好奇心を仕事に活用すれば、人生の満足度は高くなります。
好奇心は、ネット上には転がっていません。
- 休み明けの仕事はやる気が出ない
- 水曜日に転職サイトを見てしまう
- 日曜日に同じ境遇の人を探してしまう
誰もが1度は経験のしたことがある行動です。
やりがいは、好奇心をもたらします。
好奇心については、仕事のやりがい問題は好奇心旺盛になることで全てが解決する!、1日5分!好奇心無い人もトレーニングで好奇心旺盛になれる!をご覧ください。
好奇心をどう仕事に活用するかについては、続きに書いてあります。
1:飽き性はマイナスではなく、むしろ好奇心を上手く使える人
飽き性はマイナスではありません。
飽き性は、むしろ好奇心を上手く使える人です。
人の性格で、仕事タイプが分かれます。
- 精力的に仕事を続けられる人
- 同じ仕事を続けるのは苦手な人
- 同じ作業を繰り返しするのが得意な人
飽き性な人は、直ぐに別の作業や趣味に取り掛かり節操がありません。
しかし、実は飽き性な人ほどやりがいを手にするチャンスがあるのです。
① 仕事に飽きるのは性格が作業に合ってないだけ
仕事に飽きるのは、性格が作業に合ってないだけです。
飽き性にどんなイメージを抱きますでしょうか。
- 始めたけどすぐに辞める
- 取り掛かるのは早いけど2回目を始めるのは遅い
- 直ぐに移り変わりする
正直マイナスイメージばかりですよね。
しかし、表現方法を変えれば、飽き性もプラスの性格になります。
始めたけどすぐに辞める
↕
決断が早い
取り掛かるのは早いけど2回目を始めるのは遅い
↕
自分のやりたい仕事かどうかの判断が感覚的にできている
直ぐに移り変わりする
↕
好奇心旺盛
考え方一つで、性格はマイナスにもプラスにも変わります。
同様に、仕事にも向き不向きが存在します。
運動が苦手な人がいくら時間を掛けても運動神経抜群の人に勝つことは出来ません。
また、本当は野球が得意なのに、頑張って絵の勉強しても芸術家になることは難しいです。
ある程度なんでも出来てしまう人は、物事を上手く進められる反面、ある程度やりこまないと自分に不向きな仕事だと確信しません。
言い換えれば、自分の好きな仕事でもないので仕事を続けることが出来てしまうのです。
② 飽き性は仕事の面白さに見切りをつけられる
飽き性は、仕事の面白さに見切りをつけられます。
やりがいを感じられない環境があれば、その環境から早く脱出したいです。
普通の人なら、少し粘るかもしれません。
しかし、飽き性な人は、自分の得意フィールドが見つかるまで、ひたすら戦場を変え続ける人です。
得意ジャンルが見つかるまでは大変です。
ただ、得意ジャンルが見つかれば、全力を注げるので、自分の有利条件で仕事ができます。
③ 飽き性がハマる仕事は本当の天職である
飽き性がハマる仕事は、本当の天職です。
飽き性な人ほど、真にハマる仕事に大しては没頭することになります。
想像して下さい。
A案
「この仕事続けられているよ」
と、何でもそつなくこなせる友人Aが話す仕事
B案
「今の仕事は面白い、いつまでも仕事が出来る」
と飽き性で仕事も最低限しかしない友人Bが話す仕事
どちらが魅力的な仕事に感じるでしょう。
「飽き性な人が没頭するほどのめり込める仕事」
これほどのパワーワードはありません。
飽き性な人がやりたいことを見つけるためには、見つかるまでひたすら行動する必要があります。
就職した1つ目の会社が、天職である可能性はゼロに近いです。
自分が飽き性な性格だと自負する人は、ただ行動しましょう。
100個ある扉の内、正解の扉は一つだけかもしれません。
それでも、正解の扉は存在するのです。
2:急に仕事のやりがいが見つかることはありえない
急に、仕事のやりがいが見つかることはありえないです。
なぜなら、頭の中に存在しない考えは思い浮かばないからです。
① やりがいは知識の蓄積が多いほうが閃きやすい
やりがいは、知識の蓄積が多いほうが閃きやすいです。
アニメの作中のキャラクターや偉人、発明家などによくある閃き。
憧れませんか。
私はめちゃくちゃ憧れました。
NARUTOであればシカマル
スラムダンクであれば桜木
ダイの大冒険ならポップ
みんなカッコいいです。
(全部ジャンプですが)
閃きは、偶然降りてくる産物ではありません。
きちんとした、方程式があります。
知識量×組み合わせ=閃き
新商品を商品開発をした人の自叙伝はよくあります。
新商品を発明した人は、急に閃いたわけではありません。
今まで築き上げた基礎知識があるから、閃いています。
いわば、閃きは知識の蓄積量に比例します。
知識量が少ないのに、閃くことはありません。
② 主婦発案のグッズが売れるのは自分が楽をしたいから
主婦発案のグッズが売れるのは、自分が楽をしたいからです。
主婦(主夫)は毎日家事をしていますので、家事のプロです。
家事のプロであっても、めんどくさい家事はめんどくさいです。
毎日する家事なら、少しでも楽をしたい。
人は楽をするためなら、アイディアはどんどん思いつきます。
- 営業の外回りでサボる言い訳
- 町内会に参加しないための理由
- 飲み会の断り方
実際に自分が楽できる商品だkら、主婦グッズはヒットします。
逆に、家事を普段しない商品開発部は、生活に役立つ商品はそうそう思いつきません。
なぜなら、自分が楽ができる商品だと知らないからです。
③ レオナルド・ダ・ヴィンチは好奇心の塊だから多才だった。
発明家のほとんどは、好奇心旺盛です。
特に、レオナルド・ダ・ヴィンチも好奇心の塊でした。
ダヴィンチは、自身の好奇心を埋めるためにTODOリストを作成し、一日中どこかに行って人と会い知識を吸収していました。
レオナルドダヴィンチのTODOリスト
- ミラノと郊外の町を測量する
- ミラノとその教会について論じた本を探す。コルデュシオに行く途中の店で入手すること
- コルテ・ヴェッキオ【公爵の宮殿の中庭】の面積を明らかにする
- 算術の大家に三角形の求積法について教えを請う
- ベネデット・ポルティナリ【フィレンツェの商人】にフランダース地方ではどのような手法で氷上を移動するのか尋ねる。
- ミラノの絵を描く
- マエストロ・アントニオに、日中もしくは夜間に迫撃砲を稜堡(りょうほ)に配備する方法を尋ねる
- マエストロ・ジアネットの石弓を詳しく調べる
- 水力学の専門家を探し、ロンバルディアでは閘門、運河、製粉所の補修がどうのように行われているか教えてもらう。
- マエストロ・ジョヴァンニ・フランチェーゼから約束どおり、太陽までの距離について教えてもらう
出典:『子どもは40000回質問する』
TODOリストをこなしても、何かが得れる保証はありません。
しかしダヴィンチは、好奇心に基づいたTODOリストを実行することで、芸術や数多くの発明をしてきました。
ダヴィンチの功績を考えれば、好奇心の必要性の説得力があります。
3:自分の好みの特徴と仕事の特徴を突合する
自分の好みの特徴と、仕事の特徴を突合しましょう。
やりたいことを仕事にする
理にかなった行動です。
やりたい事であれば苦労も苦ではありませんし、苦労すらも楽しみかもしれません。
しかし、現実的に、直ぐやりたいこと仕事に辿り着くのは不可能な話。
でしたら今の仕事がどのくらいやりたい仕事なのかを見極めましょう。
① やいたいこと・やりたくないことリストを作成する
個人的にオススメしたいのが、やりたいこと・やりたくないことリスト100
自分がやりたいこと、やりがいを感じることを100個書いてください。
書けない人は何時間かかっても書いてください。
諦めらたらそこでやりがいを見つけられなくなります。
『やりたいこと』100個書きましたら、今度は『やりたくないこと』を100個書きましょう。
経験上やりたくないことこちらの方が早く完成します(笑)
② 100個リストで上位5個を選抜する
やりたいこと・やりたくないことの100個リストが完成したら、選別しましょう。
それぞれリストの100の内、上位25個に〇をして選別をします。
25個が決まりましたら、その25個の中で更に上位5個を選択します。
上位5個が残りましたら、今の仕事と照らし合わせます。
やりたいことと今の仕事が合致する項目はありましたでしょうか。
やりたいことが仕事と関連していない場合も当然あります。
ですが、やりたいことを仕事に出来ていた方が確実に仕事のやりがいはあるはずです。
③ やりたくないことの上位5個は本当にやりたくない行動
やりたくないことの上位5個は、本当にやりたくない行動です。
やりたくないことワースト5に該当する環境なら、環境変化をする必要があります。
頭では嫌だと理解しているのに、実際の行動は嫌な事をしている
これは大変なストレスとなり身体の負担となります。
人間がストレスを感じる一つに思考と行動のギャップがあるのですが、
仕事で本当はA商品が合っているのに、会社がB商品を顧客に売るよう指示するので無理やりB商品を勧めるようなケースが該当します。
思考(内側)⇒自分はA商品を売りたい
行動(外側)⇒実際はB商品を売っている
この様な行動は、まさにストレスを正面から受け止めているようなものなのです。
私も税務署職員時代にこの苦痛に悩まされました。
本当はこうやった方が効率がいいのに上からの指示で無駄な作業をわざとしなければいけない。
当時はなぜストレスを感じているのがはっきとはわかりませんでしたが、この理論を知った時に「税務署辞めよう」と思いました。
こちらが私が実際に辞めるのを決意した時に視聴した動画です。
4:転職先を探すのも好奇心が必要
転職先を探すのも、好奇心が必要です。
好奇心や発想は、思い付いたその一瞬しか存在しません。
釣りをやっている人は浮が沈んだ瞬間に竿を引かないと魚は釣れませんよね。
それと同じ感覚です。
人間は本当に忘れっぽい生き物で、思い付いたことの次の瞬間別の行動をすると既に忘れています。
それは誰であっても同じです。
なので、成功している人ほど直ぐにメモを取りますし、メモの重要性を謳った本も発売されているくらいです。
仕事で悩んでいる時、一瞬でも「こんな仕事やってみたいかも」と思いましたらとりあえず検索をしてください。
より具体的な行動ができればGOOD。
① 転職サイトを眺めるだけでも価値がある
転職サイトを眺めるだけでも価値があります。
自分の天職でも、存在を知らなければ就職することはできません。
見つけるためには、ひたすらに探すしか方法はないのです。
転職項目を絞るなら、MIIDAS(ミイダス)
ミイダスは、無料で自分の市場価値を算出してくれます。
ミイダスのアプリでは、適性チェックを受けるだけで、自分にある職種を10段階評価で示してくれるのもポイントです。
※上記の適正試験の結果は私の実際の結果です。
単純に自分の適性を知れるのは良かったですし、登録するだけでも価値がありました。
ただ、転職サイトをみて「良さそうじゃん」って思う気持ちよりも、「まぁそんなもんだよな」と思うケースがほとんどです。
簡単に良い条件の転職先が見つかるのであれば、誰も苦悩しません。
② やりたい仕事は確率論で決まる
やりたい仕事は確率論で決まります。
発見でるどうかは確率の問題です。
0の確率以外であれば、回数を増やす分だけ当たりの確率が上がります。
もし、後1回引いたら当たりなのに止めた人がいたらどうでしょう。
「もったいなっ!」
って思うはずです。
仕事探しでは、あと1回で当たりとわかることはありません
しかし、結果論としてあと1回で転職が見つかるケースはあります。
そうなったら絶対に後悔します。あと一回行動しなかったことを。
別に転職サイトを1回見ただけで、マイナスに動くことはありません。
大事なのは、自分が行動した分だけ幸せになる確率が上がることです。
5:人がやりたくない仕事がやりたい仕事の場合もある
人がやりたくない仕事がやりたい仕事の場合もあります。
仕事の不満の理由は、人それぞれです。
- 給料が安い
- 労働時間が長い
- 残業代が付かない
- 年功序列
- 職場の雰囲気が悪い
- 福利厚生が整っていない
- 仕事の作業に魅力を感じない
しかし、自分の好奇心が満たされる仕事なら、関係なく仕事をします。
e-スポーツが仕事にできるなら、1日15時間ゲーム(労働)で、月20万円でも求人は希望者は集まります。
仕事している本人が納得しているなら、何時間働いてもブラック企業ではありません。
プロ野球選手も同様です。
毎年クビになる環境下で、1年間身体を酷使します。
2月から11月までの期間にまともな休みもありません。
それなのに選手の平均寿命は10年未満。
平均勤続年数が10年未満の会社のイメージが良いことはありませんよね。
それでも、プロ野球選手の労働環境が悪いと発言する人はいません。
なぜなら、プロ野球選手が好きな事を仕事にしていると、社会全体が知っているからです。
やりたいこと・やりたくないことはバラバラです。
他人の目を気にしないで、自分が本当にやりたいこと・やりたくないことリストを作成してください。
ご参考になれば幸いです!