人生お金だけではありません。
公務員から転職する理由は、人間関係と仕事内容です。
公務員の給料が不満で会社員に転職しても、年収が大きく変わることはありません。
せいぜい500万円が800万円になるだけです。仕事が激務になるのを引き換えに。
しかし、給料は増えなくても公務員を辞める人はいます。
公務員を辞める人は、公務員の仕事が合わないタイプ人だからです。
その理由について、ご説明します。
1:公務員の仕事内容の大部分は事務作業をする
公務員の仕事内容の大部分は、事務作業です。
警察官や税務署などの特殊な仕事でも、毎日事務作業をしています。
公務員は成果を二の次で考えます。一方で、事務手続きの不備は一番指摘される行為です。
税務調査で100の能力があっても、事務処理能力が10であれば評価されません。
営業マンであれば、営業成績が良ければ評価されます。しかし、税務署では事務処理を遵守することが評価されます。
大切なのは、上司の指示通りに仕事をするかどうか。
価値のない事務処理に、価値を求めるのは難しいです。
2:事務作業が嫌いな人は公務員に向いていない
事務作業が嫌いな人は、公務員に向いていません。
公務員の仕事のメインは、事務作業です。
事務作業といっても、効率化するわけではありません。
公務員にとって大事なのは、公務員独自のルールを守ること。
事務の効率は、二の次です。
また、上司が違えば指摘する内容が違います。
事務作業も未だに、アナログ。
税務署と外部との連絡は郵便がが前提であり、最速はFAXです。
メールを使うことはできません。
職場内はメールできますが、上司にメールを送信したことを口頭で伝えなければ、怒られます。
ハッキリ言えば、無駄な作業です。しかし、それも公務員であれば守る必要があります。
3:お金が欲しくて公務員から転職する人はいない
お金が欲しくて、公務員から転職する人はいません。
若手時代の公務員は給料が高いとはいえません。
それでも転職する理由は、お金がメインではないのです。
Twitterでフリーランスとして活動されている人を見かけます。ですが、全員がお金ではなく、公務員の仕事内容に不満を持っていた人です。
安定した給料が欲しいのなら、公務員のまま仕事をしてください。
しかし、公務員の安定性を引き換えに、自分のやりたくない仕事を週5日しなければなりません。
公務員は仕事をしなくても、給料をもらっている人は事実としています。
年齢が10歳違えば、その人より給料が多くなることは50歳になるまではありません。
自分だけの給料をみて、満足できるなら公務員として仕事はできます。
仕事の価値や自分のやりがいを求めるのなら、公務員に答えはありません。
4:転職が正解ではないが転職の選択肢も本気で考えるべき
転職が正解ではありません。しかし、転職の選択肢も本気で考えるべきです。
私は、絶対転職したほうがいいとは言いません。
公務員として働く方が、人生が豊かになる人はいますし、公務員にしかできない仕事も存在します。
しかし、今働いていることに悩んでいるのであれば、転職することが選択肢となるのは間違いありません。
なぜなら、悩んでいるだけで解決できる問題は、存在しませんので。
転職に踏み切れない人は、行動することに恐怖感を覚えています。
心の中では、転職サイトを見てしまうと、今の自分のリアルを知ってしまうからです。
頭の中だけで想像すれば、理想だけが思い浮かびます。
転職サイトを見なければ、「自分には公務員以上に楽で給料が高い職があるはず」との希望を持ち続けられます
しかし、転職サイトをチェックすると、公務員よりも給料が低い転職先しかない現実が待ち受けています。
転職する選択をするのは正直怖いのですが、転職することを怖がっていたら何も始まりません。
儚い希望を持つこともいいですが、悩んでいる今よりも、良い生活をしたいなら本気で転職を考えるべきです。
行動しない限り、悩みが解消されることはありませんので。
5:転職する時にチェックすべき5つのサイト
転職する時に、チェックすべき5つのサイトがあります。
- 超性格分析
- VIAテスト
- ミイダス
- doda
⑴ 自分の性格を知るための『超性格分析』
自分の性格を知るためには、『超性格分析』をしましょう。
超性格分析は、科学的に最も根拠があるビッグファイブに基づき診断してれます。
- メンタル
- 勤勉性
- 社交性
- チャレンジ力
- 協調性
ポイントは、性格には良し悪しが無いことです。
(メンタルが)神経質な性格は、細かい差に気が付く特徴があります。
社交的ではなく、内向的な性格は、一つの物事に集中できる体質です。
他人が嫌う仕事でも、自分の性格に合う仕事の可能性はあります。
まずは、『超性格分析』で自分の性格を把握しましょう!
⑵ 自分の長所を知るための『VIAテスト』
自分の長所を知るなら『VIAテスト』がオススメです。
VIAテストでは、120問のテストを受けることで、24の資質から自分の長所を知ることができます。
※リンク先の左上で日本語変換できます。
上位互換のサイトでは、『ストレングスファインダー』があります。
ストレングスファインダーの場合34の資質から、上位5つを公開してくれます。
(すべての資質を知るには有料)
私は、VIAテストもストレングスファインダーの両方のテストを受けましたが、似た結果が出ました。
矢駒の主な強み
- 誠実さ、正直(Honesty)
- 思考深さ、慎重(Prudence)
- 親切心、親切(Kindness)
まずは、無料のVIAテストで試してみてください!
⑶ 自分の職業適性を知る『ミイダス』
自分の職業適性を知るなら『ミイダス』が無料で便利です。
職業適性をテストは、自分に合った職業を探すことができます。
また、ミイダスでは、無料で市場価値診断もしてくれます。
転職を悩んでいる時には、とりあえず第一歩踏み出すのがポイントです。
転職する・転職しないではなく、今の自分の状況把握することが納得するためには必要になります。
⑷ 公務員の経験を活かして転職するなら転職エージェント『doda』を利用すべき
公務員の経験を活かして転職するなら、エージェントサイト『doda』を利用するべきです。
正直申し上げれば、公務員の条件を活かせる転職先は、少ないです。
しかし、『公務員』を評価している企業も存在します。
公務員の職種は、誰もが知っています。
名前が認知されていない会社員と、公務員では、どちらが信頼度があるでしょうか。
それほど、公務員のインパクトは大きいです。
転職エージェントは、一般求人サイトなら、評価されない部分でも、ピンポイントで転職企業をマッチングしてくれます。
キャリアアップとして転職の選択肢を選択するなら、転職エージェント『doda』を利用すべきです。
⑸ やりたいことが無いならプログラミングを学ぼう
やりたいことが無いなら、プログラミングを学ぶのも選択肢です。
プログラマーの仕事が、合う合わないは人それぞれです。
プログラミングが、好きになれない人もいます。
しかし、プログラマーは、数少ない今後発展が期待できる業界です。
プログラマー自体は不足しており、専門知識が必要な分、プログラミング技術があれば重宝される業界です。
試してもいない仕事の好き嫌いは誰も判断できませんでし、むしろやる前は嫌いだと思った仕事でも、試した後は好きになっている場合もあります。
自分の趣味を趣味にする前から好きだった人はいますでしょうか。
とりあえず、やってみたから好きになり、趣味になっています。
プログラミングもその一つであり、プログラミングスクールに通うのも選択肢です。
プログラミングスクールをガッツリ比較したい場合には、こちらをご参考ください。
他サイトの記事ですが、数あるプログラミングスクールを11個に絞り、ランキング形式で紹介しております。
6:公務員を辞めても生きる道はある
公務員を辞めても、生きる道はあります。
私は公務員を辞めてから半年以上収入がありませんでした。しかし、普通に生活しています。
公務員時代用も節制しているので、物足りないところは正直あります。
しかし、公務員として働いていたことを思い出しても、公務員に戻りたいと思いません。
公務員の仕事は私には合いませんでした。
公務員を40年間続ける自身がありませんでした。
公務員の職場環境が大幅に変わることはありません。
安定面ではプラスになりますが、今の働き方に不満を持っていても、公務員の職場環境が改善する期待はできません。
お金以外に公務員の価値を見出せないなら、別の道に進むことも検討する価値はあります。
検討した結果、納得して公務員として働ければ、それもまた良しです!
ご参考になれば幸いです!