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どの職業が楽!?ブロガー・ライター・公務員を体験した上での比較!

比較
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私は、公務員として12年働いた後、現在はブログを書きつつ、ライター業で生計を立てています。

公務員(会社員)は退職しましたが、公務員の待遇は良かった面もありますので、公務員としての働き方を否定する気は全くありません。

一方で公務員を退職して1年半経過しますが、退職したことに後悔はありませんし、充実している部分も多いです。

なので、職業から見る、ブロガー・ライター・公務員(会社員)を私自身の経験も踏まえてご紹介します。

お品書き

1:周りに左右されないで仕事をしたいならブロガー

数年前から新しい働き方として認知されてきているのがブロガーですが、まだまだ人気のある業種です。

バブルのような絶頂期は過ぎましたが、最小限の設備で初心者でも稼げる仕事としてはかなり優秀な部類に入ります。

また、ブロガーとして成功している人の中には、法人を設立させて活動されている人もいて、ヒトデさんは会社員時代の副業から法人設立までをしたトップブロガーです。

ヒトデさんの『今日は社畜祭りだぞ!』に寄稿したぞ!!

そんなブロガーの魅力といえば、自分一人で仕事ができること。

なので、上司のご機嫌を伺う必要は一切ありません。

 メリット1:成果に応じて収入が増加する

ブログはサイトに掲載する広告から収入を得ますので、サイトの閲覧数が多ければその分収入も増えます。

頑張った分だけ収入に反映されるのは会社員と違うところで、実力があれば毎月1千万円単位で稼ぐブロガーもいます。

また、ブロガーは基本的に一人でサイト運営が可能ですので、サイトの売上は全て自分の手元に入ってきます。

そのため、パソコン一つで会社員の給料を超えることも夢ではありません。

 メリット2:どの場所でも仕事ができる

ブログのサイト運営はパソコン1台あれば可能です。

スマホだけサイト運営をするのは厳しいですが、それでも他の自営業と比べれば圧倒的に身軽に仕事ができます。

また、ネット環境があればどこでも仕事ができますので、自宅はもちろんのこと、カフェやコワーキングスペースなど自分の作業しやすい場所で、時間関係なく仕事ができるのもポイント。

私の場合には、自宅とコワーキングスペースでブログを書いています。

穴場スポット!佐倉市が運営するコワーキングスペースは利用しやすい!

ちなみに、自宅だと誘惑が多いので、割り切るなら作業場を用意した方がラクです。

 メリット3:人間関係と通勤がとにかく楽

ブログを運営する中での作業は、ほぼすべてネット上で完結します。

広告主とのやり取りに関してもメールで済ませることがほとんどですので、人と会う必要がありません。

また、会社員や公務員を辞める理由で多い人間関係についての煩わしさもブロガーにはないので、人間関係で苦労した人は一度一人で作業できる仕事をやってみるのも選択肢です。

実際、私は公務員を辞めた後に最初に始めた仕事がブログでした。

通勤がないので、ブロガーになってからはアラームをセットしなくなったのは精神的に大きかったです。

 デメリット1:Googleのアップデートにさゆうされるので収入が不安定

ブログで収益を出すためには、とにかくブログを読んでもらうしかありません。

ブログを読んでもらうには3つの方法を使って呼び込みをします。

  1. キーワード検索結果からの閲覧
  2. SNSからの閲覧
  3. リピーター

有名人や人気ブロガーの場合には、読者がついていますので、ブックマークなどから定期的にサイトに訪問する人もいます。

また、Twitterやインスタグラム、YouTubeでブログを見つける人も多くなっていますので、SNSの活用もブログには欠かすことのできないツールです。

ただ、それでもブログ運営で一番重要になるのが、キーワード検索からの閲覧

例えば、面白いマンガを探したい場合には、「まんが オススメ」みたいな形で検索しますよね。

そして、検索結果で表示された知らないサイトの情報を見ることがありますが、これがブログのサイトを見てもらう方法です。

検索結果についてはGoogleがアルゴリズムなどを用いて順位をつけているのですが、3か月に1回程度アルゴリズムのアップデートをします。

そのアップデートが曲者で、昨日まで検索1位だったサイトが突然表示されなくなることもあるのです。

1日10アクセス程度がゼロになっても影響はありませんが、月100万アクセスが次の日に1万アクセスまで下がることは、ブログの世界では普通に発生している話。

それくらい不安定なのがブログで稼ぐことです。

 デメリット2:仕事をしても収入がゼロ円の場合が多い

ライターや会社員の場合、仕事をした分だけすぐに収入がもらえます。

そのため、「がんばれば生活できるお金を稼げる」との仕組みは、精神的な安定が担保されるのでかなり重要です。

一方、ブログを新規で立ち上げた場合、最低でも1か月はほとんどアクセスはありません。

人気ブロガーなどの場合には、SNSからの流入も期待できますが、新規参入者については、数か月間は収入ゼロを覚悟した方がいいです。

また、どんなに頑張って毎日ブログを更新しても、かならず収入が発生するわけではありません。

私も200日以上ブログを毎日更新しましたが、1度も月10万円以上稼ぐことはできませんでした。

 デメリット3:人間関係が希薄になる

会社員の場合、良くも悪くも職場で人間関係が形成されますが、ブロガーは自ら行動しない限り、人間関係が断たれます。

独りぼっちがいいと言っている人はネットを中心に多いですが、流石に数か月、数年間と長い期間を誰とも話さないのは苦痛です。

また、情報共有ができないと情報が偏ってしまうので、ネットを知らない高齢者のようなに現実世界を知らないネット界隈の人になる可能性も。

なので、ある程度のブロガーになると意識的に他のブロガーとの交友をしたり、交流会に積極的に参加してますが、それくらいしないと人間関係を維持できないのがブロガーなのです。

2:自分の実力を収入に反映させるならライター

2019年の私のメインの収入はライターでの稼ぎでした。

私はブログ以外でほとんど記事作成の経験はありませんでしたが、ライター1年目から生活できる程度の収入は得ることができました。

 メリット1:仕事に応じた収入が得らえる

ライター業の一番いい部分は、働いた仕事の成果に応じて収入が得られることです。

会社員や公務員の不満の一つに、働いた対価としての賃金がありました。

特に公務員の場合には、全然働いていないオッサンが私の1.5倍~2倍の給料を貰っていたいのには一種の理不尽さを感じていましたので、

また、年功序列社会であれば「将来は楽して高収入」の可能性もありましたが、20年30年後に年功序列制度が維持できているとは考えにくいですので、今の時点から実力社会で活動するのも悪くない選択です。

 メリット2:会社員よりも流動的に仕事ができる

ライターの仕事には、主に2種類あります。

  • 自宅で記事作成
  • 取材をしての記事作成

自宅で記事作成の場合はネット上で完結しますので、自宅にいながらライターの仕事ができます。

専業主婦や子ども小さい人にライターが薦められるのは、自宅で仕事ができることが要因でもあります。

一方、取材をするライターの場合には色んな場所に出張できるので、アクティブな人に向いています。

私は取材を行っていませんが、取材して記事を作成する喜びもライター特有のもので、自分の趣味を記事として作成し、仕事にできるのもライターの魅力です。

 メリット3:多様なジャンルに接することができる

ライター昔からありましたが、ネットが発達してからWEBライターのニースが急激に増加しました。

紙媒体のライターとWEBライターの大きな違いはありませんが、WEBライターはツテがなくても始められるのがポイントです。

また、ネットが普及した影響で、記事作成ができる媒体も増えたのもライター業を後押しすることに。

特に、紙媒体だと経営できなかったニッチなジャンルでも、ネットのサイトなら収益化できるようになりましたで、自分の好きなジャンルだけをひたすら書くこともできます。

 デメリット1:ライターの実力に伴った収入しか得られない

自宅にいながら高収入は夢のような職業ですが、ライターは実力社会です。

そのため、実力が身に付かないと数年間ライターとして働いている人でも、アルバイト程度の収入しかない人もいます。

また、働かないと収入が得られないので、テキトーに仕事をすることができません。

そのため、会社員のように「今日は面倒だから手を抜こう」なんてことはできませんし、そんな人が高収入を得ることはできない業界です。

 デメリット2:案件獲得のための営業が必要

ライターとして活動する場合、最初の頃は自分で仕事を獲得しなければなりません。

そのため、ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングに登録して、ライターを募集しているクライアントに積極的にアプローチする必要があります。

ただ、クライアントにアプローチする場合、高単価の募集に関しては他のライターも積極的に応募しますので、実力と実績が伴っていないと中々採用されません。

また、専門的な知識がないと記事作成の報酬がアップしませんので、ライターでお金を稼ぎつつ専門知識を身に付けることも必要となります。

 デメリット3:納期があるので体調管理は必須項目

ライターは自由に仕事量を調整できますが、クライアントがいますので記事の納期は必ず存在します。

もちろん二日酔いや体調不良は言い訳にできませんので、納期が遅れれば契約が打ち切られることもあります。

そのため、自宅で作業できるライターであっても普段からの体調管理は大切で、実は会社員よりも定期的に運動や筋トレなどで身体を動かしている人が多いのがライターという職業です。

3:一度自営業にならないとメリットが感じられない公務員(会社員)

私は税務署職員として12年以上働いていましたが、公務員を辞めた後に感じたメリットたくさんありました。

また、現在は自営業として働いていますが、将来的に会社員になる選択肢も心の中には常に残しています。

それくらい、公務員や会社員は魅力的な職業です。

 メリット1:毎月確実な収入が得られるのは絶対的正義

フリーランスとして働いている人が一番辛いのが、毎月の収入が安定しないこと。

正直、毎月確実に給料がもらえるという理由だけで、フリーランスから会社員・公務員に戻る人も少なくありません。

なぜなら、1月先の収入の見通しが立たないことは、それくらい精神的に不安定になるからです。

会社員としての働き方を非難する人は、将来に対する不安を感じない人や他に担保する能力がある人です。

なので、私は口が裂けても軽々しく「公務員(会社員)を辞めれば」と断言はできません。

 メリット2:仕事で手を抜いても収入に影響はない

公務員や会社員の場合、一日中集中して作業している人は案外少ないです。

1日の中で本気で集中している時間はせいぜい数時間程度で、それ以外の時間は他の事を考えながら仕事ができるのが公務員や会社員です。

一方、ライターの場合には集中力がないと記事が書けませんし、集中力が下がった時に作成した記事の内容は質が落ちます。

質が落ちればクライアントから契約を打ち切られる可能性もあるので、テキトーに仕事ができることも公務員・会社員のメリットといえます。

 メリット3:自動的に人間関係を構築できる

人間関係を維持するのは面倒ですが、逆に自主的に人間関係を構築するのはかなり難しいです。

実は社会に出るまでに自主的にコミュニティを形成した人はほとんどいません。

学生時代は同じ学校の内のグループで人間関係を形成していましたし、会社員であっても社内で勝手に構築することが可能です。

そのため、いざフリーランスになって疎外感に悩まされても、自分で行動できない人はずっと独りまま生活せざる負えない状況が生まれます。

定年退職した人は一気に老け込むといわれますが、打ち込む趣味や遊ぶ友人もいないために思考が停止した状態が続くのも原因の一つですので。

 デメリット1:人間関係がとにかく面倒

人間関係を自動形成できるのはメリットですが、望まない人との人間関係も構築されてしまうのが公務員や会社員のマイナスポイント。

上司や同僚に気が合わない人がいるとそれだけで不快になりますし、常にストレスがかかった状態で仕事をしなければなりません。

それと同時に人間関係を自由に選択できないのも悩みどころ。

転勤がない会社なら退職するまでは同じ空間が維持されてしまうので、人間関係を変えたいなら辞める以外に選択肢がないケースもあります。

 デメリット2:仕事の成果と収入が伴わない

公務員や会社員は安定した給料がもらえる一方で、自分が頑張りや成果に対しての報酬(給与)が正当とは限りません。

セールスマンの場合は成果に応じた一定の報酬を取得できますが、個人事業主であれば全ての報酬を自分も手元に入れることが可能です。

そのため、労働力に伴っていない賃金の場合には転職や起業することも選択肢となりますが、同時にそれは安定を捨てることにも繋がります。

なので、収入の上限を犠牲にして安定をとるか、安定を捨てて実力世界に飛び込むかは自分自身の適性が問われる瞬間です。

 デメリット3:通勤や倒産リスクがある

都心に勤務する人は通勤に1時間以上かかることは普通ですし、場合によっては2時間近くかけて通勤している人もいます。

私が在籍していた税務署は、数年に1度転勤があり、通勤時間が2時間以上かかる場所に飛ばされることも珍しくありません。

通勤時間が2時間あれば、1日4時間も移動のために時間を無駄にする計算です。

通勤時間にも給料が支給されればいいですが、当然通勤時間は無給(通勤手当のみ)。

そのため、長距離通勤をしている人は毎日会社のためにサービス残業しているのとあまり変わりありません。

4:職業としてのブロガー・ライター・公務員の比較

ブロガー・ライター・公務員(会社員)には良し悪しがあり、どの業種が正解なのかは断言できません。

ただ、自分の譲れないポイントに重点を置いて判断することは可能です。

<ブロガー・ライター・公務員(会社員)の比較>

ブロガーライター公務員(会社員)
収入の安定性
収入の最大値
将来性
人間関係の面倒さ◎(面倒ではない)
寂しさ◎(寂しくない)
オススメポイント自分のペースで仕事ができるある程度仕事の量を調整できる確実で安定した収入が毎月得られる
注意点労働に対する収益が伴わない可能性がある手を抜いて仕事をすることができない人間関係と通勤が煩わしい

 

5:複数の仕事+投資運用することが生活を安定させる

10年後の社会もどうなるかはわかりませんので、ブロガー・ライター・公務員のどの業種生き残るかは検討がつきません。

ただ、これら3種類のジャンルが全て無くなることは考えにくいですので、それぞれを掛け持ちしてリスク分散することは可能です。

もし、ブロガー・ライター・会社員を兼任できたらどうでしょうか。

仮に突然ブログの収益がゼロになっても、ライターの仕事を増やして収入を維持することは可能です。

また、会社が万が一倒産しても、会社員として割いていた労働時間をブログとライターに充てることでカバーすることもできます。

なので、私は3種類の職業を兼任できる環境を整えることが、一番のリスク管理だと考えます。

そして、長期的に考えるのなら、現在保有している資産自体を増やすことも選択肢となります。

短期的ではなく、20年30年後のために積立投資を行えば、将来の不安も軽減されます。

ポートフォリオ

現状は公務員はまだ副業が認められていませんし、会社員も拘束時間が長いので副業をする暇が少ないケースも多いです。

それでも今から少しずつ準備や知識を入れておくことで、どのタイミングでも動けるようにしておくことが一番のリスク管理となります。

 

ご参考になれば幸いです!