試し読みで「これ面白い!」って思ったり、勧められたマンガでも、購入すると意外と微妙なものも少なくありません。
連載漫画だと続きを購入するか悩みますし、たくさんマンガを購入している人は1か月のマンガ代が意外とバカにならなくなります。
なので、面白いと思って購入したけど失敗したマンガ9選を紹介します!
エントリー条件
- 私が実際に購入したマンガに限定
- 購入する時点では「面白そう!」と思った
購入して後悔はしてますが、マンガ自体はつまらなくはありません。
マンガ喫茶で読むくらいが丁度いいくらいの漫画
私の中で、その感覚を持った作品をご紹介します。
1:極主夫道(著者:おおのこうすけ)
購入前の期待度
購入後の落胆度
続きを読みたい度
連載:くらげバンチ、pixivコミック(新潮社)
発行巻数:5巻(2020年8月末時点)
発行間隔目安:年に1,2冊
ジャンル:日常系ギャグ漫画
あらすじ
伝説のヤクザが専業主夫!?
普通に専業主夫をこなしているだけなのに、昔の(ヤクザ時代の)名残が残っている行動がシュール。
そして、怖がる元同業者と違って全然怖がらない主婦(主夫)仲間と妻。
絶対にあり得なさそうな、日常系ギャグ漫画。
マンガを購入した理由
「このマンガはすごい!」にもランクインしていたマンガだったので、タイトルは知っていました。
とりあえず1話だけ読んでみたら「面白い!」と思い、一気に3巻同時に購入しました。
購入して後悔したポイント
元ヤクザが専業主夫になるギャップが面白くて購入したのですが、肝心のコミカルな部分が私に合わなかったです。
また登場人物も感情移入が難しく、好きになれるキャラクターが少なかったです。
またストーリーがマンネリ化するので、キャラクターが好きになれないと、展開に飽きてしまう印象を受けました。
極主夫道を読んでハマりそうな人
日常系+ギャグマンガが好きな人なら、極主夫道はハマる可能性はあります。
実際、このマンガがすごい!でもランクインしたほどの人気漫画であり、一定の支持を得られている作品です。
なお実写化が決定したため、今後マンガの注目度は更に上がります。
ドラマの放映時に「知ってた!」とどや顔したい方は、今から本を読んでおきましょう!
中古本は、『全巻漫画ドットコム』一括で購入するのがお得です!
2:ゴールデンカムイ(著者:野田サトル)
購入前の期待度
購入後の落胆度
続きを読みたい度
連載:ヤングジャンプ(集英社)
発行巻数:22巻(2020年8月末時点)
発行間隔目安:年に4冊くらい
ジャンル:アクション歴史物語
あらすじ
杉元佐一は、日露戦争終結後に親友の妻の治療費獲得のため、北海道で砂金を集めていた。
その途中、ひょんなことから、埋蔵金の話を聞くことに。
そして埋蔵金発見のカギとなるアシㇼパととに、埋蔵金探しの旅に出ることに。
マンガを購入した理由
ゴールデンカムイは、このマンガがすごい!で第1位を獲得した作品です。
そのため前々から注目していたのですが、電子書籍の1巻無料キャンペーンのタイミングで読み始めたら「面白い!」と直感し、一挙に購入しました。
購入して後悔したポイント
私はストーリーの展開と、作品のギャグ感が合わなかったです。
内容的には日清戦争後とあってシリアス要素が多いのですが、ギャグ要素も多いのでそこまで悲壮感に溢れる作品ではありません。
ただ個人的には、もっとシリアス感がある作品の方が好みだったのと、時代背景(日露戦争後)が合わなかったので、途中から購入するのをやめました。
ゴールデンカムイがハマりそうな人
ゴールデンカムイはストーリーのテンポは結構早く、間延び感がありませんので、読んでいて退屈しません。
またゴールとなる目標(埋蔵金の発見)や、伏線回収の下準備がしっかりしているので、物語をひも解くマンガが好きない人は合う作品です。
ちなみにアニメ化もされており、好評のようです。
(私はアニメは見たことがありません)
3:まおゆう魔王勇者(作画:石田あきら、原作者:橙乃ままれ)
購入前の期待度
購入後の落胆度
続きを読みたい度
連載: 月刊コンプエース(角川書店)
発行巻数:全18巻
発行間隔目安:完結
ジャンル:経済系ファンタジー
あらすじ
人間界の平和を取り戻すべく、勇者は魔王城に乗り込んだが、そこに居たのは戦いを望まない魔王。
魔王は人間と魔族との戦争を憂いており、どちらが勝っても争いが終結することがないと話す。
そして人間と魔族の世界に平和が訪れるためには、経済発展が重要と説明。
そして魔王は勇者に対してこう告げる。
「この我のものとなれ、勇者よ!」
マンガを購入した理由
昔自分がハマっていたゲームとのコラボをやったことで、まおゆう魔王勇者(通称まおゆう)を知りました。
ただ当時はそこまで興味はわかなかったのですが、電子書籍のキャンペーンと割引クーポンが重なったため、全巻一気に購入しました。
(セールに弱い)
購入して後悔したポイント
原作はライトノベルなので、ストーリー構成はしっかりとしていて、ファンタジー世界の話ですが現実世界の経済と繋がる部分もあります。
また経済話がストーリーのメインとなりますが、人間と魔族は戦争をしていますので、バトルシーンもあって読みごたえがあります。
ただ「人に勧められるか?」との問いにYesとは言い切れず、また内容が濃厚なので気軽に読み返すマンガでもありません。
そのため面白かったけど、レンタルでも良かったかもと感じたのが正直な気持ちです。
まおゆう魔王勇者がハマりそうな人
勇者と魔王が世界を救うストーリーなので、一見ぶっ飛んでいる内容と思うかもしれませんが、いい意味で裏切られます。
一方で絵がライトノベル寄りになっているので、シリアス過ぎず、マニア向け過ぎない内容になっています。
因みに、アニメにもなっていますので、気になる方はそちらを先にご覧ください。
4:鋼の錬金術師(著者:荒川弘)
購入前の期待度
購入後の落胆度
続きを読みたい度
連載:月刊少年ガンガン(スクエアエニックス)
発行巻数:全25巻
発行間隔目安:完結
ジャンル:アクションファンタジー
あらすじ
錬金術が存在する世界で、兄エドワード(エド)と弟アルフォンス(アル)は亡くなった母親を生き返らす禁断の人体錬成を実行する。
しかし人体錬成を行った代償として、エドは右腕と左足を、アルは身体を失ってしまう。
自らの身体を取り戻すべく、強大な力があるとされる賢者の石を求めて二人は旅に出ることに。
マンガを購入した理由
鋼の錬金術師は超有名マンガですが、私は購入するまでは立ち読みすらもしていませんでした。
しかも購入したキッカケが、動画見放題サービスでたまたまアニメがオススメに表示されたのがきっかけで、アニメの続きが気になったのでマンガを購入したのが動機です。
購入して後悔したポイント
鋼の錬金術師は面白いですし、ストーリー構成もシッカリしているので読んで満足しています。
ただ個人的に、そこまで推せるマンガではありませんでした。
荒川弘先生の作品は「銀の匙」や「百姓貴族」などありますが、個人的にはこちらの方が好みです。
(ジャンルは全く違います)
鋼の錬金術師がハマりそうな人
ダークファンタジーと評されるくらい残酷な現実も描写している作品である一方、兄弟愛が詰まった作品です。
「購入じゃなくてレンタルでも良かったかな」と思ってはいますが、この記事を書いているときに読み返したいなと感じているので、実は買って良かったのかもしれませんw
あとアニメはオリジナル要素が強い作品と、原作遵守の2種類あります。
アニオリ作品は批判されやすいですが、鋼の錬金術師の場合には、アニオリも高評価です。
5:そうしそうあい(著者:りべむる)
購入前の期待度
購入後の落胆度
続きを読みたい度
連載:pixivコミック他
発行巻数:9巻(2020年8月末時点)
発行間隔目安:年に2,3冊
ジャンル:学園恋愛
あらすじ
ヤンキーの「そうし」と真面目な「めぐみ」が相思相愛になる学園マンガ。
両想いなのに両者とも奥手なので、周囲がもどかしくなることも。
またまったく別世界に二人が付き合うことで、それをよく思わない人が家族やクラスメイトが二人の仲を拒むことも。
マンガを購入した理由
完全に作者買いです。
前作の「三十路レディ」個人的にヒットした漫画だったので、何も考えないで購入しました。
三十路レディは、三十路の男性養護教諭と女子高生の恋愛を描いた作品。
現実世界の男性の養護教諭は少ないと思いますし、作中も同様に珍しい存在としています。
ただ主人公が相当のイケメンであり、ヒロインもイケメンの顔が好きなので、年齢の差はほとんど感じませんがw
購入して後悔したポイント
「そうしそうあい」は1巻が発売してから順番に購入したので、5巻まで購入済みです。
恋が発展するストーリーは好きだったのですが、学園もの特有の人間関係やいらがらせの描写が私は苦手なので、その展開に入るところで買うのを止めました。
そうしそうあいがハマりそうな人
少女漫画に部類される作品ですが、男性でも読める作品です。
私自身が少女漫画が割と苦手なのですが、著者の作品自体は好きなので、今後新しいマンガが発売したら購入するかもしれません。
6:木根さんの1人でキネマ(著者:アサイ)
購入前の期待度
購入後の落胆度
続きを読みたい度
連載:マンガPark(白泉社)
発行巻数:7巻(2020年8月末時点)
発行間隔目安:年に1冊
ジャンル:コメディ
あらすじ
会社では頼れる課長として仕事をしている30代独身の木根さんの趣味は、1人での映画鑑賞。
見た映画はブログで感想を書いているが、自分の意見とネット意見のギャップ納得できず、ネット上ではいつも争いは絶えず。
また仕事ではしっかりしているが、私生活ではかなりズボラなので、映画鑑賞の趣味は秘密のまま。
ただ会社で起こる何気ない映画の感想にはついつい横槍を・・・
マンガを購入した理由
電子書籍のセール+おすすめマンガに表示されたので購入しました。
(本当にセールに弱い)
丁度アラサーになった頃にであったので、親近感が沸いたのが一番かもしれません。
別の作者ですが、のみじょしも自分がアラサーになったのを機に購入しました。
購入して後悔したポイント
主人公の木根さんが映画レビューをするのが、メインのマンガです。
そのため作中に登場する映画を見たことがある人の方が、「あるある感」を得られた場合に初めてハマる作品です。
ただ、私映画ほとんど見ないんですよね・・・
また一応作中のストーリーもありますが、進展がほとんどないので、日常系に近い作品です。
木根さんの1人でキネマがハマりそうな人
映画をよく見る人なら、共感しやすく「あるある感」を得られる作品です。
私も数少ない映画を見た中で、これは思った!と共感した部分もありましたので。
あと、基本1話完結の話なので、読みやすいのもポイントです。
7:WILD PITCH!!!【ワイルドピッチ】(著者:中原裕)
購入前の期待度
購入後の落胆度
続きを読みたい度
連載:ビックコミックスピリッツ(小学館)
発行巻数:全16巻
発行間隔目安:完結
ジャンル:野球
あらすじ
甲子園を目指す城戸拓馬は、プロ注目の左腕。
あと一歩のところで甲子園を逃すが、プロ入りは確実かと思われた。
ただそこに待ち受けていたのが非常な現実。
天国から地獄に落ちた、城戸拓馬が這い上がるために選んだのは独立リーグ!
マンガを購入した理由
作者買いに近いです。
中原裕さんの前作、「ラストイニング」は高校野球を題材にした作品で読みやすかったのと、新連載した時期が重なったので、購入しました。