くちゃくちゃ音にイライラしますよね。
通称『クチャラー』の方々ですが、クチャラーの難しいのは、くちゃくちゃしている本人には自覚がないこと。
(まぁ、自覚があってやってた方が余計にイライラしますが・・・)
知人・友人なら注意できますが、知らない人に注意することは難しく、特に喫茶店やカフェで隣に座っている人がクチャラーだったら、こちらが我慢するしかありません。
でも一度くちゃくちゃ音が気になると、発信源のクチャラー自身が出すどんな音でも気になってしまいます。
そんな時のために、クチャラー対策に3つの手段を用意しました。
- くちゃくちゃ音が嫌な原因を解決する
- くちゃくちゃ音をプラスイメージに変化させる
- 物理的にくちゃくちゃ音を無くす
対策しないで、くちゃくちゃ音を消し去ることはできません!
1:音は一度気になると意識が向いてしまう
くちゃくちゃ音のマイナス面として、集中力が切れることがあります。
集中力は意識を向けることは前提ですが、くちゃくちゃ音はその意識を強引に持って聞くほどの強力な力が。
また、一度音が気になると、その方向から発せられる音に意識が向いてしまいます。
例えば、カフェでコーヒーを啜る(すする)音を聞いても何も思いませんし、感じません。
しかし、くちゃくちゃ音を聞いた後にその人がコーヒー啜っていると、何故か啜る音にもイライラしてしまいます。
つまり、一旦気になってしまえば、意識をニュートラルゾーンに戻すのは至難の業です。
そのため、くちゃくちゃ音を聞いてしまった場合には、意識的に意識を変えることが必要です。
2:くちゃくちゃ音は食べてる姿を想像するからイライラしてしまう
実は、くちゃくちゃ音だけではイライラすることはありません。
「嘘だろ」って思うかもしれませんが、くちゃくちゃ音と似た音では意外とイライラしません。
例えば、納豆やとろろ芋など「ねばねば系」の食べ物をまぜると、くちゃくちゃ音に近い『ねちゃねちゃ音』がしますが、その音でイライラする人はあまりいないはずです。
種類別、くちゃくちゃ音
食材をまぜる時のくちゃくちゃ⇒NOイライラ
食べる時のくちゃくちゃ⇒イライラMAX
この2つの違いは、くちゃくちゃ音を発している原因が違うだけ。
つまり、くちゃくちゃ音と人が食べている映像(イメージ)がリンクしてしまうので、イライラが増幅してしまいます。
くちゃくちゃ食べている人を想像すると、決して気持ちがいいイメージは浮かびません。
そのため、くちゃくちゃ音は音だけの問題ではなく、音の先にある映像に対してイライラしているのです。
3:くちゃくちゃ音を聞いたら自分にご褒美を与えるクセを作る
残念ながら、くちゃくちゃ音の発信源の人を止めることはできません。
ですので、自分がくちゃくちゃ音を聞いても、イライラしない方法を実行するしか選択肢はありません。
そのための手段として有効なのが、『自分へのご褒美』を与えること。
例えば、面倒な仕事が重なっても、それが金曜日の夕方ならそこまで嫌な気持ちにならないです。
なぜなら、金曜日の仕事が終われば、休日というご褒美が待っているからです。
ですので、どんなにささやかであっても、自分が嬉しいご褒美を用意すればイライラも少なくなります。
- イライラした時限定のご褒美を用意する
- ご褒美は小さいものでOK
- ご褒美は必ず自分にプレゼントすること
- ご褒美リストを作ること
ポイントは、『自分へのご褒美』はルール化すること。
例えば、
くちゃくちゃ音を聞いた場合のご褒美
- いつも食べるアイスをハーゲンダッツに変更する
- お酒は発泡酒でなくてビールを飲む
- レンタルビデオで準新作を借りる
この様に、嫌な出来事とそれに対するご褒美を一括りにします。
すると、くちゃくちゃ音を不快ではあるのですが、ご褒美がもらえる気持ちがイライラを上書きしてくれます。
もしかしたら、ハーゲンダッツを食べたいが為に、くちゃくちゃ音を聞いたら「やった!」と喜んでしまうかもしれません。
『自分へのご褒美』は単純な行動パターンですが、単純な行動だからこそ簡単に試すことができます。
くちゃくちゃ音を聞くことなんて、月に1回あるかないくらいの頻度です。
それなら、月に一度、自分へのご褒美を用意していいのではないでしょうか。
4:ノイズキャンセリング機能を使ってくちゃくちゃ音を遮断する
どうしてもくちゃくちゃ音が我慢できない場合もあります。
特に集中力に関してはかなり影響する部分がありますので、シンプルに音を遮断したい。
そんな人は、ノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホンを着用しましょう。
ノイズキャンセリング機能のヘッドホンは、騒音を消してくれるのが特徴です。
普通のヘッドホンで音楽を聴くことでも音はある程度相殺できますが、音楽の音で集中できなければ本末転倒です。
しかし、ノイズキャンセリング機能がついているヘッドホンなら、音楽を聴かなくても騒音をかき消してくれます。
現在市販されている、ノイズキャンセル機能が搭載のヘッドホンはピンキリでが、その中でも、機能面だけで考えれば、SONYのWH-1000XM3が最強です!
参考:雑音で集中できない人はノイズキャンセリング機能を試すべき!
さすがにSONYは値段が高いですが、その1/6程度の金額でもノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホンはあります。
7000円は確かに出費です。もしかしたら、くちゃくちゃ音のために支払うのはもったいないと思うかもしれません。
しかし、月1回のくちゃくちゃ音を3年防いでくれると考えた場合、1回約200円でくちゃくちゃ音から開放してくれます。
200円上乗せしただけでは、個室スペースで仕事はできませんよね。
そう考えると、ノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホンを買うことは費用対効果がある買い物です。
5:くちゃくちゃ音が行儀が悪いのは1度に沢山の食べ物を口に入れるから
くちゃくちゃ音の根本的な問題は、くちゃくちゃ音を発する人がいけません。
ですので、くちゃくちゃ音を指摘できる人にはしっかりと注意してあげましょう!
注意してあげるポイントは2つだけです。
- 咀嚼(そしゃく)する時は口を開かない
- 1度に沢山の食べ物を口に入れない
そもそも、口に沢山の食べ物を含まないとくちゃくちゃ音は発生しません。
(少量でくちゃくちゃ音を出している人がいたら、意図的な可能性も…)
ですので、口に入れる量を減らすだけでもくちゃくちゃ音を無くすことができます。
更に、口に入れる量が減少すれば、口を開かないでも噛むことになります。
口を閉じたまま大声は出せませんよね。
なので、口を閉じるだけでほとんどのくちゃくちゃ音を防ぐことができます。
すると、周囲にくちゃくちゃ音が聞こえることも無くなります。
ほんの些細な事でくちゃくちゃ音は解決します。
元々、くちゃくちゃ音を出している人も意図的にやっている人はいません。
意図的にくちゃくちゃしていないなら、その人はくちゃくちゃ音を出している分だけ損をしています。
何故なら、くちゃくちゃ音が好きな人はいませんので。
自分自身を変えるか相手を指摘するかはケースバイケースですので、自分の状況に合った方法を選択してください。
私は『自分へのご褒美』を実行します!!
ご参考になれば幸いです!