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危険!公表されている年収だけで公務員と結婚すると損する理由

結婚の条件
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公表されている年収だけで、公務員と結婚すると損をします。

結婚して共働きにするにしても、専業主婦(主夫)になるにしても、公務員ブランドは健在です。

なんやかんや言われても、20,30年以内にリストラ制度が成立することはありません。

現状で給料が半減する可能性も、ほぼゼロです。

公務員がどのくらいの給料をもらっているか、存知でしょうか。

人事院が公表している平成30年国家公務員給与等実態調査の結果によると、公務員の平均年収は約680万円です。

「かなり高給取りじゃん」と思われるかもしれません。

しかし、公表されている数字には、仕掛けがあります。

仕掛けに気づかないで結婚したら「・・・意外と給料少ないのね」なんて、ことになりかねません。

後の祭りにならないためにも、公務員の収入と注意事項をご説明します。

1:公務員の平均年収680万円なのは平均年齢が43.1歳だから

グラフ

公務員の平均年収680万円なのは、平均年齢が43.1歳だからです。

公務員のシステム上55歳以上にならない限り、システムでの給料が下がることありません。

(景気による給料の上下はあります)

なので、基本的に給料は右肩上がりで昇給します。

 ① 公務員の半分以上は中高年の職員

公務員の半分以上は中高年の職員です。

公務員の職員平均年齢は平均43.1歳ですので、43.1歳以上も以下の年齢の職員も在籍します。

平成30年国家公務員給与等実態調査の結果参照)

IT企業などは平均年齢が30代前半の会社も珍しくありません。

20歳くらいから65歳が在籍する公務員では、43.1歳はちょうど中間地点です。

 ② 公務員は45歳から50歳までの公務員が一番多い

公務員は45歳から50歳までの公務員が一番多いです。

年収で考えた場合、平均年齢と平均年収を鵜呑みにすることはできません。

下のグラフが公務員の給料別の年齢階層なのですが、これを見ると年齢が歪なことがはっきりとわかります。

俸給表

公務員は原則中途採用がありません。

職員数が途中から増加することはないので、最初に採用された職員が最大数です。

理論上は、新卒採用である24~27歳くらいが最も人数が多くなります。

しかし、実際の公務員の年齢階層の人数が多いのは44歳以上から48歳未満の階層です。

(公務員は中卒から大学院卒まで採用枠があり、採用年齢も最大30歳程度までは見込めるので20代後半が同世代の人数が多い時期になります。)

折れ線グラフにすると、一目瞭然です。

職員数と階級

※ 年齢階層は4年ごとにまとめた数字なります

44歳~47歳は、バブル絶頂期に採用された職員なので、採用人数が桁違いに多いです。

離職者が3割いても、バブル期には約53,000人が採用されたことになります。

計算上、24歳~28歳未満の18,821人の約3倍が採用されている計算になります。

 ③ 公務員の平均年収は中高年が押し上げているだけ

公務員の平均年収は、中高年職員が押し上げているだけです。

実際、公務員は30歳までの給料は実はそこまで高くありません。

税務署職員だった、私の最後の年の年収は約500万円でした。

【給与明細公開!】大卒と比べても高卒公務員の給料も待遇も悪くない!

しかし、年収500万円は、東京都にある税務署に勤務してたからであって、地方の税務署の職員だと2割給料が下がります。

20代の公務員と結婚すると場合、年収300万円から400万円が相場です。

世間的に考えても、特別高額な年収ではありません。

2:公務員で年収が高い人は残業代を多くもらっているだけ

山積み

公務員で年収が高い人は、残業代を多くもらっているだけです。

地方の30歳の公務員であれば、年収は400万円くらいです。

若手職員で年収600万円以上の職員は、残業代が多く含まれています。

 ① 残業代は時給が1.25倍でお得

残業代は、時給が1.25倍でお得です。

単純な労働時間で考えた場合、残業を多くしている職員ほど効率よく給料を貰っていることになります。

慢性的に残業をしている部署は仕事としては大変だと思いますが、公務員が全てをサービスで残業で仕事をすることはありません。

(切り捨てに遭うケースも存在しますが)

特に公務員は残業に対しての費用対効果を考えない職場なので、認識の乏しい部署ほど残業をします。

 ② 公務員は残業代が支払われるので働いた分だけ給料が増える

公務員は残業代が支払われるので、働いた分だけ給料が増えます。

やたらに休日出勤している職員がいれば、残業代(休日出勤)目的の可能性もあります。

表面上は、仕事をしていれば正当性はありますので、違法ではありません。

長時間労働が苦にならない人は、労働時間でお金を稼いでいます。

 ③ 残業が無い部署に転勤したら収入は激減する

残業が無い部署に転勤したら、収入は激減します。

毎月100時間残業していた職員が残業なしの部署に転勤になると、実質の給料が3~4割カットになる可能性も。

(それぐらい長時間残業の残業代は高くなります)

また、地域手当20%から0%の地域に転勤すると、基本給の減額+残業代0のダブルパンチを食らうことになります。

慢性的に残業をしている職員は、基本給を把握していません。

基本給だけになった場合、生活できなくなる職員も実在します。

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3:税務署職員と結婚すると毎年転勤の覚悟が必要となる

地方公務員は地域に密着しているため、職場が越境(他県)することはありません。

しかし、国家公務員の場合には転勤はごく普通のことであり、毎年転勤するケースも不思議ではないのです。

私の所属していた税務署は、1~4年の間に9割以上の職員が転勤で他の税務署に行きます。

転勤する範囲は採用された国税局全体です。

例えば、札幌国税局は北海道全体が管轄区域になります。

北海道内であればどこの税務署にも転勤する可能性が存在し、函館税務署から稚内税務署転勤になれば当然転居を伴う異動となります。

また、転勤先については子育てや介護を必要とする職員を優先して配置するため、遠方の税務署に転勤になるのは独身者や子どもがいない職員がほとんどです。

4:体育会系の公務員の飲み会は驚くほど多い

beer

接待が無い公務員は飲み会が少ないと思われるかもしれませんが、逆です。

マイカー通勤が許される地方公務員などは違うかもしれませんが、警察官や税務署など体育会系の職場では飲み会は本当に多いです。

特に出世が早い上司や出世をしない先輩は飲み会大好きです。

直属の部下になれば、日常的に飲み会があると認識する心構えが必要です。

拒否権を行使することも不可能ではありませんが、出世を考えれば飲み会は避けて通れません。

(公務員は成果で判断しないで上司の主観で出世が決定されます)

それゆえ、出世の道を選択した場合は毎週(毎日)飲み会に参加するしかありませんので、平日自宅にいることは少ないことは覚悟する必要があります。

5:公務員と結婚したいならアルバイトで潜入すること

公務員と結婚したいなら、アルバイトで潜入することをオススメします。

アルバイト職員は、公務員と知り合うのに一番簡単な方法です。

公務員の職場のアルバイトは、ベテランの人が多いのです。

競合相手にはなりませんので、ライバルが少ないのも魅力です。

公務員は職場結婚が多いからこそアルバイト職員として出会いを求めようでは、公務員との出会いのポイントをまとめています。

最終的には人と人の相性です。

多くの公務員と会ってみて、一番良い人を見つけましょう!

ご参考になれば幸いです!