転職の選択肢

高卒で就職して良かったこと・後悔していること

道しるべ

私は高卒で働き始めましたが、大学に行かなかったことを後悔していません。

ただ大学に進学していれば良かったと思う点や、大学卒業のメリットは高卒で就職したからこそ実感できるものもあります。

そこで高卒就職した私の実体験を元に、高卒の良かったこと・後悔していることにお教えします!

1:高卒で就職して良かった4つのポイント

私が高卒で働き始めてよかったと実感したのは4点です。

高卒で就職してよかったこと
  • 学費がかからない
  • 自由に使えるお金が増える
  • 一足先に社会経験ができる
  • 人生を考えるようになる

⑴ 大学の学費・奨学金の支払いする必要がない

大学進学した人で、就職後苦労している点で多いのが大学の学費です。

大学は入学金や授業料を考えると、500万円から700万円かかりますので、社会に出てから返済のが大変。

親が学費を支払ってくれる家庭もありますが、昨今の景気等も考えると奨学金を借りるケースも少なくありません。

奨学金は、就職した時点で500万円の借金を抱えた状態でスタートとするのと同じです。

大卒の方が給料は高いですが、奨学金の返済を考えれば、実際に使えるお金は高卒とあまり変わらなかったりします。

それらを考えると、奨学金の返済を考える必要のない高卒は身軽でした。

⑵ 自分で自由に使えるお金が増える

高校や大学在学中にアルバイトでお金を稼ぐこともできますが、就職した方が収入は多くなります。

実家に住んでいれば生活費はそこまで増えませんので、収入が増えた分だけ自由に使えるお金が増加するのは間違いありません。

(一人暮らしだと生活で精一杯になりますが)

またボーナスなどまとまったお金が振り込まれれば、10代で車を購入することも可能ですので、仕事で忙しくなる対価として趣味などに使えるお金が増えるのはメリットです。

⑶ 社会の現実を味わうことができる

就職すれば社会人ですので、アルバイトをしている学生とは立場が違います。

高卒は大卒よりも4年早く社会に揉まれるため、成長するのも早いです。

私の実体験としては、同い年の大卒(新卒)の職員にかなり先輩だと思われた経験もあります。

そのくらい社会で働いた経験の蓄積は大きいです。

⑷ 人生の先を考えられるようになる

高卒で就職すると必ず大卒との比較をする機会はあり、私も悩んだ経験はあります。

ただ悩み事は悪いことだけではありません。

悩んで考えたことにより、自分の思考をより深くして悩みに対処できる方法をえることも可能になります。

また小馬鹿にされる経験も、見返す力となりますし、相手に実力で判断させる気持ちに転用するのも社会に出てから必要なスキル。

社会は実力のある人が有利ですので、ハングリー精神などを力に変えられることは悪いことではありません。

2:高卒で就職して後悔する4つのポイント

高卒で就職したことで後悔する、大学に進学した方が良かったと感じる事もありました。

高卒で就職して後悔したこと
  • 勉強だけに集中する環境の喪失
  • 大卒優遇の社会
  • 転職の壁になる学歴格差
  • 仕事以外での友人作り

⑴ 勉強をしたくない気持ちは単なる堕落

高卒で就職する理由で多いのは、『勉強したくないから』だと思います。

私自身勉強はあまり好きではなかったですし、大学で勉強したい学科もありませんでした。

ただ勘違いしてはいけないのは、就職したからといって勉強しなくていいわけではありません。

むしろ社会に出てからは勉強しなければいけない事は多く、しかも自分で何を勉強するのか考えなければいけません。

大学受験の是非はたびたび議論になりますが、勉強をするトレーニングとしての効果は確実にあります。

運動で例えるなら、受験勉強は毎日10㎞ランニングしているようなもので、勉強の基礎体力が身についているのは社会に出てから大きく役立ちます。

資格取得をするには暗記勉強が不可欠ですが、大学受験の経験をした人は暗記に慣れています。

しかし高卒の人は勉強が不得手な人が多いため、資格取得に苦労する人は少なくありません。

⑵ 大卒が優遇される現実に悩まされる

高卒と大卒の最大の違いは、就職した際の待遇です。

今の社会で、高卒から管理職や役員になるに人はほとんどいませんし、高卒で出世できる地位には限界があります。

公務員は幸いにして大卒(ノンキャリ)と高卒の格差は少なかったですが、それでも最速で出世できるのは大卒です。

また資格の受験資格に、大卒が必要なものも多いです。

大学の特定の学科を卒業している人が優遇されるのが理解でいますが、他分野の学科を卒業した人と高卒では知識の差はほとんどありません。

それなのに高卒は、受験資格すら与えられませんので、学歴が別の道に進む際の壁になることもあります。

⑶ 転職を検討する際に壁となる『大卒』の学歴

高卒で困った経験がもう一つあり、それは転職先を選ぶ際、条件が大卒のケースが多いことです。

専門職であれば、高卒でも転職はしやすいかもしれません。

ただ異業種に転職する場合、多くのケースで30歳大卒が高いハードルとなります。

私は30歳で税務署を退職しましたが、20代の時も転職を考えていました。

しかし高卒で就職できる場所は飲食行などに限られ、現在の職場よりも悪い環境で働く可能性が高かっため断念してました。

(すべての飲食業の職場環境が悪いとは思っていません)

⑷ 仕事に関係ない友人を見つけるのが難しい

個人的に大学で進学するメリットは、3つだけだと思ってます。

  1. 専門知識を身につける
  2. 大卒という学歴
  3. 友人を作る環境

①と②は、高卒でもなんとかなりますが、社会に出てから友人関係を作るのは難しいです。

私の場合、仕事とプライベートは分けたい派の人間だったため、仕事仲間と休日に遊ぶことは12年間で数回しかありません。

(研修生時代は寮生活だったので別)

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一方で、仕事以外で友人関係を作ろうとしても、しっかとした趣味がない限りは相当難しく、結果的に仕事をはじめてから交友関係を広げることは難しいです。

友人が多いことが特別良いとは思いません。

ただ悩み事を相談する際に、適切な相談相手を選べるのは、それだけで精神的に楽になります。

3:高卒で就職した後に大学進学するメリットはあるのか?

高卒で就職した人も、夜間大学に通う選択肢もあります。

ただ通うとなれば学費はかかりますし、仕事と学業の両立が必要です。

私は夜間大学に行きませんでしたが、税務署の同期は夜間大学に行っている人も一定数いましたので、大学に行くメリットをご紹介します。

メリット①:勉強するモチベーションが高い

高卒ですぐに大学に進学するのと異なり、就職後大学に行くのは少しハードルがあります。

しかし高いハードルを越えるほど大学に行きたい熱意があれば、勉強も熱が入りますし、理解できることも多いです。

また社会経験を積んだから理解できる点もありますので、別視点で物事を見れるのもプラスです。

メリット②:大卒の学歴を取得できる

プロ野球選手で活躍した人も、引退後大学に進学して勉強する人も少なくありません。

その理由の一つに、高校野球の指導者になるためには大卒の学歴が必要になるからです。

一般企業でも同じで、大卒の学歴は高卒に比べて明確に優遇されます。

ぶたちゃん
ぶたちゃん
学歴ではなく能力で採用すればいいのに…

そう思うかもしれませんが、転職時に個々の能力を判断するのは専門職のみですので、異業種に転職する際に重要になるのは、やはり学歴です。

夜間大学卒業しても、最終学歴は大卒ですので遜色はありません。

むしろ就職した後に大学進学した行為を評価してくれる可能性もあるかと思います。

注意点:大学の価値を見いだせないなら行く必要はない

大卒の学歴は、高卒からすると魅力的です。

しかし学歴だけで大学に進学しても、授業などに魅力を感じず、中退する可能性もあります。

私も公務員に就職後、本気で夜間大学進学を考えた時期がありました。

ただ、どの大学を調べても行きたいと感じる学科がなく、結局受験はしていません。

大学進学は学費もかかりますので、数百万円の支出の価値があるかは事前にチェックしましょう。

4:100%後悔しない選択をすることは不可能

私が高校を卒業して選んだ就職先は公務員です。

当時を振り返れば、正直就職先をあまり詳しく調べてないで採用試験を受けました。

公務員の中で最終的に税務署に就職したのですが、就職直前まで税務署の仕事をほとんど理解していませんでしたので、運がよかっただけだと思います。

ただ社会経験がほとんどない高校生に、100%正解の道を選ぶのは不可能です。

どんなに賢い選択をしても、所詮は高校生の頭で考えたことなので、失敗するのはある意味しょうがないと思います。

なので失敗したことに気を落とさず、失敗を経験として活かすことを考えましょう。

5:高卒の学歴を後悔するなら、今すぐ行動に移すべき

高卒で就職したことを後悔している人は、今すぐに行動すべきです。

行動の仕方は人によって違い、たとえば大学受験かもしれませんし、資格取得かもしれません。

また高卒にも転職の選択肢はありますし、専門スキルがあれば学歴は関係ありません。

一番やってはいけないのは、後悔だけして何も行動に移さないこと。

後悔だけなら誰にもでできますが、後悔だけで将来が良くなることはありません。

現状を変えたいなら、少しでも行動しましょう。

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私は12年かかりましたが、公務員を辞めて現在フリーランスとして働いていますので。

 

ご参考になれば幸いです!