本を読まない人が本を読む場合、最初にぶつかる壁が、本の選び方です。
正直、本の好みで本の評価は変わります。
友人に聞くのもありですが、できれば自分で選んだ本を読んでみたいです。
100%当たりを引くことはできません。
それでも、70%は判断することは可能です。
本選びに失敗ために、本の選び方をご紹介します。
1:惹かれるタイトルの出版社が力を入れている証拠
惹かれるタイトルは、出版社が本に力を入れている証拠です。
出版業界は、不景気です。
不景気を打開するには、本を売るしかありません。
手に取ってもらうために、タイトルは重要なアピールポイントです。
① 良い本はタイトルで人を引き寄せる力がある
良い本は、タイトルで人を引き寄せる力があります。
本屋で本を眺める時、タイトルに魅力がないと、手に取ってもらえません。
本を選ぶ時にポイントになるのが、タイトルと作者。
好きな作者の本であれば、名前を見たただけで、本を手に取ります。
知らない作者の本は、タイトルで興味を惹かなければいけません。
- 伝え方が9割
- 地頭力を鍛える
- 鬼速PDCA
- 人を虜にする極意
ポイントは、「あれっ、どんな本なんだろう?」と、思わせこと。
それだけで、本の売上はまったく変わります。
② 出版社が力を入れる本のタイトルと表紙に注目すべし
出版社が力を入れるのは、本のタイトルと表紙です。
手に取ってもらえない本が、購入されることはありません。
どんなに良い本でも、読む人が少なければ評価されません。
そのため、出版社はいろんな策を練ってタイトルをつけます。
- 最強の〇〇
- 〇〇が九割
- 究極の〇〇
- 超〇〇術
これらは、流行した本のタイトルです。
正直なところ、ありきたりなタイトルの付け方です。
しかし、ありきたりであるからこそ、似たタイトルの本に意識が向きます。
タイトルは意識してもらうことが、一番重要です。
③ タイトルが面白くない本は当たり外れが大きい
タイトルが平凡でも、面白い本はたくさんあります。
しかし、タイトルが面白くない本は、当たり外れが大きいです。
- 作者の技量不足
- 編集者の技量不足
- 和訳の誤訳
- 狙いすぎたタイトルでスベった
飲食店でも、アピールヘタだけで味は確かな無名の名店があるように、本でもタイトルが平凡でも、本の内容は面白いケースがあります。
しかし、確率的に考えれば、有名な本のほうが当たりの内容が多いのは事実。
逆に、隠れた良書を見つけるには、見つかるまで探し続けなければなりません。
なので、最初は有名な本から手を出すのが無難です。
2:本の内容を見極めるためには目次を見ること
本の内容を見極めるためには、目次が重要です。
本のタイトルが人を惹きつけるためであれば、目次は買ってもらうための重要なフィルター。
目次がお粗末な本に、良書はありません。
① 目次がしっかりしている本は読みやすい
目次がしっかりしている本は、読みやすいです。
教科書に目次が無かったらどうでしょうか。
読みにくいですよね。
目次の充実は、読み手の視点に立って考えられた本です。
目次にも力が入っている本は当然内容にも力が入っているので、良書の可能性が上がります。
② 目次で面白そうなと章は試し読みする
目次で面白そうな章があれば、試し読みをしましょう。
小説・マンガは最初から読まないとストーリーがわかりません。
しかし、実用書なら章ごとに内容が異なるので、どこから読んでも大丈夫なはずです。
日本史が好きな人でも、縄文時代から順番に好きになる人はいません。
戦国時代が好きなら、歴史の教科書の戦国時代から読み始めます。
一番興味の湧いた章がつまらなかったら、買うのを止めましょう。
逆に、読み進められる本なら、相性がいい本です。
③ 目次でつまらない本は内容もつまらない本
目次がつまらない本は、内容も面白くありません。
本のタイトルに興味を持つ
⇓
目次で読みたい項目がある
⇓
実際にその章を試し読みする
この一連の流れでも読みたいと思わない本は、読み続けることは難しいです。
本を読むことは大事ですが、つまらないと思った本を読み続けるのは苦痛です。
1冊本を読みたいのなら、直感的に読みたい本を選ぶことも大事です。
無理して本を読む必要はありません。
無理なく読める本から、読み始めましょう。
3:電子書籍と紙書籍はどちらで買っても問題ない
電子書籍と紙書籍は、どちらで買っても問題ないです。
電子書籍は読みにくいとのイメージがありますが、間違ったイメージです。
① 電子書籍が読みにくいのは読み慣れていないだけ
電子書籍が読みにくいのは、読み慣れていないだけです。
電子書籍が登場したのは、ここ10年以内の話。
20代以上の人は、最初は紙の本から読むのを始めました。
逆に、成人(成長)してから電子書籍で本を読んで違和感があるのは当然です。
電子書籍が読みにくいのは慣れていないだけ。
10代の人が、電子書籍が読みにくとは聞いたことがありません。
② 何度も読み返す本は紙書籍が有効
何度も読み返す本は、紙書籍が有効です。
電子書籍にも、目次やふせん機能はあります。
しかし、電子書籍で一番のデメリットはパラパラ読みができないことです。
紙の本の場合、読みたい場所はある程度感覚でめくれます。
電子書籍の場合には、パラパラ読みができません。
ストーリー形式の実用書なら、電子書籍でも問題ありません。
ただ、頻繁に読み返す本は紙で買ったほうが便利です。
③ 最初に本を買うなら古本か電子書籍がオススメ
最初に本を買うなら、古本か電子書籍がオススメです。
理由は簡単で、安い!
BOOKOFFなどの中古本なら、3割引から半額などで買うことができます。
電子書籍の場合には、発売して1年後の書籍なら、半額セールをしていることも珍しくありません。
電子書籍大手のBookLive!なら、初回登録するだけで半額クーポンが貰えます。
私は、電子書籍ではBookLive!を一番愛用しています。
【2019年版】初めての電子書籍はBookLive!がオススメに詳細は書いてありますが、アプリの利便性はピカイチ。
とりあえず無料登録だけしても、損はありません。
4:1日5分の読書が読書嫌いを無くす方法
1日5分の読書が、読書嫌いを無くす方法です。
1時間も30分も読書をする必要はありません。
1日5分で十分です。
5分だけでは物足りないと思うかもしれません。
しかし、物足りないと思う感覚が、読書に必要なポイントです。
1日5分の読書
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2ページを読み込む
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2ページでは物足りない
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続きを読みたい
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勝手に読書をしたい気持ちになる
読書は、頑張って読もうとするものではありません。
知識を入れる方法は、読書以外にもたくさんあります。
読書で知識を入れる人は、読書が好きだから本を読みます。
物足りないくらいの時間で、本を読んでください。
本を読み続ければ、自然と10分20分と読む時間が長くなりますので。
ご参考になれば幸いです!