悩んでいる人を非難するつもりはありませんが、いつも悩んでいる人は暇な人です。
言い換えると、時間に余裕がないと悩みことができません。
なぜなら、毎日忙しい人は悩むことすらできないからです。
ブラック企業に勤めている人をみれば、悩みを解決する暇がないのは一目瞭然。
もし悩んで結論を出せるなら、とっくの昔にブラック企業を退職していますので。
1:毎日忙しい人は考える時間すら確保できない
毎日に忙しい人は、考える時間すらありません。
ブラック企業で働いている人を、例にとりましょう。
始発で出勤、自宅に帰るのは終電。
睡眠時間は4時間から5時間。
週一の休日は、昼間に起床、洗濯だけで終わってしまう。
こんな生活で、一番欲しいのは睡眠です。
生きるために必要な睡眠は最優先に行いますので、どんなに忙しくても本能的に最低限の睡眠時間は確保します。
一方、将来については考えて結論を出す行動をしないと決しない問題です。
ただ、考える暇がないと将来について考える時間すらありません。
そうなると、ブラック企業を辞めたいと思っていても、転職する具体的な行動が思いつきませんので、いつまでも退職しないまま働き続けるのです。
2:悩む時間が多い人は『悩むこと』だけをしている
比較的時間に余裕がある人は考える(悩む)ことができますが、悩む時間が多い人は『悩むこと』だけをしています。
悩む時間は多いですが、悩むことが目的となっているため、解決するための行動はほとんどしません。
私自身、事あるごとに悩むタイプの人間ですが、悩むだけで行動しない典型的な人間でした。
普段から些細な出来事でも、いつまでも悩む割には何も解決方法を実行しないので、また同じことで悩むことになります。
もし、本気で悩み事を解決したいのなら、お腹が減っていれば無意識に食べ物を探すのと同じように解決策を取ればいいだけのこと。
ただ食事と違って、悩みの場合には無意識に解決策は取りませんので、意識的に行動に移す仕組みが必要です。
仕組みを作って、その工程通りに行動するくらい自動化させないといつまでも悩みを解決することはできませんので。
3:悩みたくないなら没頭できる作業を見つける
少しの時間があれば、つい考え事をしてしまう人もいます。
そんな方は、何か没頭できる作業を見つけましょう。
ブラック企業は極端ですが、忙しい生活は悩む暇がありませんので、悩み事に悩む心配はありません。
他方、人は何もできない状態を維持できませんので、手持ち無沙汰になると、一番簡単な行動をするようにプログラムされています。
スマホが手元にあれば、ついついYouTubeを見ちゃいますよね。
また、スマホの電源を切って寝る場合には、考えることが一番簡単ですのでつい「悩む」行動を選択してしまいます。
そのくらい、簡単な作業を優先して選択してしまいます。
4:不安を解消するには最初に自分自身を整えることが大事
不安を解消するためには、不安が解消できる準備が必要です。
テンパっている時に正常な判断はできませんよね。
それと同様で、不安に追い込まれている時ほど正常な判断はできないものです。
そのため些細な出来事でも、精神状態が不安定なら大事件のように感じてしまいます。
精神状態を安定させるに、簡単な方法は瞑想です。
瞑想といっても難しいことではありません。
目を閉じて呼吸に意識を向けて深呼吸を繰り返すだけでも十分効果があります。
なので、電車の中や自宅、昼休みの休憩時間でも瞑想はできますので、まずは1分間だけ瞑想に挑戦してください。
と思うかもしれませんが、1分間呼吸だけを意識することはとても難しいです。
なぜなら、1分も経たないうちに別の考え事をするクセが身に付いていますので。
5:瞑想することがバカにできないのは瞑想すればわかる
集中力を高める場合や、心配性を軽減するに瞑想は効果があります。
瞑想といっても、スピリチュアルなイメージがありますよね。
しかし、瞑想することがバカにできないのは、瞑想すればわかります。
理由の一つは、科学的に瞑想の効果が立証されていることです。
もう一つは、5分間継続して瞑想することができないからです。
瞑想の方法は非常に簡単。
目を閉じ、背筋を伸ばす。
意識は呼吸だけに集中させます。
鼻から吸った呼吸の温度や風圧を感じ、身体に酸素が行きわたるのを想像し、そしてゆっくり吐き出します。
息を吸う時間よりも吐く時間を長くすると、よりリラックスできます。
※息を吐く行為は副交感神経を刺激します
瞑想は、誰にでもできる行為です。
しかし、練習しないと5分瞑想を続けることはできません。
それくらい一つの事に集中するのは難しいのです。
もし、5分間瞑想に集中できたなら、「悩み続ける」悩みから開放されます。
なぜなら、瞑想することで悩む意識を断ち切ることができますので。
6:頭の中だけで悩みを解決できるのは一流の人だけ
頭の中だけで悩みを解決できるのは、一流の人だけです。
普通の人は、頭の中だけで考えると、思考が堂々巡りをしていまします。
頭の中を整理するには、一旦外に吐き出しましょう。
簡単なのは日記です。
毎日の日記は、気持ちを言葉として表現するトレーニング。
表現の練習なので、練習不足の日記当初はモヤモヤした気持ちを言葉に表すのは、難しいです。
ただ、日々の出来事を日記を書いていると自分の気持ちを表現できるようになり、考えが整理でき、余計な不安が減少します。
効果が無いと思う人は、日記を書くことを実践していな人です。
実践してみると、スッと頭が整理できる瞬間が生まれます。
7:漠然とした不安はハッキリとした不安に変換する
漠然とした不安は、ハッキリとした不安に変換しましょう。
悩みの正体は、漠然とした不安です。
小説家の太宰治が自らの命を絶ったのは、将来へのぼんやりとした不安からでした。
なので、漠然とした不安した不安をそのままにすると危険です。
なので、不安は明確にしましょう。
- 瞑想で心を落ち着かせる
- 普段から日記で感情を言葉にする
- 悩んだら紙に書きだして整理をする
これらを行うと、悩みが具体化します。
具体化した不安は、行動に移せば解消されます。
そうすれば、不安に悩むことも減ってきますので!
ご参考になれば幸いです!