一次情報を記事にしないと、ブログを書く手が止まってしまいます。
毎日ブログを書くと、ネタが無くなるのは仕方ありません。
特に、雑記ブログから始めた初心者ブロガーは、30記事でネタが尽きて、8割の人のブログ更新が止まります。
実際、私もブログのネタには苦労しています。
しかし、ブログ更新がメインになってはいけません。
なぜなら、更新が目的となった記事は、書く側も読む側も面白くありません。
一次情報の記事は、書きやすいですし、読み手側も満足する内容になります。
一次情報を得るのは難しいですが、苦労した分の対価は記事として現れます。
その理由について、ご説明します。
1:情報は実体験より遠くなるほど情報が薄くなる
情報は、実体験より遠くなるほど情報が薄くなります。
- 一次情報⇒当事者
- 二次情報⇒当事者から話を聞く
- 三次情報⇒当時者に話を聞いた人から話を聞く
⑴ 一次情報とは自分の実体験や対談で得た情報
一次情報とは、自分の実体験や対談で得た情報です。
- 受験生の時に実践した勉強方法
- 上司の逆鱗に触れた禁断のワード
- 高嶺の花と付き合えた奇跡の出会い方
自分が経験した内容ほど、記憶に残る物はありません。
ディズニーランドに行ったことが無い人は、どうしてディズニーランドがあそこまで人気があるのか、わかりません。
逆に、ディズニーランドに行ったことがある人は、体感として魅力がわかります。
実体験は、五感全てから情報を得ることができます。
ディズニーランドに行ったことが無い人は、チュロスの匂いについて書くことはできません。
しかし、ディズニーランドに行ったことがある人は、チュロスの匂いもすら魅力としてアピールできます。
それが、一次情報の素晴らしい点です。
⑵ 二次情報とは、実体験をした人の話を書籍などで知ること
二次情報とは、実体験をした人の話を書籍などで知ることです。
- 自己啓発本
- ネット速報
- マンガの感想
社会の情報を経験することは不可能です。
ブログを書く場合には、二次情報を活用することがメインにはなります。
二次情報の最大のメリットは、容易に知識を増やすことができること。
情報をまとめた1冊の本を紹介するのは、二次情報となります。
⑶ 三次情報は情報の又聞きした情報
三次情報は、情報の又聞きした情報です。
- ワンピースの読んだ人の感想まとめ
- ヤフーニュースのコメント
- ブログのまとめ記事
ネットのまとめ時期は三次情報になり、かいつまんで情報を得るには一番楽な情報です。
しかし、情報の真偽がわからないのが最大の難点。
体験した人の話をまとめた人は適切に情報を集約しているとは限りません。
悪意がある人なら、情報を歪曲(わいきょく)し、誤った情報を流す場合もあります。
三次情報を利用する場合は、発信源の人が信用できる人かどうかが重要になってきます。
2:一次情報に近い情報ほど得るのが難しい
一次情報に近い情報ほど、得るのは難しいです。
一次情報は、自分が直接聞いたり体験した情報です。
1日は24時間しかありません。
体験するとしても、24時間分の体験しかできません。
ブログで、『プロ野球全球団のキャンプ情報をまとめ』をメインにしたとします。
一次情報は12団すべてのキャンプ地に行って、キャンプの雰囲気を知ることです。
しかし、プロ野球のキャンプ地は沖縄や宮崎など場所が離れています。
現実的に、一人で全球団のキャンプの一次情報を得るのは不可能です。
全て一次情報だけでブログを書くとなると、自分の身の回りの情報をまとめることになります。
あまりブログの範囲を広げすぎると、三次情報などに頼ることになるので、注意が必要です。
3:ブログには信憑性の高い一次情報が求められている
ブログには、信憑性の高い一次情報が求められています。
一次情報は、実体験の情報なのでリアル(信ぴょう性が高い)な情報です。
ダイエット本が売れるのは、実際にダイエットが成功した実体験が書かれているからです。
科学的に根拠が薄いダイエットでも、「この方法で痩せた人もいる!」との感覚は、信ぴょう性の高い情報として受け取られます。
- 又聞きしたダイエット方法
- 実際にダイエットに成功した人の方法
ネットで、どちらの情報が知りたいでしょうか。
ブログの価値は、生の情報です。
情報をまとめた記事も大事ですが、リアルと伝える記事はもっと大事となります。
4:自分で実際に経験した内容の方が圧倒的に書きやすい
自分で実際に経験した内容の方が、圧倒的に書きやすいです。
例えば、ミュージシャンAとミュージシャンBの、どちらのライブコンサート行くのか迷っているとします。
- ミュージシャンAのライブ経験有
- ミュージシャンBのライブ経験無
ミュージシャンBのライブ情報はライブ経験者の友人から聞いたとします。
ミュージシャンA、Bでは違う情報です。
ミュージシャンA⇒コンサートに行ったことがある⇒一次情報
ミュージシャンB⇒コンサートに参加した友人からの情報⇒二次情報
では、もし他の友人からミュージシャンAとBのライブコンサートについて聞かれたら、どちらの方が話しやすいでしょうか。
自分で経験したことのある、ミュージシャンAのライブの情報ですよね。
ブログの記事を書くときも同じです。
ネットから情報を拾っても、書くのは楽しくありません。
しかし、自分が読んだ本の感想を書くのは、楽しいです。
ブログを続けるには、ブログを書くことが楽しくないと継続できません。
それくらい、一次情報と二次情報を書くことには違いがあります。
5:ブログを書く場合にはジャンルを絞った方が書きやすい
実体験ですが、ブログを書く場合にはジャンルを絞った方が書きやすいです。
雑記ブログとは、何でも書くと宣言したサイトです。
書く内容は何でもいいのですが、何でも書ける状況は意外と書けません。
とは、なりませんよね。
料理なら、せめて、和食・洋食・中華などジャンルを言って欲しいですよね。
ブログも同様です。
ブログは、毎日献立を考えるようなもの。
献立も、「月曜日は肉の日」、「火曜日は魚の日」など指定された方がレシピを思いつきます。
ブログに行き詰ったら、各ジャンルを絞ってから考えてみましょう。
6:好きなことをブログにするのは一次情報に触れている回数が多いから
好きなことをブログにするのは、一次情報に触れている回数が多いからです。
ゲームが好きな人であれば、自分がプレイしたゲームの感想は一次情報です。
ゲームを遊ばない人が、ゲームの感想を伝えるのは難しいですよね。
逆に、ゲームプレイした人ならどんなゲームだったか説明できます。
マンガならで、マンガを読まない人がマンガのサイトを作るのは苦痛です。
しかし、マンガ好きならマンガを読むこと(一次情報の収集)は苦にはなりません。
好きなことは、それくらい無意識に情報を集めている場合があります。
情報が集まれば、ブログの書くネタも集まりますので、記事も書きやすいです。
書きやすい記事は楽しいので、ブログを継続できます。
その好循環を生む装置として、「好きなことをブログにする」のが最も簡単な方法です。
7:日々の出来事を友人に話す感覚でブログにする
日々の出来事を友人に話す感覚で、ブログを書いてみましょう。
自分が買ったヘッドホンが、物凄い良かった場合、友人に話したくなりますよね。
- 今までのヘッドホンとの違い
- ヘッドホンの良さ
- 値段とコスパ
- 聞き心地
- 自分が好きな理由
感動を文字に書き起こしたのがブログであり、動画したのがYouTubeです。
私も、SONYの1000XM3のヘッドホンが良すぎて記事にしました。
「記事を書く」ではなく、「記事を書きたい!」との気持ちになります。
ブログに書くのに行き詰った人は、自分の買った本、旅行体験談を記事にしてみてください。
思った以上に、筆が進みますので!
ご参考になれば幸いです!