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6年目もフリーライターとして生活を続けられた1年【2024年振り返り】

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2023年はフリーライターとして初めて大きな壁にぶち当たった1年でしたが、2024年は少しだけ盛り返し、何とか生活できる程度の収入を稼げぐことはできました。

そんな順風満帆とは言い難かった2024年の振り返りと、ライター業界の現状についてお話したいと思います。

1:ライターとしての収入は全盛期の半分以下に

年末時点で感覚的なものですが、私の2024年のフリーライターとしての収入は、全盛期の半分以下になる見込みです。

全盛期の収入も公務員時代を少し超えた程度なので、おおよそ社会人1年目の年収ぐらいなのかなと思っています。

元々お金を使う人間ではないので金額的に生活できなくなるほどではありませんし、2023年が大幅に収入が減少したので、少し盛り返せたのが嬉しかったくらいです。

2025年がどのような年になるかは不透明ですが、現時点では引き続きライターとして活動することができるのが嬉しい限りです。

2:2024年のライターとしての収入が増えた要因

2023年よりも収入が増えたのは、単純に執筆を依頼してくださる方が増えたからです。

私はクラウドサービスはランサーズを使用していますので、新規でそちらから依頼してくださったクライアントもいましたし、ブログを経由して依頼してくださった方もいました。

ブログ自体は更新頻度も低く、アクセス数も最盛期に比べると数十分の一以下になってしまいましたが、そのような状況下でも仕事をいただける窓口として活用できたのは、ブロガーとして少しの時間歩んでいた特典なのかなと思っています。

3:ライター業界のバブルは弾けた

2020年に感染症が蔓延した影響で、在宅で仕事ができるライター業が注目されました。

外注の依頼が増えることはライターの仕事が増える反面、ライターとして活動を開始する人が増加した分だけライバルも多くなるので、仕事が減った人もいるかもしれません。

新規参入者が増えれば、ライター全体の能力は下がってしまい、一時的にライターの評判が悪くこともありましたが、トータルで考えると在宅ブームが到来したのは既存のライターにとっても大きな追い風になったのは間違いありません。

しかし、2022年の終盤からChatGPTが登場したことで、風向きが一気に変わります。

ChatGPTは簡単な調べものならすぐに解決してくれるAIなので、ライターの仕事の一部がAIに移行しました。

AIの能力はまだ完璧ではないので、ライターとしての仕事がなくなったわけではありません。

しかし、人間ではなくAIを利用する動きが出てきたことで、体感的にライターブームは過ぎ去ったと思っています。

4:ライター業界の規模は縮小しそうな予感

ライター業界全体を把握しているわけでも調べているわけでもありませんが、肌感覚としてライター業界の規模は縮小しそうな予感がしています。

AIが頭角を現しているのもそうですし、最近は文字ではなく動画を検索ツールとして活用している人が増えていますので、記事を書くサイトなどは減っている気がします。

正直、ライターとして活動を始めた当時は、このような状況になることは想定できませんでしたので、私はいつまでライターとして働けるかは想像もできません。

時代は私が考える遥か超えるスピードで変化していっていることを痛感している日々であると同時に、時代に取り残されないようにスキルアップをしないと生き残れないと業種だと改めて感じております。

5:一定の能力があるライターは今後も重宝される予感

ライターブームは去りましたし、これから再度ブームが到来することは考えにくいです。

しかし、文章が読まれなくなることはありませんし、動画に不向きな分野についてはまだまだ文字の方が強いケースも少なくありません。

商品レビューは、文章よりも動画の方が好まれる傾向にある一方、知識面については文章の方が得意としている分野だと思っています。

高齢者もYoutube等を視聴されていますが、割合的に文字を好む方も多数いらっしゃるので、今後はそのような方々に向けたサイトの記事を執筆することが多くなるような気がします。

特化型のサイトは専門知識が不可欠となるため、ライターも高度なスキルを要する業種になっていく予感がしています。

ご参考になれば幸いです!