フリーランスの仕事 PR

お金を稼がないとお金のことばかり考えるようになる

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

公務員として12年以上働き、転職後はライターとして6年働いている私ですが、公務員を退職してからの収入面での変動は激しいです。

正直、生活できる程度の収入が得られれば問題ないと思っていましたが、現実は収入が減るとお金のことばかり考えるようになってしまいました。

なので、もし転職等を考えている方は、収入が減るリスクについて今一度見直すことも検討してください。

1:収入が減ると突発的な支出に苦労する

私自身生活費があまりかかりませんし、旅行などの趣味も無いので、月収20万円以下でも生活できる環境下にあります。

生活に最低限必要となるお金はもっと少ないので、公務員を収入が不安定な職業のライターに転職後も何とか生活を送れています。

収入が減ることは誰しも思うかもしれません。

ただ収入が減少したことで辛いのは、娯楽費が減ることではなく、突発的な支出に疲弊してしまう点です。

家具やスマホが故障すれば買換えが必要になりますし、冠婚葬祭への出席が必要なれば支出が発生しますが、最低限の収入しか無ければ突発的な支出に充てられる資金が不足します。

超高齢社会の日本の将来を考えていれば、増税はもちろんのこと、税金の計算方法の変更により実質的に負担額が多くなることは避けられません。

実際、現在進行形で増税の議論がされているだけで、私が胃がキリキリしています。

どんなに将来のことを考えたとしても、将来のことを完全に予測することは不可能ですが、お金で解決できる問題については、収入が一定以上あることでカバーできます。

しかし、収入が少ないと突発的な支出を補う余力が残されていませんので、苦労することになります。

2:毎月の収入が担保されていないと不安がつきまとう

ライター(ほんの少しブロガー)として6年活動した期間を振り返ると、最初の1年は収入はほぼゼロでしたが、ライターとして本格的に活動してからの3年間はかなり順調に推移してました。

【4年目突入】Webライターとして何だかんだ生活できているブログ更新が結構おろそかになっており、ブログ更新も本記事で数か月ぶりとなっていました。 当初「ブロガーとして活動する!」と意気込ん...

1年間だけですが、公務員時代の収入を超えた時期もありましたし、一時だけは仕事とプライベートの両方で公務員時代よりもいい環境にありました。

ただ、公務員の待遇のメリットは一瞬だけではなく長期間続くことにあります。

将来的に公務員がクビになる時代が到来する可能性もありますが、現時点では不祥事を起こさない限りクビにはなりませんので、定期的に確実な収入が見込めます。

月30万円の収入が担保されていれば、突発的な支出が重なったとしてもカバーできますし、年齢応じて収入は増えますので人生設計もとても楽です。

一方、ライター業は公務員よりも多く稼げるメリットがありますが、収入が安定しないデメリットは想像以上に重いです。

ライターとしての収入が1年間だけ公務員時代の収入を超えたことがありましたが、翌年は収入が激減し、1か月の収入が1桁万円まで落ち込んだ時期がありました。

(月の収入が数万円は数か月続きました。)

収入が減ったのは私自身の実力不足が原因にありますし、転職する際に仕事が減るリスクも想定していましたが、収入が減ったことの不安が毎日続くことは想定外でした。

3:収入の不安定さを実感すると安定のありがたみを感じられる

公務員を辞める決心をした後、公務員に戻りたいと思ったことは一度もありませんが、収入が激減したことで、公務員の職業の安定さを痛感したのは実体験としてあります。

仮に公務員として働き続けていた場合の生活を想像することはありましたが、仕事に満足できない確信があったため、転職した選択に後悔はなかったですが、それでも公務員の安定性は退職してからの年月が経過するほど増してきます。

年齢が上がれば転職は難しくなりますし、選択肢が狭まるのも事実ですが、自営業の不安定さを感じていれば、会社員となった場合の苦痛にも耐えやすくなるかもしれません。

30代や40代で公務員に戻ることは難しいですが、民間企業への転職は可能です。

自営業として働いた人が会社員として働いてはいけない理由はないので、苦い経験から会社員など、別の働き方をしてもいいのではないかと思うようになりました。

4:安定が不安定になることも想定しないといけない時代

公務員は最も安定した職業ですが、公務員と同等の安定さがあった大企業は転職を促す動きもありますし、業績不振から解雇されるケースも増えてきました。

私は超安定な公務員から不安定なライターに転職しましたが、心配性・不安症なので、収入が激減したタイミングを精神的にキツい状況が続きました。

ただ人間追い込まれないとなかなか行動することができませんし、必死になれないので現状維持となってしまうデメリットを考慮すると、荒療治でした収入減の苦い経験をしたのは良かったのかもしれません。

社会の変化が激しすぎて追いつくことも難しいですが、それでも選択肢は無数に用意されていますので、自分によって良い働き方を選ぶことが今後大切になっていく気がします。

 

ご参考になれば幸いです!