副業は、本業以外の収入源を持つことで、本業の収入が下がった場合や失業した際の保険にできるメリットがあります。
私は本業でライター業を営んでいますが、副業でライターを始めるのもアリです!
そこで今回は、ライターが副業としてオススメできる点と、注意すべきポイントについてお話しします。
1:WEBライターは副業に向いているシステム
WEBライターは仕事内容を踏まえると、かなり副業に向いている業種です。
⑴ 初期費用がほとんどかからない
副業をスタートするなら、初期費用がかからないこ仕事がオススメです。
そもそも会社員や公務員として働いている人は、就職した際に初期投資費用を支払っていませんよね。
それなのに副業を始めるためだけに、初期投資費用を支払うのは非常にモッタイナイ。
副業は本業の傍らで作業できるから副業であって、本業以上にコストを掛けるのであれば、本業よりも稼がないとコスパが悪いです。
ライターはパソコン一つあれば始められる仕事なので、パソコンを所持している人なら初期投資費用ゼロでスタートすることも可能です。
またWEBライターは、WordやGoogleドキュメントで納品することがある一方、そこまで性能がいいパソコンは必要ありません。
したがってライターを始めるに際し、パソコンを買い換える必要も基本的にありません。
なおスマホでライターをすることは不可能ではありませんが、記事に必要な情報を集めたり、執筆するスピードを考えるとパソコンは必須レベルです。
⑵ 労働時間を調整できる
副業はスキマ時間に作業ができるがいいのであって、正社員のように毎日一定時間拘束される副業はあまり好ましくありません。
ライターは個人事業主として仕事をするため、ノルマはありませんし、引き受ける仕事量をコントロールすることも可能です。
収入が安定しないデメリットもありますが、副業であればそのデメリットも最小限で抑えられます。
⑶ 在宅で仕事ができる
テレワークなどが注目されている中、通勤するのが面倒になっている人も多いと思います。
ライターにもいくつか種類が存在し、取材などあちこち飛び回るライターさんもいらっしゃいます。
一方で、私のように在宅でずっと仕事をしている人が多いのが、WEBライターです。
通勤時間は単純に時間を消費しているだけなので、限りある時間を効率よく利用できる在宅ワークのメリットは大きいです。
2:ライターを副業として始める際の注意点
WEBライターがオススメできると言っても、全員がお金を稼げるわけではありません。
収入は仕事の対価として得るものであり、対価のない記事を納品しても満足な収入はえら得ません。
⑴ 報酬に見合う記事を執筆する必要がある
WEBライターの報酬は、文字単価で決まるケースが多いです。
たとえば1文字1円で契約した場合、5,000文字なら5,000円、1万文字なら1万円が報酬となります。
同じ文字数の記事を納品しても、文字単価が2倍なら収入の2倍になるので、稼げるライターは1,000万円以上稼いでいますが、逆に稼げない人は本業でもパート収入と同程度の人も少なくありません。
⑵ すぐに案件が獲得できるとは限らない
アルバイトや正社員なら、働いた時間や日数で収入を得られます。
しかし独立してライター業をは始める人は、自分で案件を獲得する必要があり、案件がゼロなら収入もゼロ円です。
ライターを始める際は、クラウドワークスやランサーズなど、ライターとクライアントを繋ぐマッチングサイトを利用するのがベターな選択。
ただ高単価の案件募集には、ライバルとなるライターが多くいることには注意しましょう。
⑶ 低単価だとアルバイトした方が効率がいい
副業であっても、毎月確実に一定金額のお金を稼ぎたいなら、アルバイトをしてください。
低単価のライター案件は1文字0.5円なども珍しくなく、正直1文字1円以下の案件を受けるのであれば、アルバイトをした方が時給は高いです。
もちろん在宅ワークできるメリットや、仕事量を調整できる点があるため、低単価案件を受けることが自体を否定はしませんし、経験を積むメリットもあります。
ただお金を稼ぐ目的で副業をするなら、稼ぎやすい職業を選びましょう。
3:WEBライターを副業することをオススメできる人
仮にWEBライターが稼げる職業であったとしても、全員に勧められる職業なんて存在しません。
人には向き不向きがありますので、WEBライターの仕事内容が合いそうと思うことも副業として選ぶ基準になります。
⑴ 現在ブログやnoteを書いている人
ライターは文字を書く仕事なので、文章を書き慣れている方がスタートが有利なのは間違いありません。
もちろん文章力は練習すれば身につきますし、慣れればなんとかなります。
実際私は国語が苦手教科でした。
ただ国語的文章力と、人に読んでもらう文章力は異なります。
ブログやnoteは人に読んでもらう文章のトレーニングとなっているため、現時点で文章を書き慣れているのであれば、すぐにライター業を始めて収入を得られると思います。
⑵ 文章を書くことに抵抗がない人
小学校時代、作文が書くのが好きな人と苦手な人っていましたよね。
ライターの記事は1,000文字から10,000文字くらいに収まるので、最小で原稿用紙2.5枚、最大で原稿用紙25枚書く力が必要です。
書くこと自体が嫌だと毎日数千、数万文字を書くのは苦痛なので、副業としてライターを選ぶ必要性は感じられません。
なので文章を書くことに苦痛を感じないことも、向き不向きの判断材料になります。
⑶ しっかり納品できる人
ブログは自分の書きたいペースで書けるので、毎日数記事更新してもいいですし、月1回や、不定期でも問題ありません。
(収益を考えると、一定のペースで書いた方がいいと思います。)
しかしライターはクライアントから案件をもらい、指定された納期までに記事を渡すのが仕事です。
そのため納期を守れない人は、ライターをやらない方がいいでしょう。
期限を守るのが苦手な人は、警備員やレジ打ちなど、時間で作業が区切られる仕事を副業にした方がいいと思います。
4:ライター業をはじめるならクラウドソーシングに登録すべし
ライター業をはじめるなら、クラウドソーシングサービスに登録しましょう。
クラウドソーシングとは、仕事のマッチングサービスです。
記事を作成してほしいクライアントと、記事を書くライターを仲介してくれるので、クライアントを探す手間が簡略化されます。
本記事では、副業としてWEBライターをするなら、登録して損はない2種類のクラウドソーシングサービスをご紹介します。
- クラウドワークス
- ランサーズ
⑴ 仕事のマッチング件数で考えるならクラウドワークス
仕事のマッチング件数で考えるなら、クラウドワークスです。
クラウドワークスは上場企業であり、ライターのクラウドソーシングサービスでは最も大きい企業です。
ライターの記事作成依頼だけでも、1日数十件新規登録があります。
ライター業を始めるなら、とりあえずクラウドワークスに登録すれば間違いありません。
⑵ ライターの立場で使いやすいサイトはランサーズ!
ライターの立場で使いやすいサイトは、ランサーズです。
ランサーズは、とにかく仕事が探しやすいです。
ライターとして仕事をする場合、自分の得意分野の依頼を探します。
ただ、検索機能が不自由だと、検索するだけで時間が消費されてしまいます。
また、ライターにとって大切なのは、報酬代金。
WEBライターの場合には、1文字単価で契約することが多いです。
1文字1円なら、1000文字の記事作成で1,000円。
1文字5円なら、同じ1000文字の記事でも5倍の5,000円となります。
文字単価0.1円の仕事をしても生活できません。
文字単価のフィルター検索があるランサーズは、ライターにとって便利なクラウドソーシングサービスです。
⑶ ライター業を始める場合2つのサイトのみ登録すれば十分
ライター業を始める場合、クラウドワークスとランサーズだけに登録すれば十分です。
登録サービスを絞った方がいい理由は3つあります。
- 多くのクラウドサービスはチェックできない
- 1つのサイトで稼いだほうがライターとしての価値があがる
- 1日に執筆できる量は決まっている
ライターを始める際に、大事になるのは時間管理です。
最初から、1日8時間記事を書くことはできません。
たくさんのクラウドソーシングに登録しても、作業できる件数が少ないなら意味がありません。
また、ランサーズやクラウドワークスは、書いた記事数や報酬金額によってライターのランクが上がります。
記事作成を依頼する側のクライアントとしては、できるだけ価値の高いライターに記事を書いてほしいです。
そのため、ライターランクの高いライターに好条件が集中します。
ランクアップするには、できるだけ1つのサイトから受注した方が効率がいいです。
ランサーズとクラウドワークスには好みがあります。
最初は2つ同時に登録し、利用してく中で使いやすいサイトに絞るべきです。
5:開始と終了のハードルが低いことが副業の魅力
副業する際は、仕事を始められ、終わらせられる仕事を選ぶといいでしょう。
なぜなら副業は本業の傍らで行う仕事であり、本業に支障が出るなら、副業ではなく複業です。
副業でも与えられた仕事はしっかりとやる必要がある一方で、合わないと思ったらすぐに止めて別の仕事を副業にすることも考えましょう。
WEBライターは在宅で始められる仕事なので、1度挑戦して、自分に合う仕事だと思いましたら一緒にライター業を営みましょう!
ご参考になれば幸いです!