公務員を辞めても、人生が良くなることはありません。
事実として、公務員を辞めて後悔した人の話を耳にすることはあります。
公務員のメリットを捨てる覚悟ありますか。
- 安定した収入
- リストラされない安心感
- 社会的に確立された地位
- 将来設計が可能な仕事
私は公務員を退職し、これら全てを失った状態です。
現在フリーランスとして働いていますが、1年後にまともな収入があるかはわかりません。
公務員を辞める時には、二度と同じ公務員の職場に復帰できないことを理解しましょう。
民間企業なら、頭を下げれば可能性はゼロではありません。
しかし、公務員は一度退職すれば復帰することは不可能です。
「公務員の仕事が嫌だ」と、短絡的に辞めても未来が良くなることはありません。
辞める場合には、戦略を練ってから辞めるべきです。
公務員に留まるための手段として、3つの方法があります。
- 結婚で義務感を味方にする
- 辞めることがマイナスになると現実を受け止める
- 自分の辛い職場にいると周りに伝える
3つ内、一つでも達成すれば、公務員を辞める気持ちを抑えることができます。
気になりましたら、続きをご覧ください!
1:結婚することで公務員を辞められない環境を作る
結婚することは、家庭を持つことと同じです。
共働きだとしても、結婚前と同じように生活することはできません。
特に、遠距離での結婚だとどちらか一方の職を変えなければならないことも。
夫婦の職業が、公務員と民間企業だったら、どちらの職業を退職しますでしょうか。
民間企業ですよね。
自分が公務員なら、相手に仕事を変えてもらって、自分は引き続き働くことになります。
せっかく退職してもらったのにその後直ぐに公務員を辞めにくいですよね。
つまり、辞められない義務感が生まれるのです。
義務感は決して悪い事ではありません。
- 子ども為に頑張る
- 社会に貢献する
- 高齢者を支える
人は、他人のために働く時ほど、頑張れます。
独り暮らしをすると一日中ダラダラしてしまいますよね。
それは影響が自分にしかないからです。
もし、家族を持ったらどうでしょうか。
自分勝手に、1日中ダラダラできませんよね。
つまり、自分の意志を使わずして環境を利用して自分を動かすのです。
自分の意志が弱いと思うなら、自分の意志が必要ない環境を作りましょう。
それが、公務員を辞めない方法です。
2:今の自分のスペックを紙に書き出して現実を知ると辞められない
公務員を辞めて一番最悪なのは、転職先がもっと環境が悪い場合です。
職場環境が悪くなる原因は、5つあります。
- 自分に合わない職種を選択してしまう
- 転職先をよく調べないで就職する
- 転職に活かせるスキルを持っていない
- 仕事がやりたいことではない
- 今の職場から能力以上の給料が出ている
はっきり言いますと、自分に能力が無いと思っているなら、公務員のまま働くのがベストです。
公務員は、犯罪を犯さない限りクビになることはありません。
どんなにテキトーな仕事をしていても、公務員の仕事にノルマはありません。
なので、客観的に素行が悪いと判断することができないのです。
人生は自分のものです。自分が最も恩恵を受ける職場で働き続けるのは、賢い方法。
他人から非難される筋合いはありません!
ですので、公務員が自分に合っている職業かを理解しましょう。
自分の能力を確認したい場合、紙に自分のスペックを書いてみると、客観的に判断できます。
- 最終学歴
- 国家資格
- 民間資格
- 住んでいる場所
- 転職回数
- 年齢
そして、それらが活かせる職業を考えてみてください。
おそらく、自分が持っているスキルを活かせる職業はありません。
なぜなら、公務員は最も学歴も資格も必要ないのに、安定している職業だからです。
転職する場合には、新たにスキルを身に付ける必要があります。
それができない(嫌な)と思えば、公務員として働くのがベターな選択です。
3:同級生5人に公務員の仕事が辛いとハッキリ言えないなら公務員の仕事は楽だと自覚している
公務員に辛い仕事はあります。残業100時間の市役所職員も珍しい話ではありません。
ですが、自分の職場が忙しいかは別問題です。自分が楽なら他の公務員の現状は関係ありませんので。
もし、自分の働いている職場が辛いと感じた場合、自分の辛い気持ちを民間企業で働いている5人の友人に話してみてください。
むしろ、自分の仕事が大変だと5人の友人に話せるか考えてみましょう。
公務員として働いていると、社会の批判的な目には敏感です。
事実、民間企業で公務員よりも楽で給料が良くて安定している会社はほとんど存在しませんので。
それも現実です。
公務員を辞めたら、そんな民間企業の世界に飛び込まなくてはいけません。
その覚悟はありますのでしょうか。
覚悟も決まっていないのに飛び込むのは、勇気ではなく無謀です。
飛び込むなら、しっかりとした調べをすることが大事となります。
自分の職場が大変だと友人に話せない場合、心のどこかで、公務員の仕事は楽だと思っている自分がいるはずです。
周囲に大変だと伝えられるなら、転職する選択肢もあります。
しかし、伝えることに負い目を感じるなら、留まることも選択です。
4:公務員を辞めたい気持ちが収まらないなら直ぐに辞めるべき
- 結婚
- 自分の能力
- 公務員が置かれている地位
この3点が公務員を辞めないための方法です。
どれかに該当している場合、公務員に留まることができます。
しかし、それでも辞めたい気持ちがあるなら、直ぐに辞めることを視野に入れましょう。
なぜなら、辞めること自体が頭の中で最優先になっていますので。
私は公務員(税務署職員)を退職しました。
経験上理解できるのですが、辞めたいと考える時間ほど無駄な時間はありません。
時間消費しますし、エネルギー使います。
頭の中のモヤモヤを消すためには、1度転職サイトに登録してみましょう。
しかし、自分の能力を活用したいなら、転職サイトで探すよりも、転職エージェント登録するのが良いです。
マイナビエージェントは、どんな職種の転職にも対応しています。
確かに、公務員から転職することを考えると、マイナスイメージを持っています。
また、転職サイトに登録するのは不安ですよね。
- 転職サイトに登録すると、転職しないといけない感じになる
- 自分の働きたくない職種を紹介される
- 自分の現実を見せつけられてしまう
しかし、そんなマイナス面を打破するためにも、あえて転職エージェントに登録した方がメリットがあります。
転職エージェントは個々に能力を判断し、転職先を紹介してくれるシステムです。
- 自分の市場価値が分かる
- 転職のプロによるアドバイス
- 非公開求人独占求人の紹介
- 転職成功のノウハウを伝授
- 転職活動をトータルサポート
世間的な「公務員は使えないイメージ」は、あくまでもイメージです。
公務員ほど幅広い年代と対応している職業はありません。民間企業からみれば公務員を辞めてでも転職する意思は、プラスにみてくれる企業もあります。
転職エージェントに登録しただけでは、何も違反にはなりませんし、登録しても良い転職先が無ければ、無理に転職する必要はありません。
実際、複数の転職サイトに登録して転職活動をする人は多いですので。
もう、「辞めたい」と考えるのは止めませんか。
公務員として働き続けるなら、公務員の仕事に集中した方が人生が豊かになります。
結婚などを理由に、公務員を辞めない決断をして働いて幸せな人もたくさんいます。
しかし、公務員の職業が合わないなら公務員でいる限り、不満は残り続けます。
仕事を辞めるか辞めないかは、あなた次第です。
公務員を辞めるのが正解ではありません。
それでも、人生を選択できるのもあなた次第ですので!
ご参考になれば幸いです!