待ち合わせに遅刻する人の心理は、理解できません。
「ま~た遅刻してる( ˘•ω•˘ )」
友人に遅刻常習犯は、必ず一人いますよね。
私の友人にも、1人常習犯がいます。
友人は、10回中9回は遅刻をして、15分以上遅刻も珍しくはありません。
私自身はかなり時間にキッチリしたタイプなので、時間感覚は全く会いません。
しかし、時間の感覚は合わなくても、遊べるのが友人関係です。
遅刻常習犯を時間きっちりにするのは不可能です。
ですが、遅刻されることにイライラしない方法はありますので、続きをご覧ください。
1:人の時間は全員違うことを認識することが大事
人の時間は、全員違うことを認識することが大事です。
1日の時間は24時間は同じです。
しかし、生活している時間感覚は全員違います。
むしろ、時間感覚が同じだと思うほうが、間違いなのです。
① 遅刻常習犯の「今から家を出る」と「これから家を出る準備をする」は同じ意味
遅刻常習犯の、「今から家を出る」と「これから家を出る準備をする」は同じ意味です。
遅刻するも、遅刻するときには連絡があります。
「ごめん、今から家を出る!」とLINEがきても、「今から家を離れる」と勘違いしてはいけません。
・時間キッチリ系の人
今から家を出る=家のドアを開ける
・時間にルーズな人は
今から家を出る=家から出発する準備をする
時間感覚が違う人では、言葉の意味すら違います。
同じ「今から家を出る」の言葉でも、時間キッチリタイプの人は、「今から家を出るのか。じゃあ15分遅刻かな」と思います。
しかし、時間にルーズな人は、出発準備を整えてから出発なので、到着までに30分遅刻するのです。
ポイントは、時間にルーズな人は、その感覚が正解だと思っていることです。
遅刻の連絡をしている前提がありますので、30分遅刻してことは、謝罪して解決済みと認識しています。
こちらが不機嫌になっていると、「そこまで不機嫌になられても困る」と感じ、その後がギクシャクします。
どちらが良い悪いではありません。(多分遅刻する人が悪い)
ただ、認識の食い違いは予め考えるべきです。
② あと10分で到着は理想時間であり、予想時間ではない
遅刻常習犯の、「あと10分で到着は」理想時間です。
到着予定時間ではありません。
車で移動する場合でも、大体の到着時間を予測して「あと〇分で到着する」と連絡します。
実際の移動時間として可能性の高い時間を示すため、その時間よりも遅く到着することは少ないです。
時間にルーズな人は、到着時刻の連絡は道が空いていた場合の最短時間を連絡するので、予定時刻は、あくまでも願望です。
遅刻をよくする人は、時間の数字を気にしません。
5分、10分の時間は、あくまでも感覚的時間で、実際に到着するまでの時間を言ってるわけではないのです。
③ 遅刻常習犯の人でも絶対厳守の時間は守る
遅刻常習犯の人でも、絶対厳守の時間は守ります。
冒頭で私の友人の話をしましたが、友人は普段の集合にはまず遅刻します。
しかし、飛行機や新幹線の時間は必ず守ります。
「それ普通やん」と思われるかもしれませんが、普段集合時間を守れない人がその日の集合時間を守れない可能性は十分にあり得る話ですよね。
でも、「その時刻を逃したらマズいな」と思う集合は守ることができるため、完全な時間ルーズ者ではありません。
仕事の場合も同様です。
本人が大事な仕事と認識している事柄に関しては遅刻はしません。
逆に普段時間にキッチリしている人の方がイレギュラーには対応できない場合があります。
遅刻は性格ではなく、意識の問題です。
本人の重要度レベルが高ければ自然と集合時間には集まります。
なので、遅刻する人が重要事項と思っている仕事に関しては、遅刻の心配をする必要がないかもしれません。
2:時間にルーズな人も遅刻は悪いと思っていると理解してあげる
時間にルーズな人も、遅刻は悪いと思っていると理解してあげましょう。
何度も何度も遅刻する人はいます。
普段、遅刻しない人にとっては、ありえない行動です。
それでも、心の中では反省しているケースが多いのは、事実です。
① 遅刻常習犯へのダメな指摘方法は人格否定
遅刻常習犯へのダメな指摘方法は、人格否定です。
遅刻する人がいるから、毎回時間通りに出発できない「もどかしい感覚」は大変に理解できます。
集合時間に集まっているのが馬鹿らしくも感じます。
しかし、その気持ちを一気に爆発させて人格を攻撃してはいけません。
遅刻する人が謝ってくるのであれば、少なくても本人は申し訳ないと思っています。
たとえ、毎回毎回遅刻する人であっても。
怒るタイミングは、人で違います。
こちらとしては毎回の出来事なので、今までの積み重ねを含めて怒ります。
ただ、遅刻する相手としては、毎回遅刻に関しては解決済みと認識しています。
それなのに、人格まで否定したら、人間関係が崩れてしまうのは本末転倒です。
注意するのはいいですが、注意は行動だけにして人格には触れないでください。
② 信用されている人ほど遅刻常習犯に遅刻されやすい
信用されている人ほど、遅刻常習犯に遅刻されやすいです。
遅刻する人は、全てに対して遅刻するのでしょうか。
遅刻する人を思い出してください。
同僚よりも友人が多くないですか。
会社の人で、毎回遅刻する人は見かけませんよね。
遅刻常習犯の人は、集合相手が信用(信頼)できる人だと気が緩みます。
「遅刻してもいいや~」と気の緩みが遅刻する一番の要因です。
待っている身としてはたまったものではありません。
しかし、裏を返せば、遅刻する人に信頼されている証拠でもあります。
そう考えると、悪い気はしませんよね。
(遅刻されるのは嫌ですが(笑))
③ 遅刻されるのが嫌なら遅刻する人と待ち合わせしなければいい
遅刻されるのが嫌なら、遅刻する人と待ち合わせしなければいいだけです。
映画の上映時間なのが迫っているのであれば、事前にリミットを伝えればそれには最低限合わせてきます。
現地集合でも大丈夫です。
各人で、目的地まで行動できるようにすれば、問題ありません。
一緒に出掛けたいのなら、集合時間に遅刻がそこまで影響しますでしょうか。
待ち合わせして出掛けるのは、その人と一緒に出掛けるのが目的だからです。
できない人に、できると強要しても意味がありません。
遅刻を不快に感じるなら、こちら側も対策を練ればいいだけです。
3:時間にキッチリしている人の感覚が絶対正義ではない
時間にキッチリしている人の感覚が、絶対正義ではありません。
納期などは別ですが、時間どおりに集合して、なにかプラスになるのでしょうか。
集合時間に集まるのは、その後の行動をスムーズにするためです。
集合時間に集まったのが偉いわけではありません。
① 相手が遅刻する相手ならそれも想定に入れるべき
相手が遅刻する相手なら、それも想定に入れるべきです。
時間にキッチリ系の人が、遅刻にイライラする気持ちは理解できます。
ただ、イライラするを繰り返すのは、こちらも何も学習していないのと同じです。
毎回10分遅刻する人がいれば、集合時間に10分遅れて到着するればいいだけです。
また、遅刻する相手にはだけには、10分前の時間を集合時間として伝えれば解決できます。
グループLINEの場合には、集合時間を1人ごとに変えられません。
そのような場合には、グループで遅刻した場合の罰ゲームを作るのもいいかもしれません。
遅刻対策はいくらでもあります。。
それをせずに「何で毎回遅刻するんだ」と怒るのは、こちら側にも非があるかもしれません。
② 集合時間を守ってもらいたいなら集まる理由をしっかりと伝えること
集合時間を守ってもらいたいなら、集まる理由をしっかりと伝えましょう。
時間キッチリ系と、時間ルーズ系では、集合時間の認識がそもそも違います。
- とりあえず集まる時間
- 出発する時間
- みんなの意思統一を図るための時間
- 何となく
集合時間の捉え方は、バラバラです。
友人と集まったら、是非意見を聞いてください。
全員の意見が一致していれば何も問題はありません。
ただ、集合時間の意見が一致することはありません。
時間キッチリ系の人の集合時間は、集合時間に出発を考える人が多いです。
時間ルーズ系の人の集合時間は、とりあえず集まる時間との意識が高いです。
両者で集合時間の認識が、違えば集合するものも、集合できません。
集合時間に出発したいのであれば、予め出発したい旨と何故その時間に出発するのかを伝えましょう。
「何をそこまでやらないといけないんだ」と思われる方は、やらなくても大丈夫です。
ですが、何も策を講じなくて集合時間に全員が集まると思うのは、あなたの願望に過ぎません。
4:遅刻される前提で時間の使い道を用意しておく
遅刻される前提で、時間の使い道を用意しておきましょう。
毎回15分遅刻する人がいれば、毎回15分間の隙間が生まれます。
スキマ時間を持て余すことが、イライラにも繋がります。
イライラしないためには、先に遅刻時間に行う作業を用意しておきましょう。
① 遅刻された時間専用の読書本を用意する
遅刻された時間専用の、読書本を用意しましょう。
読書が苦手な人は、スキマ時間だけ読書に挑戦するのが効果的です。
電子書籍を1冊DLして、集合時間からの遅刻時間の間でしか読まないようにします。
普段読もうとすると気が進みません。
しかし、「遅刻で待つ15分だけなら」と時間に制限があるため、読書をする気持ちになります。
運がいい(?)場合、相手が更に遅刻してきたら、苦手な読書を更に読み進めることも可能です。
② 遅刻時間に散歩をして事前にストレス発散する
遅刻時間に散歩をして事前にストレス発散しましょう。
運動は、最強のストレス発散ツールです。
運動といっても、散歩だけで十分です。
しかも、遅刻を待つ15分程度。
15分なら1km散歩できますので、いい運動になります。
遅刻に感謝して、運動不足解消しましょう。
③ 普段の生活の思考整理の時間にあてる
遅刻時間を、普段の生活の思考整理の時間にあてることもできます。
普段の遅刻の待ち時間には、動画を見たりTwitterを見ることが多いです。
しかし、遅刻を待つくらいの時間を思考整理にあてると丁度いいです。
私の場合、思考整理することでブログのネタや、『やらなければいけないリスト』を思い出したりと、意外と遅刻時間を有効利用しています。
スキマ時間だからこそ、普段疎かにしている作業をやってみましょう。
5:時間にキッチリしている人でも時間にルーズな人が多い
時間にキッチリしている人でも、時間にルーズな人が多いです。
本当に時間にキッチリしている人は、ほとんどいません。
普段の生活を思い返してください。
- 寝る前にスマホをいじって夜更かししてしまう
- 動画をあと一本と思いつつ、続きを見てしまう
- 仕事をダラダラして、残業をする
たまたま集合時間にはキッチリしている人でも、実生活では時間ルーズな人は多いです。
人間そんなものです。
ある1面はだらしないけど、ある1面は凄くシャキッとしている。
だれもが、多面性がある生き物です。
せっかく友人と出掛けるのに、遅刻ごときで最初から気まずい雰囲気はもったいないです。
いつも集合時間でイライラしている人は、少しやり方を変えてみてください。
集合時間に毎回遅刻してしまう人は、毎回集合時間に集まる人の気持ちを少し考えてみてください。
どちら一方が歩み寄れば、遅刻問題は解決できます!
ご参考になれば幸いです!