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SNSで煽って人を動かす人と、煽らないで人を動かす人の違い

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「まだ○○で消耗してるのですか?」

 

これだけで誰の発言のオマージュかがわかるのが凄いです(笑)

 

発言の賛否は別として、インフルエンサの発言が影響力を持っているのは誰もが認識するところ。

影響力が強い分、煽る発言により触発されて行動に移し成功した人もいれば失敗した人もいます

 

それに対して同じインフルエンサであっても、丁寧に分かり易くツイートする方もいます。

納得できる内容だけではなく、デメリットも伝えることで誠実性が伝わってきます。

ですが、行動に憶病になっている人はデメリットを過大評価してしまうので、リスクを丁寧に説明したのが逆に「こんなリスクもあるんだ。止めとこ」と行動を躊躇させてしまうこともあります。

 

どちらの発言も説得力はありますが、煽るとその分反発もありますし、煽らないと行動に結びつかないケースもあります。

 

どちらが優劣はありませんが、それぞれの特徴をバンジージャンプを飛ぶことを躊躇している人を例にしてまとめてみました!

 

 

1 人を煽る方法が最も人を動かせる

闘牛

 ⑴ バンジージャンプは飛べない事を貶すのが最も飛ぶ動機になる

煽るコメントは基本的に実行しなかった事(または実行している事)を貶す(けなす)ところから始まります。

当然自分の行動を否定されていい気持ちになる人はいないので、発言に対しての反発も想定済みです。

 

Twitterで煽ってる発言はよく炎上しますが、友人同士ならどうでしょうか。

友人がバンジージャンプで飛べないで躊躇してたら煽ってないですか

「早く飛べよ!」

「小学生でも飛んでるぞ」

「そんなこと気にしてたら何もできないぞ」

「まだバンジージャンプ飛べないで消耗しているの」

(最後のは違いますが)バンジージャンプを飛べる人からすると飛べない人はもどかしいですよね。

そんな時に煽ることで、飛べない人は「ナニクソ!」って気持ちになり、結果としてバンジージャンプを飛ぶことはできます。

 

考えて煽る人は行動だけを煽ります

 

バンジージャンプを飛べなかった人が飛べるようになったら、その人を煽ることをしませんよね。

逆に、「よく飛んだね!」と褒めることで貶されていた人も「ありがとう!その一言で飛ぶことができたよ」と感謝してくることもあります

 

Twitter上でもこんなやり取り目にしませんか

 

「○○の影響で仕事を辞めました」

「思い切って相談して良かったです」

「都会から田舎に移住してよかった」

そうです、Twitterのやり取りも日常のやり取りも大して変わりはありません。

唯一の違いは対特定の人(友人)に行うか、対不特定の人(Twitter)に行うかの違いだけです。

 

 ⑵ 鵜呑みにするのは紐無しバンジージャンプと同じ

「インフルエンサの発言を真に受けるな」と言われることもありますよね。

忠告は正解でもあり、一部不正解の部分もあります。

 

煽る発言を真に受けて愚直に実行した結果、成功すれば真に受けて正解となります。

しかし、大半は発言をそのまま受け止め過ぎて、自分なりの解釈をしないと失敗します。

 

バンジージャンプを飛べたからと言って、高いところから飛んでも大丈夫って理屈にはなりませんよね。

当たり前ですが、バンジージャンプは命綱とクッションがあって初めて安全が確保されます。

命綱の無いのに高所から飛び降りのは単なる自殺行為です。

そんなのは誰でも理解できます。

 

でも、Twitter上の発言になると命綱をつけることを忘れて飛び降りようとする人が後を絶ちません。

 

バンジージャンプは安全が確保されているから高所から飛んでも大丈夫なのであって、危険を理由に飛ぶのを躊躇するのは意味がいない。(気持ちはわかりますが)

 

同様に仕事を辞めるにしても辞めた後にどのように行動するかを考えていないと、辞めただけで人生が好転することはありません。

 

その辺りのフォローをするかフォローしないか炎上の分岐点になります。

 

 ⑶ 煽る人は、煽っても動かない人を知っているから

意図的に煽る人は、強引にでも背中を押さないと人は動かないのを知っています。

同時にどんなに背中を押しても動かない人は動かないことも知っています。

 

なので、軽く背中を押しても動かない人を動かそうとするのであれば、背中を蹴るくらいの強引さが必要になります。

決して背中を蹴るのが正解ではありません。

でも、背中を蹴るくらいの勢いがないと動けない人が一定数いるのも事実です。

 

本当は行動した方が良い方向へ進む人がその場でウロウロしてたらどうでしょうか。

私なら「悩んでないでとりあえず実行しろ」と言いたくなります。

 

リアルの友人であれば言うでしょう

煽る人はそれをSNS上でしているだけです。

 

問題は信頼関係が無いただの挑発にしかならないことですかね(苦笑)

 

 

2 煽らないで人を動かすのはとても面倒な作業

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 ⑴ バンジージャンプを飛べない理由を理論的or精神的に納得させる

煽る人の話をしましので、今度は煽らない人の話を。

 

個人的には煽らない人の方が大好きです(笑)

やっぱり挑発されるのは好きではないですので(´ω`)

 

またバンジージャンプの話になりますが、煽らない人はバンジージャンプを飛べない人の気持ちを自主的に変えようと試みます。

 

理論的な人はバンジージャンプが如何に安全であり、どんな人も飛んでいることを説明します。

また、仮に事故があった場合には即座に中止になることから現在までに事故がないから営業できていることも説明して安心感を生みます。

 

精神的に説得する人は、自分の飛んだ気持ちを踏まえて、飛べない人の気持ちに共感しつつ、躊躇しているその状況からでも飛ぶことができると体験談を交えて説明します。

 

どちらの説明が良し悪しではなく、説明する側と説明を受ける側が理論派か感情派かで分かれるので、どちらのやり方でも問題はありません。

 

 ⑵ 一番のメリットは飛ぶ人に『判断する力』を養わせること

煽らないで説得する人の一番のメリットは飛べない人に考える力を養わせることが出来る点です。

 

煽った場合、そのまま鵜呑みにして勘違いを生む場合があります。

煽らない場合は最終的な判断は本人に託しますので、飛ぶ人間が決断をする意思が身に付きます。

自分で決断をしてバンジージャンプを飛べた人は、ロープウェイやつり橋などの苦手な場所も克服できる場合があり、いい影響が波及します

 

つまり、バンジージャンプのみではなく、類似状況下でも対応できる能力を身に着けることができるのです。

 

 ⑶ 飛びたくない人を飛ばせるようにするのは困難

煽らない場合のデメリット(デメリットってほどでもないですが)は、飛びたくない人を飛ばすことは出来ない点です。

 

煽る場合には、バンジージャンプ飛ばない人を「こんなの飛べないなんてショボ過ぎw」などと挑発することで、飛ばすこともできます。

しかし、煽らない人は最終的には本人の選択に委ねるので、最初から飛びたくない人を飛ばすことはできません。

 

一人一人に説明する場合には本人の意思を重要視するのでいいのですが、SNSなどの拡散装置はインパクトが無いと拡散しません

 

インパクトの大きい煽る人の情報は拡散されやすいので、実際に煽った人の一部が成功すれば煽る人の説得力が増加します。

なので、SNS上では煽る人が影響力を持ちやすいのです。

 

 

3 煽るも煽らないも言ってる内容は同じ

分岐点

 

煽る人、煽らない人の両面の説明をしてきましたが、基本的に両者の考えに変わりがないことが多いです。

 

煽る人重要なポイントだけを前面に押し出し行動することを最大の目標にします。

煽らない人は全体の説明をし、メリット・デメリットを知ってもらった上で判断を委ねることに重きを置いています。

 

受け手側がどちらの発言の趣旨も理解できる人であれば、どんな表現方法をしても有益な情報部分だけを吸収することはできます。

しかし、解釈することが難しい人は、理解できない発言はただのノイズに聞こえます。

雑音と化した情報は、不快な音でしかありませんので、その音の発信者の情報を目にするととにかく不快になります。

 

情報の分別を出来るようになればいいのですが、私を含め出来る人は少ないですので、発言がノイズに聞こえてしまうツイートは自分の目の届かないように工夫しましょう

 

SNS上の煽らないで影響力を持つ人は、煽る人の情報をキレイな音色に変換して情報発信をしてくれます。

無理して煽る人の発言を見なくても大丈夫です。

 

 

ご参考になれば幸いです!