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求人募集で福利厚生の充実は最高に心に響かないワードではないのか

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先日、同居している家族が意識が無く朝方に救急車を呼ぶことになりました。

幸いにして意識は回復したのですが、その際に大変なのは、仕事をしている家族です。

異変があったのが平日だったので、私以外の家族は仕事を休むことに。

これも幸いに、休暇を取得することができたので良かったのですが、会社に拒否されれば本人も今後の仕事環境にも悪影響が。

ですが、もし会社が家族の病気や緊急事態に即座に応じてくれる会社ならどうでしょうか。

そんな会社に勤めたいと思いますよね。

会社側からすると、急に休まれるのは非常に困りますし、イレギュラーな対応には周りの職員にも負担がかかります。

実際、陰で嫌味を言う同僚もいるかもしれません。

ですが、それでも会社がこちらの気持ちを汲んで、無条件に急な有休に応じてくれたらどうでしょうか。

会社に恩義を感じるはずです。

仕事に充実感をもたらすには『やりがい』は大事です。

ですが、実際にやりがいを持つのは難しいもの。

ですが、やりがいに代わるものとしてあるのが、感謝の気持ちです。

好きな人のためなら、苦手な事でも頑張れますよね。

子どものためなら、どんな困難にも立ち向かうことができます。

要は、自分以外の人のためにする行動が、結果的に満足感に繋がるのです。

 

なので、会社は社員が自ら会社に感謝するような環境作りをすることが良い人材を確保する方法として有効です。

また、退職者を防止する観点からも重要なポイントです。

それが、福利厚生の充実なのです。

 

ただ、残念ながらそれを学生に伝えても興味を引くワードではありません。

なぜならば、学生の大多数は子どももいませんし、介護が必要な両親がいるケースも少ないです。

実感が湧かないことに対しては、どうしても魅力的に感じません。

逆にお金に関しては実感できますので、バイトでも50円違うだけで集まる求人は変わります。

それが悩ましいところ。

もっと転職が活発になれば福利厚生の充実を会社のアピールポイントにできるのですが、給料と違い、体感する機会が少ないのが欠点です。

 

生涯一つの会社で働き続けることケースは今後少なくなります。

それでも、人生の節目ではイレギュラーな出来事は発生します。

そんな「もしも」に対しての考えを就職する会社に聞いてみるのも、良い働き口を見つける方法になるかもしれません。

 

ご参考になれば幸いです!