの長所です。

4:元公務員だから馬鹿にされるのはただの幻想

私は公務員を退職して馬鹿にされたことはありません。

「なんで公務員を辞めたの」とは腐るほど聞かれましたが、「前職が公務員だから無理だよ」とは一度も言われてませんでした。

 ⑴ 中途採用する人が前職を気にすることはない

転職時の履歴書には職歴を書きますが、正直どうでもいい話。

採用する側にとっては、転職後自社の戦力として使えれば職歴なんて関係ありません。

過去の職歴で仕事が捗るならいいですが、過去の肩書だけで働けるのなら公務員のまま働きつづけましょう。

公務員の肩書は社会的地位が高い存在ですので。

 ⑵ 馬鹿にされるのはバカにする人を見分けるポイント

元公務員で批判されても無視しましょう。

むしろ、肩書でした判断できない人と接しないようにできる良い機会です。

過去の肩書に固持する人は過去にこだわる人しか集まりません。

面接時に、公務員から転職したことに対して嫌味を言われてたら、それがその会社の風土。

そのような会社に転職しても苦しいだけですし、転職前に気が付けたとプラスに考えるべきです。

5:公務員時代より給料が下がることは覚悟すること

転職するなら、公務員時代よりも給料が下がることは覚悟しましょう。

なぜなら、公務員の同業種は公務員しかありませんので、比較材料が乏しいからです。

 ⑴ 転職で給料が上がるのは前職の給料が悪かった時だけ

転職で給料が上がるのは、前職の給料が悪かった時だけです。

同業種からの転職の場合、不遇な扱いをされていれば転職を考えるべき。

なぜなら、正規の評価をされれば確実に給料は上がるからです。

しかし、公務員の同業種は公務員だけなので、不遇の扱いを受けているかはわかりません。

なので、公務員から民間企業に転職しても給料が上がる要素が少ないのは事実です。

 ⑵ 転職時点だけではなく転職後のキャリアアップも考えるべき

転職時点だけではなく、転職後のキャリアアップも考えるべきです。

確かに転職時点では、給料が下がる可能性はあります。

しかし、成果主義の会社であれば、職歴関係なく給料を上げることは可能。

公務員と畑違いの業種への転職なら、希少価値が給料に反映される場合もあります。

転職時点だけの給料も考えてはいけません。

転職後が新たなスタートですので。

6:退職予定日の1か月前あれば職場を辞めることができる

公務員と会社員で退職規定が違うことはありません。

退職予定日の1か月前あれば、職場を辞めることができます。

むしろ公務員の方が、人員的に余裕があるので、すぐに辞められます。

 ⑴ 法律上、退職願いを提出して2週間で退職は可能

退職を申し出から半年後に辞める人などいますが、法律上は最短2週間で退職することができます。

民法

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
2 期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
3 六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三箇月前にしなければならない。

現実的には、退職日から1か月くらいを目安とするべきですが、すぐに行動に移せるのなら会社の心配をする必要はありません。

なぜなら、会社にとってあなたは替えが利く存在です。

本当に替えの利かない存在なら、会社は給料を2倍3倍にしてでも、退職を拒みます。

ただ、給料を倍増するケースはほとんどありません。なので、自分のことを優先しましょう。

参考:仕事を辞めるタイミングは思い立った瞬間職場に伝えるのがベスト

 ⑵ 公務員ならそこまで強く辞めることを固持されない

公務員の場合、退職を申し出ればすんなり辞められます。

もちろん今働いている職場の繁忙期であれば留意されるかもしれませんが、それ以外で留意されることはあまりありません。

私が退職を申し出た際に念押しはされましたが、強い引き留めは全くの皆無

むしろ拍子抜けしたくらいです。

ちなみに、退職を正式に申し出てから最終出勤日の約3週間前でした。

国税局
退職を申し出てから1週間で最終出勤を迎えた話【税務署職員歴史8】 前回のあらすじ 3度目の正直で税務署の仕事を続けようと決心して働くことに。 現場では頼ってくれる同僚もいたがそれが出世に反映...

流石に退職までの期間は短かったのですが、問題なく辞めることができました。

7:辞表を告げるタイミングは自分が決意したタイミングで

辞表を告げるタイミングは、自分が決意したタイミングで申し出ましょう。

上司に退職を伝えるのは勇気が必要ですが、その程度の勇気を持ていないなら転職をすべてきではありません。

ですが決断したそのタイミングで辞表を告げてください。

 ⑴ 退職を躊躇した場合は自分の最優先事項を思い返すべき

退職に悩まない人はいません。

今まで働いてきたのは、その職場に価値があったからであり、少なくでも自分にとって良い面があったからです。

なので、退職に悩むのは当然のこと

しかし、転職する目的を忘れてはいけません。

あなたは何のために転職しますか。

  • 通勤時間を短くしたい
  • やりがいをもって働きたい
  • 家族との時間をもっとほしい

人によって目的は違いますし、優先事項も違います。

あなたにとって最も優先する目的達成のために引き続き働いた方がいいのなら、退職する必要はありません。

ただ、退職しないと達成できない目標なら、決断すべき。

その判断を誤ると、後悔に繋がりますので。

 ⑵ 私が税務署を辞職する時の流れ

私は職場の飲み会の次の日に退職を申し出ました。

普通ならあり得ないタイミングですが、私にとってはそれがベストタイミング。

決意できた時でした。

人は日々感情に揺らぎがあります。同じ出来事でも朝と夜だと受けり方が違いますし、健康状態精神状態によっても大きく左右されます。

「12月20日に退職を申し出よう」と思っても12月20日に職場でめでたいことがあれば言い出せないし、「あぁ、やっぱり職場もいいかも」と留まってしまうかもしれません。

退職を決めるのには十二分に検討する必要があります。

ただ、悩みぬいて出した結論が転職なら、それ以後の迷いはマイナス。

後ろを振り向いたまま、前には走れませんので。

8:決断は自分で、でも養っている家族がいれば必ず話すべき

大人なんだから自分で決断すればいい

それには同意です。

しかし、家族に相談しなくていいのはちょっと違うかと。

同居している家族がいれば職が変わることを告げるのは当然です。養っている人がいれば尚更のこと。

少なくても養われている人はあなたを頼りにしています。それが配偶者、子、両親は関係ありません。

しかし、家族に説明をしても自分の決断を曲げてはいけません。

決断は自分の意志で行うもの。

他人の意見に流された場合、もし嫌な事があったら絶対に他人のせいにします。

自分で決断すれば失敗しても責任は全て自分。

納得ができます。

それでも家族にはしっかりと伝えましょう。

9:退職時の貯蓄は不安で行動に支障をきたさない程度は必要

退職する際には、ある程度貯蓄は必要です。

次の日から働くことが決まっていれば別ですが、それ以外であれば無収入で生活しなければなりませんので。

私の出した結論としては、貯蓄が無いことで不安になり行動出来ないのは避けるべきです。

行動に支障に出る金額が、10万円なのか100万円なのかは人それぞれ。

私の場合にはかなり不安症だったので、究極10年間は無収入でも生きていけるくらいの貯蓄をしました。

貯蓄をする女性
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今の時点で貯蓄が無いなら、計画的に貯金をすればいいだけです。

将来設計をすることは、たとえ転職をしなくなったとしても無駄にはなりませんので。

10:転職先がダメだったらまた転職すればいい

転職先がダメだったら、また転職すればいいだけです。

ジョブホッパーには賛同できませんが、「この職場しかない」と意固地になって体を壊しては本末転倒。

 ⑴ 退職はほぼ100%の人が経験すること

計算上過半数以上の人は転職を経験しますし、定年退職の人を含めればほぼ100%の人が退職を経験します。

転職は、退職するタイミングが早くなっただけのこと。

また、転職は就職する回数が増えただけで、決して2回目の転職がマイナスになることはありません。

 ⑵ 異業種への転職は自分の価値を高めることに繋がる

異業種への転職は、自分の持っているスキルの価値を上げられる場所となります。

私を例にすると、ブログやライターの世界で「元税務署職員」の肩書は中々珍しいジャンル。

税務署の体験談は元税務署職員にしか書けませんので、税務署職員の肩書は大きな強みになります。

参考:公務員を辞めた後の仕事としてライターがオススメできる理由

大切なのは自分のした結論をどう次に活かしていくか。

失敗も失敗から学べばプラスとなります。

しかし、失敗を後悔のみにしてしまうとマイナスだけで終わることに。

1度の失敗で人生が台無しになることはありませんので、経験を次に活かすことが次の平行への秘訣です!

職業関係なく転職で悩まない人は存在しない

転職で悩まない人は存在しません。

職業も年齢も関係ないです。だれでも、転職前は悩みます。

公務員なら尚更。

公務員は、一度退職すること同じ職場に戻ることができない職業ですので。

しかし、悩むことは悪いことではありません。

むしろ、自分が抱えている不安を浮き彫りにし、問題解決のためには欠かせない行動です。

不安は行動しないと解決しませんので、10項目の不安を一つ一つで無くして、不安を解消してください!

ご参考になれば幸いです!