退職の決め手

自分は何のために仕事を辞めたのか一度振り返ってみよう

握手

久々に心へ入り込むブログ記事と出会いました。

クロネさんの記事をご覧いただければわかりますが、仕事を辞めても幸福が訪れるわけではありません。

むしろ仕事を辞めたり転職したことで、苦痛や不満を抱くこともあります。

私は執筆時点で公務員を退職し2年以上経過していますが、今の仕事に多少なりのストレスを抱いている気持ちもあり、クロネさんのブログが心に刺さりました。

もし仕事を辞めたいと思っている人は、現時点の悩みを紙に書いてください。

また退職・転職後、今悩んでいる人は、どうして職を辞めた(変えた)のかもう一度振り返ってみてください。

1:どうして仕事を辞めたいの思ったのか?

今働いている職場を辞めたいと思う人は、多いかもしれませんが、実際に転職や起業する人はごく一部です。

正社員・公務員として働いている人の多くは、仕事に不満を抱えつつ日々の作業をこなしています。

また転職しても、必ず前職より職場環境が良くなるとも限りません。

特に転職した理由が「前職が嫌だったから」など、マイナスの理由だとあまり上手くいかない印象を受けます。

ブラック企業や人間関係に問題があったケースは例外ですが、「やりたい!」と思う目的や、転職先に自分が譲れない条件がないと、働く意味を見い出せません。

私の所属していた公務員は、基本的に残業代は出ますし、一定水準の給料は支払われます。

しかしそんな公務員でも、仕事上で精神的に病んでしまい、休業・退職する人は一定するいますし、私も心を壊した一人です。

勤務条件が仮に良かったとしても、その場所で働きたい目的がないと結局辞めたくなる症状は解消されませんので、転職する際は理由を明確にしないと失敗します。

2:転職して抱えてる問題は解消されるのか

人によって抱えている悩みや問題は違います。

根本的に働きたくない人は、転職しても抱えている「働きたくない不満」を解消することはできないため、転職活動をしないで専業主婦・主夫になることを選択肢とした方が、人生の満足度を上げられるかもしれません。

現在の金銭面で今の仕事に不満を抱えている人でも、同じ会社に勤務していた方が転職するよりも給料が上がる可能性もあることは頭に入れておきましょう。

また一方で、「そもそも高い給料を得ることが本当に必要なのか?」との疑問もあります。

年収300万円でも、パートナーも同等の年収を得ているなら、世帯収入は600万円です。

  • 正社員:年収500万円
    パート:年収100万円
  • 正社員:年収300万円
    正社員:年収300万円

税金関係の細かい部分は違いますが、どちらの夫婦も世帯収入は同じ600万円ですので、年収300万円でも十分暮らしていくことは可能です。

給料が良い職場でも、内訳を確認すると残業代が何割も占めていたら時給換算の価値は低いです。

残業代は会社にとっても割高のコストなので、残業代を加味しない収入で生活を考えないと、残業ができなくなった際に大変なことになります。

3:休日を楽しく利用できる趣味は持っているのか?

仕事が好きな人は、正直少数ですよね。

私も公務員時代は、休日をゴールに毎週頑張ってました。

ただいざ休日が到来しても、満足の得れらる時間を過ごせることは滅多になく、休日の大半をダラダラと過ごしてしまうのは、あるあるだと思います。

フリーランスは、働く時間も休む日数も自分の裁量でコントロールできるのが魅力です。

でも趣味が無い人が休日を増やしても、無趣味だと休みの時間は暇つぶしをするしかなく、かえってストレスが溜まることも。

私自身、フリーランスになってから旅行したのは数回しか無く、友人と遊ぶために土曜日か日曜日を休日に設定して働いています。

定年退職後、一気に老け込む人がいますが、それは仕事以外にやることがないからです。

ですので休みを増やすために転職したとしても、休日にやることが無ければ、人生の満足度が上がるとは限りません。

4:『ラクしたい』理由での転職が失敗する理由

『ラクして稼げる方法!』と銘打った情報商材がよく販売されていますが、購入して実際に成功する人はほとんどいません。

情報商材自体に問題があるケースもありますが、ラクして稼げる時期は一瞬で終わるのが、成功者の少ない原因です。

ブログで1日1記事、1,000文字書いただけで1万円稼げるなら、誰でもやりますよね?

(大袈裟ですが)一昔前のブログ界隈は、本当にそれで稼げた時期もあったそうです。

しかし人気がある場所は、人が集まりやすく、新規参入者はすべてライバルです。

ブログの場合、ブログを読む読者の総数が増えないと、ブロガーとして参入した人が増える分だけ、1サイトあたりの読者数は減少します。

となると限られた読者をサイトに集めるために、他のブロガーと競争しなくてはなりません。

競争相手に勝つためには、文字数や文章の質を上げたり、検索順位で上位に入るためのスキルも必要です。

またスキルは努力しないと得られませんし、スキルを獲得しても収入に結びつくとは限りません。

そして新規参入する人は、スキルも能力も身についた先駆者との勝負に勝たなくてはならないので、ラクして稼ぐことはできないのが現実です。

5:苦痛な作業を苦痛に感じない人は勝てない

「好きなことを仕事にする」との言葉が一時期流行りました。

個人的に、好きなことを仕事にする一番のメリットは、苦痛な作業を苦痛と感じない点だと思っています。

RPGでパーティー全員をレベル99まで上げる人がいますが、レベルを上げるためには、敵をひたすら倒す必要があります。

敵を倒す作業は単純作業ですので、普通の人は必要以上にレベルを上げません。

しかしゲームが好きな人は、レベル上げの作業を人よりも苦痛に感じないため、単調な作業もずっと続けるられます。

仕事も同じで、人によって苦痛に感じる部分や作業内容は違います。

人と話す人が好きな人は、接客することを苦痛に感じることは少ないでしょう。

しかし話すのが苦手な人が知らない人と1日数十人と会話するのは、精神的にとても疲弊します。

もしブログがラクに稼げる職業だったとしても、文字を書くのが嫌いな人は向いていません。

しかし書くのが好きな人なら、たとえ収入が少なくても続けられる仕事かもしれません。

6:仕事が好きな人に勝つのは並大抵の努力じゃ厳しい

私自身、小説を書きたいと思ったことは何度もありますが、小説は何十万文字を書く必要があるため、実際に書いたことは1度もありません。

一方、小説を書くのが好きな人は、何万、何十万との文字を平気で書きます。

1冊の本にまとめるために文字数の制約はあるかもしれませんが、少なくても文字数が足らなくなることはないでしょう。

文字を書くのが大変だと感じる人にとっては考えられない領域で、その仕事をしている理由が「好きだから」の人に勝つのは、並大抵の努力では無理です。

なぜなら、好きな人はデフォルトで努力をしますので。

少し厳しい内容になりましたが、それくらい安易に天職が見つかることはないことは覚えておいてください。

逆に自分が「これだ!」と思うもの・思えるものがあれば、他人が苦痛に感じることも苦痛では無くなります。

私もライターが天職だとは思いませんが、それでも続けられているのは、人に伝えることが好きだからだと思います。

その程度の気持ちでも、自分が好きだと思えるポイントが見つけられれば、仕事に対して好意的になるでしょう。

 

ご参考になれば幸いです!