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心療内科のカウンセリングの効果が全くなかった話

医者
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「心療内科を受診して心の病が治るのか」

 

精神的な病は肉体のケガなど違い、治っているかの判断は非常に難しいです。

また、心の病に陥ると完治することが困難なのは身をもって体験しております。

 

私も公務員時代に何回も心身を壊し、2か所ほど心療内科を受診しましたが、2か所ともまったく合わなく、行くのを止めました。

 

どうして行かなくなったのか、心療内科に効果はないのか

 

心療内科にも大事だと思いますし、必要な機関です。ですが、それ以上に受診したから治るものでもありません。

私の体験談を基に記事を作成してますので、私見が含まれています。その点をご理解の上お読みください。

 

1 薬への過度の期待は禁物

薬

本当に薬が効果があるのかどうかは専門家ではないのでわかりません。

しかし私は薬を服用してすぐに止めてしまいました。

理由としては2点です。

 ⑴ 副作用の効果が強い

うつ病などに処方される薬の中には眠気が強くなる薬もあります。

個人差はありますが、私は服用後仕事中に眠気に襲われるようになりました。

我慢できればいいのですが、昼間の眠気があまりにも苦痛で逆にストレスが溜まり逆効果でした。

自宅で静養できる場合は問題ないですが、仕事が原因のストレスの場合、仕事のストレスを軽減しないと症状は軽くなりません。

私の感覚では、運動した分だけ食事をするので体重が減らないような気分でした。

体重を減らすには食べる量も調整しないといけませんが、ストレスも同様で元を断ち切らないと改善できないので、意味がありません。

 ⑵ 薬が効いているかの実感が湧かない

 

解熱剤などは効果がはっきりとわかるので処方してもらう気持ちになりますが、うつ病の薬に関しては即効性がありません。

うつ病などは長期間をかけて治していくので薬もしばらく処方する必要があります。

でも私は「長期間処方しないと効果が出ない薬に意味があるのか」と。疑問に必要性がわからなくなりました。

 

 

2 カウンセリングは担当医でまったく効果が違う

 

私は2か所の心療内科を受診しましたが、両方の担当医(開業医でした)がまったく合いませんでした。

精神的に苦しんでいるときは些細な事でも気になります。

相手の反応一つとっても自分にとって都合の悪いように解釈してしまいます。

当時の私もそうだったのかもしれませんが、対応が何ともそっけない。

風邪薬をもらうための受診なら数分で終わってもいいですが、こちらとしては悩みを聞いてもらいたい。

しかし、多くの患者を受け持つと医者はどうしても対応がおざなりになってしまう(見えてしまう)。

これがどうしても私は我慢できませんでした。

「本気で私の病気を治そうとしているのか」と。

 

もちろん全国には本当に信頼できる心療内科の先生や施設もあると思いますが、少なくても私は受診してむしろイライラしました。

 

3 基礎的な知識があるなら受診しなくてもいいかもしれない

 

心療内科を受診するの自体が非常に勇気がいる行動です。

受診する前に本やネットで自分の症状がどんなものかを探します。

私の場合は心療内科を受診する前に数多くの書籍を読み知識を入れました。

 

精神的な病については、基本的にはっきりとした原因と対処法は確率されていなく、仕事をしていればストレスの一言で終わらすことが本当に多いです。

仕事が原因なのはそうでしょう。ストレスが原因なのもそうでしょう。

じゃあ自分の症状は何でしょうか。『骨折』のような病気の名称が欲しいですが該当するものがわかりません。

当初「うつ病ではないか」と思い心療内科を受診しましたが、「なんかうつ病でもないかもしれない」と勝手に判断し、今度は「自律神経失調症なのかな」とも思ったりもしましたが、やはり骨折などと違い明確に判断できるもではありません。

自分自身で自分の現在の状況を把握しないと他人である医者も判断するのは困難です。

医者でも5分程度の時間で症状を把握し解決策を出すのは困難ですので。

 

どんな時に・どのような症状が・どれくらいの期間出る

メモでの構いませんので、ある程度自分で知識を入れ状況が説明できるようにしましょう。

 

5 結局は病気にならないことが一番

 

心療内科を受診するようになった時点で、すでに病気になっている可能性が非常に高いです。

心の病になる前に対処しなければ長期間自分にとっての苦痛を味わうことになります。

 

苦痛を感じたらその苦痛の原因を考えましょう。

上司の罵倒

同僚の嫌味

世間のネガティブなニュース

SNSの炎上

それらの原因がわかったら今度は自分に起きている症状を確認しましょう。

上司の罵倒⇒胃がキリキリする

同僚の嫌味⇒無性にイライラする

世間のネガティブなニュース⇒胃が重くなる

SNSの炎上⇒何もやる気が出なくなる

 

最後に出た症状のレベルをつけます。

(ラベリング)

同じ胃がキリキリするでも、少しキリキリする場合と立てないくらいの痛みがあったりすると思います。

それらを1~5又は1~10でレベルをつけて自分の危険ラインを判断しましょう。

 

危険ラインを認識して入れば、自分からそのラインより一歩後退する対処ができます。

 

デッドラインを超える前であれば、有休を取得したり、転職先を探したりできます。

病になるとその行動すらできません。

動けなくなる前に危険ゾーンから避けましょう。

 

おわりに

私も完治してると言えない状況ですが普通には生活できています。

しかし耐久力は昔に比べて格段に落ちています。

ネガティブなニュースをみたらすぐに落ち込みますし、ドラマの罵倒シーンを見るのも耐えられません。

(なので、ドラマは見ません)

でも全て悪いことでもなく、自分がダメージを受けやすい状況からいち早く避ける選択ができます

 

また自分を見直している分、昔の私よりも今の私の方が自分を知っています。

病気になって良かったとは思いませんが、知識と経験と同じ病で苦しんでる人の気持ちが理解できるようになったのはプラスにはなっていますので病になったから全てがマイナスになることはありません。

 

自分の身体は代替は無いので大事にしてください!

 

ご参考になれば幸いです!