公務員から民間企業への転職は難しくありません。
世間が誤解してます。
日本は労働者不足なのに、転職出来ないのは矛盾した話です。
総務省統計局に公表されている『労働力調査』では、2019年2月の完全失業率は2.3%です。
しかし、実際には転職できないのではありません。
転職したいと思う、仕事がないだけです。
具体的に転職したいと思う方法について、ご説明します。
1:30年後も公務員として働きたいなら転職はしない方がいい
30年後も公務員として働きたいなら、転職しない方がいいです。
転職を考える理由は、不安感からです。
それと同じくらい、公務員から転職するのは難しいのではと、考えてしまいます。
公務員から民間企業への転職も、民間から民間企業への転職も、基本的な部分は何も変わりありません。
ただ、公務員の仕事環境は今後厳しくなります。
定年が65歳、70歳と延長になれば、その分ポスト(役職)が空くことはありません。
定年が延長されれば、下からの昇進も遅くなります。
いつまでも、自分の上に上司がいる職場で働かなければなりません。
ただ、公務員がリストラされることは、限りなくゼロに近いです。
保証されている給料が魅力であれば、公務員として働き続けるのも選択肢です。
しかし、やりがいの無い公務員生活が嫌であれば、今すぐにでも行動しなければいけません。
今行動するのと、10年後に行動するのはどちらが有利でしょうか。
転職するなら、今から行動した方が有利です。
「今はまだ20歳」とか「もう30歳だから」など、年齢は関係ありません。
実際に行動に移す・移さないが自分の人生を動かします。
2:公務員の仕事にやりがいを感じないなら、とにかく行動すること
公務員の仕事にやりがいを感じないなら、とにかく行動することです。
やりたい仕事があるなら、やりたい仕事に転職した方が、幸福度は上がります。
⑴ 公務員から転職できた人は実際に行動を移しただけ
公務員から転職で来た人は、実際に行動に移しただけです。
めんおうさん @mennousanは、公務員からラーメン屋に転職した人です。
私の元同僚も、税務署に数年務めた後退職しましたが、イチから公認会計士の試験勉強をして、無事試験に合格しました。
2人とも素晴らしい方ですが、2人に共通するのは、行動したかどうかです。
賢い人や、人間的に素晴らしい人は世の中にたくさんいます。
ですが、実際に行動に移さないと絶対に結果はでません。
⑵ やりたいことが見つかる可能性は完全に確率論
やりたいことが見つかる可能性は、完全に確率論です。
小さい頃か好きなことをやっている人は、たまたま最初からやりたいことを見つけただけです。
その人自身に、特別な才能があったわけではありません。
脱サラをする人の多くは中高年になってからです。
中高年になってからの退職は20代と比較してリスクがあります。
それでも、脱サラをするのは、中高年になってから、やりたいことを見つけたに過ぎません。
今やりたい仕事が無いのなら、選択肢は一つです。
とにかく行動して、やりたい事と触れる確率を上げることです。
見つける方法は、これしか方法は存在しません。
1%で当たるくじ引きがあれば、10回引くよりも、100回引いた方が当たる確率は高いですよね。
やりたい仕事を見つけるのも同じです。
10回行動するよりも、100回行動した方がやりたいことが見つかる可能性が高くなります。
ですので、行動する以外に見つかることはないのです。
あなたは好きなことを見つけるために、行動してますでしょうか。
恥ずかしながら、私は10年以上ずっと行動してませんでした。
「いつか偶然に好きな事が目の前に現れる」と真面目に期待してました。
女の子が、白馬の王子様が迎えに来てくれることを待っているような感覚です。
今振り返ればそうです。あり得ないです。
ですが、当時の私はそれに気づきませんでした。
気がついたのは、働き続けて10年以上経過した30歳の時。行動しないと何も進展しないと理解し、そして選択した行動が公務員を退職することでした。
3:公務員でも転職できる仕事の一つはプログラマーである
公務員でも転職できる仕事の一つは、プログラマーです。
そんな気持ちもわかります。
やりたい仕事が無い場合には、現在市場価値の高い職業に就くのが選択肢としましょう。
近年特に需要が高まっているのがエンジニアやプログラマーです。
SE(システムエンジニア)と聞くと、人によっては長時間労働のイメージがあるかもしれません。
事実として、私の友人はSEなのですが、毎月100時間残業をしています。
でも、どうして100時間残業をしなければならないのでしょうか。
SEの業界全体が人材不足で現在いる職員だけで対応せざるを得ないからです。
残業は割高ですし、長時間労働の作業効率は絶対に悪いです。
ですので、SEになれる職員が豊富に存在すれば、長時間労働ではなく良い人材を集める方向にシフトしてきます。
また、エンジニア・プログラマーの需要が高い指針がわかる根拠に、エンジニア・プログラマー専用の転職サイトがいくつも存在することが挙げられます。
需要がなければ、エンジニア専用サイトなんて作りませんよね。
転職サイトに登録するのは無料ですし、転職サイトによっては転職したことで逆にお祝い金が出ることがあります。
ですが、不思議に思いませんでしょうか。
転職を希望している人がお金がもらえる事実に。
転職サイトは慈善事業ではありません。
なのに、転職サイトからお祝い金が出せるのは、求人広告を出している会社時代が手数料を支払っているからです。
広告料は会社にとって大きな支出です。本来可能であれば一銭も出したくありません。
それでも求人広告を出すのは、それだけプログラマーの人材不足だからです。
なので、プログラミング経験無しでも採用する会社もありますので、複数のサイトに登録して、良い転職先を見つけることが可能なのです。
4:プログラミング初心者でも転職できるし、勉強してから転職してもいい
プログラミング初心者でも転職できます。また、勉強してからプログラマーに転職することも可能です。
プログラミングを職業としている人以外、でプログラミング経験者はほとんどいません。
大半の人はプログラミングを触ったこともないです。
そんな不安は、必ずあります。
ですが、結論として、プログラミング未経験でも問題ありません。
現状の転職サイトでも、未経験歓迎の企業もいくつも存在します。
年齢条件で20代までとなっているケースもありますが、その場合にはプログラミングスクールを受講して知識を習得してから転職採用を受ければいいだけです。
営業職や事務職は会社によって求められるものが違ってきます。
しかし、プログラミングの場合にはプログラミング言語を習得すればそれだけで使える戦力となります。
プログラミングスクールもその点を理解しているため、プログラミングスクールが就職先まで斡旋するケースも少なくありません。
例えば、GEEK JOBは未経験からプログラマーへの転職率95.1%を掲げてプログラミング未経験者の育成そして転職をサポートしています。
また、「働きながら自宅でプログラミングを勉強したい!」って方は、オンライン型のプログラミングスクールもあります。
テックアカデミーは、オンラインのプログラミングスクールなので通う必要はありません。
ですので、自宅にいながら1時間でプログラミング基礎を習得
プログラマーの魅力に、フリーランスとして働いている人が多いのも特徴です。
自分に技術があれば仕事を受注して納品すれば会社勤めをする必要もありません。
プログラマー兼ブロガーの『マナブ』さんは独学でプログラミングを勉強し、バンコクで暮らしながらフリープログラマーとして活動しています。
プログラマーにとって、住んでいる国は関係ありません。
5:行動しないで道が拓けることはない事実を受け止めること
行動しないで、道が拓けることはない事実を受け止めましょう。
「自分になんて出来るはずもない」との気持ちは痛いほど理解できます。
しかし、行動しないといくら月日が流れても何も変わりません。
10年以上行動に移せなかった、私の実体験です。
行動しなくても、やりたいことが見つかるとの淡い気持ちを持ちたいです。
ただ、行動しないで目の前に、やりたい仕事が来ることはありません。
宝くじで、一攫千金を狙うくらいの確率の低さです。
宝くじの1等の確率は、宝くじを買いに行く際に3回交通事故に合う確率よりも低いのです。
宝くじは運任せですが、行動は自分の力で動かすことができます。
行動して、結果がついてくるとは限りません。
ですが、少なくても行動したことに意味はあります。
行動し、失敗から原因を見つけ、改善し、また行動する
この繰り返しが、ある日突然、身を結びます。
そうすれば、転職する選択肢も難しいことではありませんので!
ご参考になれば幸いです!