結婚をきっかけとして、公務員を辞めても何も問題はありません。
逆に、働き方の選択肢として、退職も考えましょう。
公務員だけが、仕事のすべてではありません。
公務員以外にも働き口はあります。
1:結婚をして専業主婦になっている人は6割もいる
結婚をして、専業主婦になっている人は6割もいます。
厚生労働省が委託した、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行った調査によると、夫が正社員・職員の場合、59.2%の人が専業主婦となっています。
出典:平成 27 年度 仕事と家庭の両立支援に関する実態把握のための 調査研究事業 報告書
6割の専業主婦にも、仕事を辞める理由はさまざまです。
- 通勤できない距離が拠点となる
- 相手から専業主婦(主夫)になってくれと言われた
- 仕事を家事を分担したい
- 仕事をしたくない
- 結婚を一つの区切りとしたい
社会全体で夫婦共働きを推進している風潮はあります。
今後もその流れは変わらないでしょう。
しかし、現実には59.2%の人が結婚をして専業主婦になっています。
結婚しても働き続ける女性の方が、少数派なのです。
2:「公務員を辞めるのはもったいない」と言う人は公務員ではない
「公務員を辞めるのはもったいない」と言う人は、公務員ではない人です。
私も公務員を退職しましたが、公務員から「公務員を辞めるのはもったいない」との言葉をもらうことはありませんでした。
公務員以外の職に就いている人からは、口を揃えて「公務員を辞めるなんてもったいない」と言われます。
- 給料は安定している
- 9時17時勤務
- リストラは無い
- 退職金は確実に貰える
① 公務員の給料は民間賃金を基準にしている
公務員の給料は、民間賃金を基準にしています。
景気が良ければ、公務員の給料も上がります。
しかし、景気が悪化すれば公務員の給料も下がります。
日本の景気は確実に悪化しますので、これ以上公務員の給料が伸びることは考えられません。
しかも、公務員の初任給は、民間企業よりも低く設定されています。
② 9時17時勤務ができる公務員はほんの一握りの職員のみ
9時17時勤務ができる公務員は、ほんの一握りの職員だけです。
出世と周囲の声を無視すれば、毎日定時に帰宅できます。
しかし、そんな強心臓な人はほとんどいません。
逆に、公務員であっても、長時間労働している職場は多くあります。
地方公務員は、長時間労働が前提です。
私が所属していた、税務署・国税局も長時間労働の部署はありました。
③ リストラが無い職場では能力の低い職員が残り続ける
リストラが無い職場では、能力の低い職員が残り続けます。
現状、公務員がリストラされることはありません。
極端に成績不良を除けば、ずっと公務員として働くことができます。
ただ、自分より働かない人が、自分の倍給料をもらっている状況に納得できるでしょうか。
私は納得できませんでした。
リストラが無いことは、年功序列がいつまでも続くことです。
定年制度が70歳、75歳と延長になるなら、いつまでも部下として働かなければなりません。
④ 公務員の退職金額は年々減少している
公務員の退職金額は、年々減少しています。
退職金は、勤務年数が影響するので、定年まで勤めた公務員が一番恩恵を受けます。
しかし、退職金も民間企業の退職金額を参考にしています。
民間企業が、定年制度を撤廃し、退職金制度を廃止したらどうでしょうか。
公務員の退職金も、確実に減少します。
10年後にゼロになることはありません。
ただ、あなたが、退職する年齢まで今の制度のままで存続は不可能です。
3:公務員を辞めても大丈夫な3つの理由
公務員を辞めても大丈夫な3つの理由があります。
- どこでも働き口はある
- 人間関係をリセットできる
- 公務員が転職できないのはウソ
① 働き口はどこにでもある
国会で外国人労働者の受入制度について審議するような状況下の今は、明らかに労働者不足が深刻化します。
そうなると必然的に求人募集は増える流れになりますよね。
仕事が無い時代には会社側は人を選ぶことができますが、労働者が少ない状況では会社はより良い条件を提示しなければ労働力を確保することができません。
となると、労働環境が悪化する可能性は低く、また転職する場合でも働き口が多いことは明白です。
公務員とまったく同じ職種は無いかもしれませんが、「また働きたいな」と思えばいつでも働くことができる環境は既に存在します。
だとするならば、再就職先が無いという不安を持つ必要はありません。
② 公務員が辛いと感じるのは人間関係
私が公務員として働いていた中で、公務員の給料が安いから辞めたとの話は一度も聞いたことはありませんでした。
また、忙しすぎるから新卒採用の職員が5割、7割と辞めたとの話も聞いたことがありません。
辞める理由は人間関係と仕事内容がほとんどです。
肉体的な苦痛よりも精神的な苦痛を元にした動機が多いため、少なくても退職することによって精神的な苦痛からは解放されます。
実際、私も公務員を退職し現在も悩みはありますが、また公務員に戻りたいとの気持ちは一切ありません。
それは、公務員時代に味わった苦痛を感じることが無いからです。
人生100年時代において、同じ職業に留まることは同じ苦痛を50年間受けることと同義です。
残念ながら、公務員の環境が急速に変化することはありませんので、現状の状態を長らく歩実することは確実です。
それであれば、公務員で働くことの苦痛から解放される選択肢を持つことは普通であり、無駄ではありません。
③ 公務員だから転職ができないのは100%ウソ
たまに「公務員の仕事で耐えられない人が民間で働くのは無理だ」との意見を目にしますが、100%違います。
まず、意見を言っている人は公務員ではありませんので、公務員の実態を知りません。
仮に元公務員だとしても今働いているのであればその人は転職に成功しているので自分の意見を自己否定することになります。
だからといって、公務員であれば直ぐに良い転職先が見つかるかことはありません。
公務員時代の直接的なスキルは民間企業では使うことは難しいです。
それでも、異業種に転職する人を考えれば同条件でありますのでマイナスにはなりません。
また、公務員の年功序列社会を苦に感じていた人であれば歩合制などはむしろ働く意欲となるためプラスに転じます。
転職の面接で「なぜ公務員を辞めたのか」を聞かれるかもしれません。
それならば、「公務員を辞めてでも御社で働きたかったです」と回答しましょう。
公務員を辞めるのをもったいないと思っている人ほどこの言葉は刺さりますので。
4:公務員を辞める時に知っておきたい3つのポイント
公務員を辞める時に知っておきたい、3つのポイントがあります。
- 二度と同じ職場に復帰できない
- 失業手当はない
- 自分の意志で退職しないと後悔する
① 公務員を退職したら同じ職場に復帰するのは不可能
公務員を退職したら、同じ職場に復帰するのは不可能です。
公務員を辞めるマイナス点として、同じ職場に復帰する道がありません。
民間企業であれば再採用もできます。
企業によっては、出戻りを歓迎することもあるかもしれません。
しかし、公務員の採用は、採用試験のみです。
採用試験には年齢条件がありますので、公務員に戻りたくても、戻れないことは覚悟する必要があります。
② 公務員の失業手当は実質無い
退職後失業扱いになった場合、申請すれば失業保険を貰うことができますが、公務員にはそれがありません。
(そもそも公務員には雇用保険制度自体が無いので)
退職金の金額が、失業保険相当の金額よりも少ない場合には、ハローワークに申請して差額分をもらうことができます。
しかし、公務員を数年以内で退職しない限り、失業手当が退職金を下回ることはありません。
こちらのサイトでは、簡易的な雇用保険の給付額の計算ができますので、今の給料を当てはめて参考にしてください。
③ 退職の決断は自分の意思でないと後悔する
退職の決断は、自分の意思でないと後悔します。
自分で決断した場合、失敗しても納得するができます。
しかし、結婚相手に言われるがまま公務員を退職したら確実に後悔します。
もちろん、自分が納得して辞める分には何も問題はありません。
ただ、少なくても、辞めた原因を自分以外に起因させてはいけません。
公務員を辞めた場合には過去に戻ることはできませんので、振り返るのは止める覚悟が必要です。
5:公務員を退職するのが不安なら転職サイトを見ると安心する
公務員を退職するのが不安なら、転職サイトを見ると安心します。
辞めて専業主婦(主夫)になったとしても、数年後に働く必要が出てくるかもしれません。
しかし、転職した場合の現実を確認するだけでも、不安は減少します。
① ミイダスで自分の市場価値を確認してみる
MIIDAS(ミイダス)は、簡単に自分の今の市場価値を知ることができます。- 年齢
- 学歴
- 資格
- 職歴
- その他
自分の具体的な数字を入れることで、自分専用の市場価値がわかります。
市場価値以外にも、ミイダスは、適性の職場を判断してくれるシステムがあります。
私がミイダスで診断した一部ですが、職歴とは関係なしで適正がわかるのがポイントです。
ミイダスの登録は無料です。
今の自分の価値を知ることが、不安を無くす最短距離です。
② 転職エージェントdodaに登録して天職アシストをしてもらう
転職エージェントdodaに登録して、天職アシストをしてもらいましょう。
転職エージェントで最初に思い浮かぶのは、dodaです。
大手の強みは、求人量がとくにかく多いこと。
dodaは10万件以上の求人から、転職先を選ぶことができます。
転職エージェントの魅力としては、個人単位で転職先をみつけてくれること。
世間的に公務員の印象はよくありません。
しかし、公務員のように、実績がある人材を欲している企業もあります。
そんな企業は、一般求人誌には、求人を出しません。
転職エージェントに登録をしてここに人材を確保しています。
公務員だから、転職できない時代ではありません。
公務員だからこそ、プラスの転職ができる時代です。
6:寿退社をしたいならマッチングアプリを使うのが合理的手段
公務員の職場が嫌で辞めたい気持ちはわかります。
寿退社をしたいなら、マッチングアプリを使いましょう。
マッチングアプリは、マイナスにイメージがあるかもしれません。
確かに、出会系サイトのアプリも存在するのも事実です。
しかし、メンタリストDaiGoが監修している、恋愛・婚活マッチングサービスwith(ウィズ)なら、安心して利用することができます。
私は3ヶ月間withを利用してましたが、サクラとマッチしたことは1度もありませんでした。
男性がサクラとマッチしないと、普通の男性も参加しやすくなります。
女性にとって、一般男性が登録して損はありません。
そもそも、マッチングアプリは、女性の方が恋愛を圧倒的に優位に運べるシステムです。
Facebookの連携してますので、なりすまの可能性は極端に低いです。
男の私が、出会いに失敗した話はコチラ⇓にありますので、こんな男には捕まらないでください!
ご参考になれば幸いです!