危機感はチャンスです。
心配性の性格な人ほど、すぐに行動できるタイミングです。
行動を実行するのは勇気が必要です。
言葉で行動しろと言うのは容易いですが、それで行動出来たら苦労しません。
しかし、無意識に行動できてしまう方法があります。
それが、危機感を感じることです。
具体的な説明は、続きをご覧ください。
1:行動できない一番の原因はやれば行動できると思っている気持ち
行動できない一番の原因は、やれば行動できると思っている気持ちです。
世の中の2,3割の人は、考えるよりも先に行動できる人です。
残りの7割の人は、すぐには行動できない人達です。
そのような考えは、失敗を起こします。
なぜなら、毎回行動するために意志力を使うのは、不可能だからです。
毎日お弁当の献立を考えるのは、大変です。
365日、1年間すべて違う料理を作る人はいません。
ほとんどの人は、一定のルールに基づいて献立を決めます。
- 月曜日は魚の日
- 火曜日は肉の日
- 水曜日は和食の日
- 月に1回は餃子の日
ルールを作るのは、考える力の消費を抑えるためです。
献立を考える場合、一定の法則を作れば、考える時間を減らせます。
まずは、行動には意志力を消費することを自覚しましょう。
2:危機感があると考えないで行動するようになる
危機感があると、考えないで行動するようになります。
熱いヤカンを触った時に、「このまま触ってたら火傷するから手を放そう」なんて、のんきに考える人はいません。
「熱っ」と、反射的に無意識に手を放します。
日常の危機感も、熱いヤカンに触ったような反応があります。
スパムメールと大量の被リンクアタックでメンタルがやられるくらいヘタレですが、これも経験かなと。
(今もビビってますw)
危機が迫れば全力で手段を探すように、ブログの記事も危機感があれば死に物狂いで書くのだろうと。
まだまだ、危機感が足りない…
もっと自分を追い込まないと(;^ω^)— 矢駒@元税務署ブロガー兼ライター (@chibayakoma) 2019年5月9日
先日、初めてスパムメールを経験しました。
スパムメールが来るサイトは、ある程度有名なサイトだけだと思っていたので、ビビりました。
動揺しつつも、ウィルス感染などがあったらマズいですので、直ぐに対策をすることに。
- メールを確認
- パスワードの変更
- 現状のリスクをチェック
- セキュリティの強化
場所や時間は、関係ありません。
「ヤバい」と思った感覚が、無意識に行動を実行させました。
つまり、危険な状態であれば、人は勝手に行動してしまうのです。
3:人間は本能的に行動しない生き物
人間は、本能的に行動しない生き物です。
人も大昔は、自然の中で暮らしていました。
今でこそ、人間が動物に負けることはありませんが、武器もない時代には人間が弱者側であったのは間違いありません。
当然襲われれば死が待っています。
生存を第一に考えれば、安全な場所で生活するのが賢い選択です。
しかし、好奇心旺盛な人がいたらどうでしょうか。
安全地帯の外に行動を広げてしまいます。
もちろん、オアシスが待っている場合もあります。
ただ、ライオンの巣に行ってしまえば生きて帰ることはできません。
好奇心旺盛な人ほど命を落としたことでしょう。
となると、安全地帯で暮らした方が、確実に生き抜くことができます。
心配性な性格は祖先から、受け継がれたものです。
遺伝子に、逆らうことはできません。
行動しない性格は、危険な場面に遭遇しないための、生存戦略です。
安全な場所で暮らしたい気持ちは、元々備わっているのです。
4:神経症の傾向が強い人ほど危機感を利用できる
神経症の傾向が強い人ほど、危機感を利用することができます。
自分の性格診断は、3分で診断できます。
私は、神経症です。
性格診断テストでは1~5までの評価で、4.5と高水準の神経症でした。
私の一例としては、物音がしただけで「あの人怒っているのかな」って勝手に推測するくらい妄想がすごいです。
(大半は、怒っていません)
神経症には、マイナスの性格に見えてしまいます。
しかし、神経症な性格はマイナスではありません。
敏感に反応する性格は、すぐに危機感を感じます。
危機感を行動スイッチとすれば、常に行動できる装置が備わっていると同じ状態なのです。
なかなか行動できない人も、危機感を感じれば無意識に行動します。
無意識であれば、行動できない心配は無くなります。
5:危機感の反動は日記を書くことで解消する
危機感の反動は、日記を書くことで解消できます。
毎日毎日、危機感に襲われれば疲れます。
神経症の傾向が強いほど、疲れが精神的にくるのは、私も経験済みです。
「これが毎日続くのかな」と不安になると、寝つきも悪くなります。
寝不足は酔っ払いと同じくらい思考停止状態です。
頭が回らなければ、仕事に支障が出ますので、マイナス思考の悪循環に陥ります。
しかし、悪循環を解決するには、日記が一番です。
日記を書く場合、『エクスプレッシブ・ライティング』を利用します。
エクスプレッシブ・ライティングとは、感情を紙に書きだして気持ちを整理する方法です。
不安になるのは、モヤモヤが頭の中に残っている状態。モヤモヤを解消すれば不安も軽減できます。
オススメの日記の付け方は、4行日記です。
- その日のネガティブな出来事を1行書く
- その日のポジティブな出来事を3行書く
- 日記を書くのは寝る前
- 5分から10分の間でまとめること
人はネガティブな感情に流されます。
ネガティブとポジティブが1:1だと、ネガティブな感情が必ず勝ちます。
ポジティブを植え付けるには、ポジティブ情報を3倍にして、その日の出来事をポジティブにまとめます。
- 最初にネガティブな出来事を書きだし、不安を整理する
- 次にポジティブな出来事を3つ書き、感情の上書きをする
- ポジティブの余韻に浸りながら、書いた後はすぐに就寝
『終わり良ければ、すべて良し』との、ことわざがあります。
どんなに悪い出来事でも、終わりが良ければポジティブな印象を持ちます。
寝る前に、一日をポジティブにまとめることで、感情をリセットし、次の日の行動に移せるのです。
ご参考になれば幸いです!