Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]って書籍はご存知でしょうか。
2018年の下期でブロガー界隈が騒然となった1冊です。
予約の段階から既に重版が確定し、発売当初からAmazonで売り切れ続発したために転売ヤーが横行する異例の事態となりました。
私は運よく本屋さんで購入できたのですが、読み始めた途端にこの本がなぜ転売される理由を理解しました。
ブロガーにとって、全てのテーマの内容がとにかく濃い
本の金額は1850円(税抜)と比較的高めで、総ページ数は300ページ以内に収まりつつも文字が多いので分量自体は少ない部類に入ります。
ですが、noteなど個人販売をするならば、各テーマ(全6種)を個々に2000円で販売されていてもおかしくないほどの濃密さです。
(実際にそれを行っても売れると思います)
実質1万円以上で売ることも可能な内容を1850円(税抜)で販売しているであれば、転売するのも納得の一言。
(発売当日の転売には賛同しませんが。。)
2018年11月20日に発売の『Google AdSense マネタイズの教科書』ですが、仮に3年後に手にとっても十分に有用できること間違いない一冊です。
しかし、それでも初心者ブロガーが最初に読む1冊としてはオススメしません。
元々中級者以上向けに書かれた書籍との理由もありますが、それ以上に読むことで満足したり、内容が濃い分最初からブログを書くこと自体を諦めてしまう可能性があるからです。
1 初心者ブロガーは記事を書かなきゃ始まらない
私はブログを立ち上げる際には多くのブログやサイト、書籍やTwitterで情報収集をしました。
知識で身になる部分もありましたし、そこから得た知識は一生使うことになります。
しかし、一番重要だったのは実践して得た経験でした。
実践方法は様々ありますが、有益な情報ほど最終的に実践しなければ意味が無いと書いています。
どんなに知識が豊富でも将棋を指したことがない人が将棋を毎日指している人に勝てません。
野球のデータを世界一所有している人でも毎日練習してる高校野球部員に野球で勝つことはできません。
大事なのは自ら行動することです。
名著は多くの人が感銘を受けることになりますが、殆ど人がそれを実践することができていません。
例えば、嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えはシリーズ2冊合計で200万部以上売れた書籍で、内容は人間関係の悩みを解決する方法が書かれており、私も感銘を受けた一人です。
(間接的にブロガーになった根源でもあります)
しかし、200万部売れても実際に世の中の人間関係に変化の兆しが見えているでしょうか。
変わってないですよね。
どんなに名著であって人生が一変する内容が書かれていたとしても実践する人はほとんどいません。
むしろ名著であればあるほど読むことで満足するのかもしれません。
Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]はブロガーにとっては間違いなく名著に分類されますが、初心者ブロガーが最初に読んでしまうとそこで終わってしまう可能性が非常に高いです。
だとすれば、何も知識もない状態から行動する勇気を持った方が、ブロガーとしてはよっぽど有益になる知識となります。
2 本を読んで理解した『つもり』が一番怖い
本の読み方は人それぞれですが、参考書やノウハウ本ほど読むことが目的になってはダメです。
もちろん趣味娯楽のために本を読むのであれば十分ですが、『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]』は読んで終わるのではもったいない1冊です。
初心者ブロガーにありがちなのは、読んだことで習得出来たと勘違いすることです。
知識はある程度身についているけど、実際に行動に移していなければ経験値は貯まりません。
(うっ、耳が痛い)
いくら「こうやれば成功するだろう」と頭の中で完璧なイメージ思っていても、実際にその通りに動けることはありませんので。
タイピングも練習しないとブラインドタッチできませんよね。
格闘ゲームも必殺技を覚えないとコマンド入力できません。
知識は使うことで初めて脳に定着します。
本を読んでいるだけの状態はインプットのみ。
知識を利用するにはインプットした情報を自分なりに変換してアウトプットしなければいけません。
しかし、現実問題としてアウトプットまでいかないケースがほとんどです。
なぜならば、インプットを変換してアウトプットする作業が最も難しいからです。
本を読んで知識を入れた『つもり』の状態はインプットで終わっている証拠です。
読んだ本の内容を応用できるまでは身についたとは言えませんので。
3 1回失敗した後に読んだ方が凄さが実感できる
この記事を書いている時点で、100記事以上投稿しているのですが、投稿した記事と同じくらい失敗を繰り返しています。
失敗をして直ぐに学習できればベストですが、最初は上手くいかないことが多いです。
そのため、失敗を活かせてない苦悩や、PVが伸びない無力さを毎日のように味わってきました。
それでも、失敗を糧とするために努力を積み重ね、経験値を積む中で『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]』と出会いました。
『Google AdSense マネタイズの教科書』を読むと、ブログで収益を上げようとしていた自分の失敗例についての回答例が書かれているような気がしてなりませんでした。
例えば『Google AdSense マネタイズの教科書』のChapter_1では、ブログ(サイト)運営を始める場合のテーマ決めについて書かれています。
でも読み始めると、Chapter_1に書いてある内容に関して真新しい情報は入っていません。
しかし、初出ではない情報なのに切り口が違うため、まるで初出の情報に触れたかのような感覚に襲われます。
それはブログを更新していく中で、1度は目にして自分で理解してたと思った情報が実は違っていた(謝った理解をしていた)ことを痛感することになる衝撃でした。
『Google AdSense マネタイズの教科書』に書かれている情報自体も重要(大切)です。
しかし、私が一番感じたのは、同じ情報でも視点を変えて考える力が無いと生きていけないこと痛感されられた点です。
失敗した時の悔しさは忘れません。10回中9回失敗してその後の1回の成功は忘れることはありません。
大事なのは情報を脳に定着させることです。
そのためにも失敗をした状態から読むことをオススメします。
4 結局のところ、ブロガーが『Google AdSense マネタイズの教科書』を買って損はない
『初心者ブロガーは読むな』と言っていますが、買って損は無い1冊です。
最終的には必ず読んだ方がいい1冊になるレベルの内容が込められています。
それでも私は、一番『Google AdSense マネタイズの教科書』の書いてある情報を利用できるのは、ある程度以上成功してるブロガー・アフィリエイターだと思っています。
『Google AdSense マネタイズの教科書』に書かれている内容は、今までバラバラに点在していたピース(ブログの知識)を繋ぎ合わせてくれる1冊となっています。
そのため、点在しているピースが多ければ多いほど集約した時のパズルは大きくなります。
そのパズルの大きさは自身の有益性と比例しますので、いかにピースを生み出すかが本の価値を変えることになります。
それでも、初心者ブロガーもトップブロガーと同じくらい本の価値を見出すことは可能です。
今は初心者ブロガーでも1年後には初心者ブロガーではありませんよね。
1度読んだ後、1年後に読み返せば得れる知識もまた格段と増えているはずです。
購入したら、紙がぐしゃぐしゃになるまで読み潰しましょう!
おわりに
これだけの内容を1850円(税抜)で得れることに大変満足はしています。
購入後にTwitterで「読まれたくない」とツイートする人の気持ちがよく理解できました。
でも、残念ながら『Google AdSense マネタイズの教科書』の情報を活用できる人は購入者の1%程度しかいないことでしょう。
なぜならば、99%の人が読んだことに満足をして終わってしまうからです。
全ての書籍に書かれている内容を実践(行動)する人は1%の人しかいません。
それゆえ、仮に100万人に読まれても問題はないでしょう。
ただ1点、行動に移す1%の中の大半の人は優秀なブロガーであり、その人たちとは競合相手なるのが難点です(笑)
それでも秘策はあります。
その秘策は、Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]の中に書いてありますので興味のある方は読んでみてください!
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ご参考になれば幸いです!