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初心者ライターが最初から高額教材を買うのは個人的に反対!

反対する人
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2020年初頭からの新型コロナウイルスの影響で、WEBライターを目指す人が増えています。

WEBライターは自宅で仕事を行え、かつ正社員のような時間の制限がないのも人気になっている理由です。

しかしライターの仕事は人を選び、全員にとって夢のある職業ではありません。

また初心者ライター向けの教材を販売している人もチラホラ見かけますが、個人的にはまったくオススメできません。

ではどうして初心者ライター向けの教材がオススメできないのか、その理由をご説明します。

1:初心者ライターが高額商材を購入するメリットは少ない

TwitterやYouTube、noteなどを通じてWEBライターのノウハウをまとめた教材が販売されています。

教材自体は販売者によって差があり、タメになる内容も含まれていので、情報商材自体は否定しません。

ただ高額商材に関しては、初心者が購入する価値はないです。

⑴ WEBライターはコストがかからないのが最大の魅力

WEBライターが注目されているのは、始める際のコストや資格がほとんど不要な点です。

税理士や弁護士は資格が必要ですし、プログラマーも1から教育してくれる会社はあまり多くありません。

一方で、ライター業は資格は不要ですし、記事内容によっては専門知識よりも筆者の感性の方が必要とされるものもあります。

そのためライター業を始める際に学歴や資格を取得する費用はかからず、仮にすぐに廃業したとしても、負債として残るコストがありません。

ただ最初から気合いを入れるために高額商材を買ってしまうと、購入代金分だけコストが発生します。

コストゼロで始められるのがライターの利点なので、高額商材の購入はメリットを潰すのと同義です。

⑵ 実践以外で最も上達する方法は存在しない

WEBライターとして上達するためには、いかに記事を書くかで成長度する合いが違います。

報酬を得る以上、初心者だからミスをしていい理由にはなりません。

ただ報酬に見合った価値を提供できれば、Win-Winの関係になります。

初心者ライター向けに募集しているクライアントがいれば、応募して記事をたくさん書くのが一番成長する方法です。

どんなに優秀な教材でも、所詮は教科書であり、手を動かさないと成長しません。

東大生を多く輩出してる塾に通っても、本人が勉強しなければ東大に合格できないのと同じです。

ライターとして成長するためには、教材の善し悪しではなく、執筆する記事本数が関係すると考えてください。

⑶ 高額商材の購入費用を回収するための文字数を計算すること

WEBライターは、1文字あたりの単価で報酬が決まることが多いです。

1文字1円なら1,000文字書けば1,000円ですが、1文字2円になれば、同じ文字数でも収入が2倍になります。

一方で、単価を2倍にすることは結構難しいです。

なぜなら報酬が2倍になれば、クライアントの支出額が2倍になるからです。

同じクライアントで報酬交渉をする際、一気に文字単価が2倍になることはありませんので、文字単価が1円なら1.2円など少しずつ単価交渉するのが現実的です。

ただ情報商材の知識を単価上げに活用する場合、コスト回収が結構大変です。

たとえば10万円の情報商材なら、0.2円の単価アップで購入金額を回収するためには、50万文字執筆しなければなりません。

50万文字は、ライターとして活動するのであれば3か月程度で書く文字数です。

50万文字も執筆すれば、勝手にライターのしての技術が向上します。

成長が止まったと感じてから、教材に手を伸ばしても遅くはありません。

2:初心者ライターにとって大事なのは『もがくこと』

WEBライターの学校が無い以上、ほぼすべての人は独学で文章を身につけています。

私もブログを1年近く運営した後、ライターとして活動したただけで、執筆活動や文章の訓練は一切していません。

ただそれでも私がWEBライターとして生活できているのは、『もがくこと』をしているからです。

⑴ 知識よりも行動する力を身につけるのが先

WEBライターは個人事業主です。

個人事業主は自分で考えて、行動しなければならないため、常に能動的な動きをしないと生活できません。

いくら知識量が増えたとしても、行動に移さないライターの技量は上がりません。

逆に積極的に行動した場合、行動達成のために知識は不可欠なので、勝手に知識が身についてきます。

WEBライターの場合の行動は、執筆募集に積極的に応募し、記事を書くことです。

応募に落選すれば、落選した原因を調べることができますし、記事執筆で指摘を受ければそれを直すために努力をします。

クライアントとから指摘されるのが胃が痛くなりますが、指摘無しでライター活動している人は一人もいません。

また行動していると勝手に不足している知識が見つかるため、知識を収集する術が無くなってから教材を購入しても遅くないです。

⑵ 会社員・公務員・専業主婦は物事を自主的に考える力が無い

一方、会社員や公務員、専業主婦の方々は、与えられたものをこなすだけで、自分の頭で自主的に動くことを普段からほとんどしていません。

私の前職は公務員でしたので、基本受け身の人間でした。

自分の頭で考えて行動する力が不足していた自覚はありましたが、今もだらけてしまうと受け身になり、成長が止まってしまいます。

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会社員や公務員、専業主婦として生き方を否定するつもりは一切ありません。

ただWEBライターに転身する場合は、知識よりも心構えを変えないと必ず苦労します。

⑶ 成功している人は苦労を苦労と思わない属性の人

ブロガーやアフィリエイター、そしてライターなど知識ゼロから月100万円以上稼いでいる人は存在します。

多くの方々は、人並み以上に努力をしてその地位を確立していますが、同じ苦労をしてもそれらの方々のポジションに行けるとは限りません。

会社経営もそうですが、仕事が好きな人は、仕事に関する作業を苦労と感じません。

RPGゲームが好きな人はレベル上げが苦にならないと同じで、地味な作業を苦に感じないといくらでも作業を続けられます。

一方、そんな仕事大好きな人が提供する教材は、理論上稼げる内容になっている可能性が高く、凡人が天才の計画した理論通りに成果を積み上げられるかは疑問です。

変な言い方ですが、自分が凡人だと思っている人ほど、簡単に成功できるとは思わないでください。

凡人は、地道に努力をした方が確実に成長できます。

3:初心者ライターがライター業を開始する際のポイント

私は本記事を執筆している時点で、WEBライター歴2年未満の人間であり、まだまだペーペーです。

ただ1年近くは継続的に生活費を稼げていますので、私の実体験も含めてライター業を始める際のポイントを解説します。

⑴ 自分の力でWEBライターになるための情報を集める

WEBライターになるためのイロハは、ネット上に溢れていますし、無料でいくらでも情報を入手できます。

「どうすればWEBライターになれますか?」と聞くのは簡単です。

ただ自分でWEBライターになるための情報を集められない人は、ライターとして活動するのは難しいでしょう。

WEBライターは、自分だけの力で記事を考え執筆しなければなりません。

必要な情報は自分で入手し、他人に相談することも難しい職業です。

つまり最低限の能力として、自分で情報を集める力が不足していると仕事にも支障が出るため、大変でも自力で情報を集めてください。

⑵ ライターサロンの会費は高くても月額5,000円以内

一人でライターを始める場合、自分のやっていることが正しいのかどうか不安になります。

私もかなり不安だったので、2つのライターサロンに加入しましたが、両方とも月額2,500円以内でした。

ただこの2つのサロンに加入した主な理由は、情報ではなくライター案件の獲得でした。

双方とも現役ライターが主催しているため、生の情報が得られる利点もありますが、それ以上に1円以上の案件を受けられたのは初心者時代には大きかったです。

(ライター組合は、案件を受ける前に退会しました。)

個人的に、初心者が月1万円以上支払うのは高すぎます。

1万円の支出が気にならないくらい収入を得られる人は初心者じゃありませんし、あまり稼げない人の1万円は大きいです。

またサロンに加入したからお金が稼げるわけではなく、結局は自分の力で努力しなければ収入が増えることはありません。

⑶ 自分に不向きと感じたら撤退するのも選択肢

私自身ライターとして活動していますが、ライターが良い職業だとは思いません。

相応の大変さはありますし、ストレスで体調を崩すこともあります。

元公務員が語る!退職後の仕事でライターを選んでいる理由

ライターの仕事を楽しんでいる人はライターに向いていただけであり、ライターの仕事を楽しめない人はライターに向いていないだけで、能力が低いわけではありません。

またライター行は、仕事の中で頂点にある職業ではないので、ライターの仕事が合わなければ、別の仕事を探しましょう。

失敗をした経験を活かせれば、ライターよりも向いている職業を見つけられるはずです。

4:WEBライターの人気が出れる分だけライバルは増えている

価格は市場の需要と供給によって決まるため、供給過多になれば値崩れが発生します。

WEBライターの増加は、供給量の増加を意味しますので、需要が減ればライター同士で案件の取り合いになります。

案件の取り合いになれば、クライアントにとって条件のいいライター(低賃金など)が採用されるため、ライターの収入は更に下がる可能性もあるでしょう。

そうなれば初心者ライターがすぐに生活できるくらい稼ぐためには、並大抵の努力じゃ足りなくなるかもしれません。

高額商材を購入してしまうと、もったいなさからズルズルその業界に残っていまいます。

購入した教材費がもったいなから、ライター業を続けるのは自分自身によっても良いこととは限りません。

自分の向き不向きを確認するためにも、お金をかげずにライターとして活動できるような模索をしてください。

自分で情報を探す技術と、練習はライターとして活かせるスキルですので。

 

ご参考になれば幸いです!