のんくらフォローアップセミナーに行きました!
しかも、札幌に!
のんくらセミナーとは、『Google AdSense マネタイズの教科書』の著者である、のんくらさん、a-kiさん、石田健介さんが主催するセミナーです。
『Google AdSense マネタイズの教科書』が凄い点として、発売当初から何度も増刷していること。
セミナーで同じ出版社から同時発売した某○○って本よりも売れていると、お話がありました(笑)
そんな『Google AdSense マネタイズの教科書』(通称 のんくら本)ですが、書籍化するにあたり、泣く泣く削除した項目があったとのことです。
ただ、その言葉だけで終わらないのが、のんくらさん・a-kiさん・石田健介さんの凄い所!
『Google AdSense マネタイズの教科書』で削除した部分を補足するためだけに生まれたのが、のんくらフォローアップセミナーなのです!
のんくらセミナーin札幌の感想としては、千葉から札幌へ行った甲斐がありました!
セミナーの講義内容自体は非公開なので記事に出来ませんが、フォローアップセミナーということもあり、基礎知識がある前提での講義は内容が濃かったです。
そんな、のんくらセミナーin札幌の様子と、セミナーに参加する価値をご紹介します!
1:のんくらセミナーは大原則とリアルを同時に学べた講義だった!
⑴ 石田健介さんはGoogle AdSenseのABテスト結果に基づき説明してくれた
※Twitterアイコンからお借りしました。
のんくらセミナーの最初の講義は石田健介さん @MonetizePartnerでした。
石田さんはYahoo!やGoogleでの勤務経験があり、現在は独立してWebサイト・アプリの広告利益向上コンサルティングを行っています。
『Google AdSense マネタイズの教科書』では第4章を担当しています。
今回のセミナーは札幌であったため、石田さんは東京からwebカメラを通じての講義となりました。
講義内容としては、Google AdSenseの広告設置場所や広告の収益状況についてです。
序盤は書籍のおさらいから始まりましたが、中盤からは石田さんのセミナーを受講した人やコンサルティングを担当している企業の実例をもって解説してくれました。
特に印象に残ったのが、ABテストをした結果に基づく広告表示の効果についての説明です。
Google AdSenseの広告の設置場所に正解はありません。なので、自分のサイトに合う広告表示の最適解を見つけなければなりません。
となると必要になるのがABテスト。
経験が無いとどうしても比較するのが難しいのですが、その難しい部分を解説してくださったのが石田さんでした。
石田さんの講義は仮説の方法と仮説の根拠。そして、仮説の実証結果の過程の説明が参考になりました。
広告表示については唯一の即効性のある対応方法です。
今日1000円だった収入が、表示を変えただけで2000円になることもあるのです!
Web広告も時代によって変化します。
Googleも毎年進化します。
ですので、ABテストの重要性について再認識することができました!
⑵ a-kiさんはサイトをタイプ別に分類し長所・短所を説明してくれた
※Twitterアイコンからお借りしました。
a-kiさん @akisfactory は、20年近くWebサイト作成に携わっているエキスパートです。
『Google AdSense マネタイズの教科書』では第5章を担当されています。
a-kiさんの代表的なサイトが初心者のためのギター入門講座。
日々更新が必要なブログとは異なり、a-kiさんのサイトは1度完成したら、更新はほとんどされません。
最初から更新を必要としないサイト設計をされているから可能となる運営方法です。
Webサイトといっても色々なパターンや傾向があります。
a-kiさんは、独自にジャンル化し、そのジャンルごとの特徴を明確にしました。
特にポイントとなったのが、ジャンルごとの長所・短所について。
しかも、短所については、補う方法についても説明してくださいました!
知りたい場合はのんくらフォローアップセミナーに参加してください!!
(Twitterで告知しています)
⑶ のんくらさんのサイト立ち上げの原理原則についての話は耳の痛い話だった
※Twitterアイコンからお借りしました。
『Google AdSense マネタイズの教科書』が通称「のんくら本」と言われるのは、のんくらさん@matari39が主体となり書籍を作成されたからです!
『Google AdSense マネタイズの教科書』では第1,2,3,6章を担当されています。
のんくらさんの講義はリアルの情報を交えた話もありましたが、それ以上に感じたのがサイト運営の根幹についてです。
『Google AdSense マネタイズの教科書』は10年先も安定して稼ぎ続けることをテーマとしています。
なので、流行りの手法や即効性はありません。
しかし、流行りがない分廃れることもなく、即効性がない分持続性があります。
それを得るためにはサイト運営の原理原則を知らなければ始まりません。
私も含め、ブログなどを運営しているとどうしても目先の収益に目がくらんでしまいます。
ですが、目先よりも5年後、10年後を見据えることで職業としてのサイト運営ができることを学びました。
2:セミナーでの新情報は3割だけど、その3割の割合が重要だった
⑴ 7割は聞いたことのある情報なのはそれだけ重要な証拠
のんくらフォローアップセミナーは、『Google AdSense マネタイズの教科書』の補足となるセミナーです。
ですので、すべてが新しい内容ではありません。
実際、セミナーを受けた感想としても、新情報だけで考えれば3割くらいでした。
(書籍の補足セミナーなので当然なのですが)
しかし、重要な話だからこそ、7割の聞いたことがある話を再度セミナーで説明をします。
逆に、もし書籍の補足セミナーなのに、新しい情報ばかりでしたらどうでしょうか。
それは補足ではありません。新規です。
初心者にありがちなのは、言葉は知っていても、言葉の意味を理解していないことです。
知識だけでサイト運営できれば、誰も苦労していません。
のんくらセミナー自体は中級者以上向けのセミナーですが、本質的な部分は初心者も同じです。
重要な部分を重要な部分として認識できているか。
のんくらセミナーは、その再確認をできる場でもありました。
⑵ 同じ内容でも知識の蓄積具合によって認識は変わる
『Google AdSense マネタイズの教科書』が面白い本なのは、読むタイミングによって見方が変わる点です。
私が『Google AdSense マネタイズの教科書』を購入したのは、ブログを開設してから半年未満でした。
ですので、初心者にはまだ早い情報や、全然理解できない内容も多かったです。
しかし、面白かったのが、その後毎回読み直すごとに、新しい発見があったことです。
書いてある内容自体に変わりはありません。ですが、読む立場の私自身が成長しているため、『Google AdSense マネタイズの教科書』から得れる情報が増えるのです。
絵を描く人も初心者からプロまで存在します。
上級者だけが共感できる技術を初心者に説明しても、初心者は何も感じません。
しかし、初心者が上達し、中級者、上級者となると話は変わります。
自分が上級者になってから、改めてアドバイスを聞くと、なぜ自分が初心者の時に何も感じなかったのかが理解できるようになるのです。
のんくらセミナーも同じです。
のんくらセミナーは、私のような初心者からトップクラスアフィリエイターまで混在してました。
私にとっては理解できなかった内容も、上級者から見ると重要なポイントの場合もあります。
大事なのは復習すること
それものんくらセミナーで再確認できました。
⑶ 新しい情報は少ないほど魅力的に見えるので印象に残る
のんくらセミナーで初めて知った情報もたくさんありました。ですが、全体からすると3割くらいだったかもしれません。
しかし、新情報が3割だったからこそ、新情報がより印象に残りました。
コンビニの飲み物の棚に『新発売』と書いてあると、目に留まりませんか。
別に欲しいとは思っていなくても、新発売の商品には自然と気になっちゃいます。
なぜなら、新商品以外の商品は見慣れた商品だからです。
逆に、もしコンビニの商品の半数が新発売の商品でしたらどうでしょうか。
新発売の商品が多すぎて、新発売自体への興味を失います。
なので、全ての情報が新しいからといって、それが良いわけではありません。
のんくらセミナーで初めて聞いた内容は、とても印象に残っています。
(詳細は言えませんが)
もちろん講義内容が素晴らしかったのもありますが、既存の情報と新情報(未公開情報)の織り交ぜ方が上手く、メモを取る手が止まりませんでした。
それは同時に、サイト運営者として、人に見せることのコツを知っている講義だとも感じました。
3:のんくらセミナーに参加する時点でセミナーに価値があった
⑴ のんくらセミナーの講師側に金銭的なメリットは一切無い
今回講師をされたのは石田さん、a-ki さん、のんくらさんの3人です。
(書籍は監修として染谷昌利さんも含めた4名です)
のんくらセミナーの札幌会場の定員は50人でした。
参加費は5000円でしたので、合計でも25万円です。
その収益から会場を借り、札幌の現地に向かった、のんくらさんとa-kiさんの交通費を差し引くと、お金はのこりません。
講師3名の実績を考えれば、セミナーを行うよりも本業をされた方が100%儲かると思います。
講師から見た場合、のんくらセミナーは損得勘定では絶対に割にありません。
ですが、それでも全国各地でのんくらセミナーを開催されるのは、本当にありがたい話でした!
(記事を書いている時点で、東京・名古屋・札幌・大阪・沖縄は確定)
⑵ 有料セミナーだからこそお金を支払った分の価値を得ようと努力する
のんくらセミナーの札幌会場の参加費は1人5000円でした。
(懇親会は別料金)
5000円の金額自体は安くはありません。
(セミナーとしては安いですが)
月収1万円の私からすれば、5000円は大金です。
しかも、千葉県在住で札幌ののんくらセミナーに行ったので、交通費込みだと月間収支は大赤字でした。
しかし、赤字覚悟で受講するセミナーには、「参加費の元を回収してやる!」との思いが込められます。
同じセミナーの内容なら、無料と参加費10万円ではどちらの方が熱心に聞きますでしょうか。
絶対に10万円支払った場合ですよね。
無料で開催すれば、だれもが参加希望をしたかもしれません。
ですが、有料のハードルを乗り越えてまで参加することによって、受講者としての姿勢もワンランクアップします。
結果的にお金を支払った方が、参加費以上に自分の知識や経験となります。
⑶ のんくらセミナーに参加した行動自体に意味があった
私は、札幌のんくらセミナーに参加しましたが、札幌よりも先に東京・名古屋でセミナーは開催されていました。
ですが、私は東京・名古屋ともに応募をしていませんでした。
『Google AdSense マネタイズの教科書』に価値があると認識していたのにも関わらずです。
それだけ『セミナーに参加する』という行動には高いハードルがあります。
しかし、セミナーに参加しなかったことを本当に後悔しました。
なぜなら、Twitterで流れるタイムラインにのんくらセミナーに参加した人の感想が流れてくるからです。
幸いに札幌でのセミナー開催が予定されていたので、参加できましたが、もしのんくらフォローアップセミナーが1回のみであれば後悔のまま終わっていました。
しない後悔よりも、して後悔をする
そのことを胸に刻んだセミナーとなりました。
4:のんくらセミナーに参加した人の話を聞いて楽な仕事は存在しないと実感した
⑴ 初心者からトッププレイヤーまで受講していたのんくらセミナー
のんくらセミナー後、懇親会がありました。
セミナー自体は講義形式だったので、わからなかったのですが、受講者には札幌周辺のトップクラスのブロガーアフィリエイターが揃っていました。
札幌以外には、熊本から来られた方も。
(千葉から行くぞってイキってた自分が恥ずかしい(;^ω^))
私は参加者の中でも最も経験が少ない人間でした。
場違い感が凄かったです(笑)
⑵ 1年目と10年目の言葉には重みが違い過ぎた
私はブログを開設して1年未満で、未熟者の意識はあります。
ですが、のんくらセミナーの懇親会に参加した時に、自分の中に驕りがあることを痛感しました。
なぜなら、10年以上ネットで活躍されている人の姿勢を目の当たりにしたからです。
セミナーの懇親会(飲み会)といえど、話す内容のレベルが高い。しかも、誰も稼いでいるアピールはしていませんでした。
それでいて、わざわざのんくらセミナーに参加し、情報収集をする姿勢には驚きました。
特に印象的だったのが、話の内容を忘れないために聞いた直後からスマホでメモを取る姿勢。
その方はTwitterで存じ上げていたのですが、月百万単位で稼いでいる人でもどん欲に知識を得ようとしてました。
初心者の私が驕れる要素は何一つない
自分の姿勢が恥ずかしいと思い、私も真似をするように直ぐにスマホでメモを取りました。
⑶ 自分と同じレベルの人と一緒にいると一生追い付けない
自分と同じレベルの人といると、とても居心地がいいです。
自分の悩みや経験を共有できますし、ちょっと威張れたりしますので。
しかし、その環境で満足していたらいつまでも上にはいけないと、実感しました。
第一線で活躍されている人の周りには、活躍している人しかいません。
活躍されている人には新鮮な情報がいち早く入ります。
また、自分の知らない情報も周りから直ぐに聞くことができますし、しかも第一線で活躍している人の生の情報が飛び交います。
一生懸命に仕事し、情報を常に集めつつ、周囲には同じレベルの人が存在する。
その人達に追いつくためには、少なくても同じレベルの内容をこなさないと追いつけません。
そのためには、自分の中にある恥じらいを捨て、どん欲に学ぶ姿勢が必須であると感じました。
5:セミナー代の価値は与えてもらうのではなく自分で価値を見出すもの
書籍やセミナー自体に、価値や質には差があります。
全てのセミナーが為になり、全ての書籍が☆5ではありません。
逆に、どんなに良いセミナーであっても、受講する人間が知識を吸収できなければそれは無価値となります。
ツマラナイ本であっても必ず得れる部分はあります。
本の内容には価値が無くても、本が出版できた経緯や、ツマラナイと感じた部分を探すことが自分にとっての知識となります。
それらを認識できたのも、のんくらセミナーに参加したからこそです。
合計5万円くらいの出費にはなりましたが、その出費を回収できる価値がありましたし、その価値を出せるのは私しかいません。
最後に、講師をしていただいた、石田健介さん、a-kiさん、のんくらさん、本当にありがとうございました。
初心者として、一つステップアップできる知識を得ることができました。
懇親会でアドバイスをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
のんくらセミナーの質疑応答で、『Google AdSense マネタイズの教科書』の紙質についての質問をしたのは私です!
いつか、私が収益な情報を発信できるよう精進いたします。
ご参考になれば幸いです!