知識と行動力を得るためには、自己投資が必要です。
普段の仕事でも学んでいることは多いです。
しかし、30歳で20代を振り返った時、「自分は何をやってきたのだろうか」と不安になります。
人は直ぐに成長できません。特に大人になってからは、自分自身の成長を感じられなくなります。
自己投資は、知識や経験の積み重ねです。
積み重ねた分だけ高い所に手が届きます。
一気に積み重ねようとしても、上手くはいきません。途中で息切れします。
息切れしてしまうことが、悩みに繋がります。
悩みの解消には、知識と行動力が必要です。
知識が無いと、不安の原因がわかりません。
行動しないと、不安の解消ができません。
そのために、なぜ自己投資が必要なのか、ご説明します。
1:自己投資は複利なので、リターンが大きい
自己投資は複利です。積み重ねた分だけリターンがあります。
複利とは、利子を含めて運用することです。
1万円を利子が5%で運用したら、100円の利息が付きます。
もし、利息の500円も一緒に運用したら、11,025円になります。
10,500円+(10,000円+500円)×1%=11,025円
10,000円を10回5%の利息が付けば、15,000円です。
しかし、利息も含めて10回繰り返すと、16,288円になります。
同じ10,000円で5%の利息で運用しても、利息分を運用すると、1,288円多くお金を得ることができます。
知識も、複利と同じです。
勉強した蓄積を運用すると、知識が更に蓄積されます。
同じことの繰り返しだと、成長は鈍いですが、成長分も含めて勉強すると10年後には明らかな差が生まれるのです。
2:物への自己投資は本当の価値を知るために必要
物への自己投資は本当の価値を知るために必要です。
高価な物を買う必要はありません。
自分の身に付く道具を購入することで、知識を蓄えることができます。
⑴ 本は最も効率がいい自己投資方法
本は最も効率がいい自己投資方法です。
本のコスパは相当高いです。
実は、1000円程度の金額で、まとまった知識を得ることができるのは、書籍だけかもしれませんです。
本を出版するには、出版社が売れると判断し、編集して世に出回ります。
出版社もデタラメな本を売ることはできませんので、一定の信頼感はあります。
ネットを使えば無料で情報は溢れています。
ですが、ネットの情報は真偽がわかりませんので、誤った知識を得てしまう可能性もあります。
真偽を確かめる時間も必要ですので、自分の知識が乏しいときは本から知識を得るのが正しい知識を身に付けられます。
⑵ 通勤時に使用する自転車やヘッドホンに自己投資して価値を知る
通勤時に使用する自転車やヘッドホンにも自己投資です。
自転車は乗れれば同じですが、毎日乗るからこそ、投資した分を回収できるのです。
自転車往復で20分だとすると、300日で6000分です。
5年間使用すれば、3万分なので、3万円の自転車を購入しても1分1円で乗れる計算になります。
ヘッドホンも同じです。
1000円のヘッドホンと、1万円のヘッドホンは、誰が聴いても音質の違いは理解できます。
値段は10倍違います。ですが、ヘッドホンを毎年変えることはありませんよね。
毎日2時間使用すれば、年間で730時間。5年で3650時間です。
3万円のヘッドホンを買っても1時間10円未満で使用できます。
3,000円のヘッドホンを毎年買い換えたら5年間で15,000円です。
5年間使うことを想定すれば、2倍の金額で10倍の音質を手に入れることができるのです。
⑶ 仕事で使う事務用品ほどお金をかけないともったいない
仕事で使う事務用品ほど、お金をかけないともったいないです。
私服を着るのは週に1度です。ですが、ボールペンは毎日何時間も使います。
アウターは数万円しますが、どんなに多くても着用する機会は100回です。
しかし、1,000円のボールペンなら、1日2時間300日間使うことになります。
洋服とボールペンどちらかに投資するなら、どちらの方がコスパがいいでしょうか。
ボールペンですよね。
100円のボールペンと1,000円のボールペンは書き心地が全く違います。
たった1,000円でボールペンの利便性が向上し、仕事のやる気が上がるなら、これほどコスパのいい道具はありません!
3:場所への自己投資はアイデアと集中力を得るとの同じ
場所への自己投資は、アイデアと集中力を得るのと同じ効果があります。
勉強するにしても、騒音の中で勉強はできませんよね。
集中できる環境を得ることで、学習効率が上がります。
学習効率が上がれば、短時間で知識を得ることができます。
その繰り返しをするためにも、場所の確保が重要です。
⑴ 自宅に書斎を持つのが最も合理的
自宅に書斎を持つのが最も合理的です。
自宅なら毎日使いますし、わざわざ家を出る必要がありません。
作業をする際には、視界に物が入るだけで集中力が落ちます。
試験勉強の時に、マンガを読んだ経験はありませんか。
マンガは興味をそそります。マンガが視界に入るとつい読みたくなってしまいます。
マンガを読まなかった場合でも、マンガを我慢するために意志力を消費してしまいます。
しかし、何もモノがない部屋で勉強するなら、そんな心配はありません。
その場所にマンガが無ければ、マンガを読む気になりません。
図書室で勉強できたのは、図書室では勉強以外にやることが無かったからです。
仕事をしている人は、自宅へ帰る時点で、集中力が擦り減っています。
少ない集中力を使うには、全てを注げる場所が必要です。
⑵ 落ち着く場所としてサードスペースを活用しよう
落ち着く場所として、サードスペースを活用しましょう。
サードスペースとは、自宅と職場以外の居場所です。
サードスペース、仕事がメインの職場でも、プライベートがメインの自宅とも違います。
仕事とプライベートが無い環境だからこそ、自分を客観的に見つめ直すことができる場所です。
特にカフェは、アイデアを生み出すに適した環境。
自宅で考えるのではなく、少しだけお金をかけて場所を変えることも大切です。
⑶ 仕事をする場所に特化したコワーキングスペース
仕事をするのに特化したコワーキングスペースは、仕事がはかどります。
カフェは色んな人がいますが、コワーキングスペースは勉強など集中するために存在します。
カフェはアイデアを生み出す環境としては適していますが、集中する場所としては適していません。
コアワーキングスペースは、作業に特化したスペースであり、他人もいるのでだらけれしまう心配もありません。
まだ、場所が少ないのが難点ですが、フリーランスとして働く場合には探して損はない場所です。
4:体験は行動力を身に付けるために必要な投資
体験は、行動力を身に付けるためには必要な投資です。
モノへの投資はモノだけで終わってしまいますが、体験への投資は次への体験へと繋がります。
⑴ 出不精な人ほど旅行に行くことで行動力を身に付ける
出不精な人ほど旅行に行って、行動力を身に付けましょう。
旅行はお金がかかります。正直、面倒です。
しかし、自分で計画をした旅行は、必ず印象に残ります。
ツアーの旅行は、2,3週間で幸福感が無くなります。
しかし、自分で計画した旅行は11週間も幸福感が続く研究結果が!
旅行は一つの行動です。
出不精の人がを外出するだけでも、一つ行動が実行されます。
行動した経験が、有ると無いでは雲泥の差です。
出不精な自覚があれば、意識的に行動しましょう。
⑵ オフ会への参加は共通点がある分だけ行動しやすい
オフ会への参加は、共通点がある分だけ行動しやすいです。
社会に出ても、知り合いを作る機会はほとんどありません。
社会に出ても、会社の組織内で人脈は固まってしまいます。
人脈と行動力を得るためには、オフ会に参加するのが一番の近道です。
趣味のオフ会は、同じ趣味を持っている共通点があります。
参加する恐怖もあります。
しかし、趣味が一緒である共通点はあれば、数時間だけなら会話が途切れることはありません。
深い趣味になるほど、周りに共感できる人が少ないです。
共感してもらえることが、他社に貢献したい気持ちになり、行動する気持ちへと繋がっていきます。
5:知識と行動力が無いといつまでも不安の中で過ごすことになる
知識と行動力が無いと、いつまでも不安の中で過ごすことになります。
知識が身に付いていなと、行動する手段がわかりません。
行動しないと、その場所から離れることもできません。
しかし、知識を得れば、自分の不安を除く手段が見つかり、不安を除く行動ができれば、不安は無くなります。
失敗した行動も知識です。失敗から学べば経験となります。
つまり、行動しない選択肢はありません。
行動することが、一番の価値があることです。
知識と行動のどちらでもいいので、試しましょう。
実行しないと、前には進めませんので。
ご参考になれば幸いです!