2019年末時点で私はブロガーとライターを両立しています。
両立しているといっても、ブログの更新が少しおざなりなっていますが。。
そのため、ブログを毎日更新しつつライター業もこなしている人は本当に尊敬してます。
そう思われるかもしれません。ただ、同じ書くことを仕事にしているのが実は大きな負担にもなっています。
まだ経験が浅い私だから伝えられることもあるかとあるかと思いますので、兼業の凄さをご説明します。
1:ブロガーとライターの両方の収入がないと片方に重点を置く
私の経験の話になりますが、ブログの収入とライター業の収入が釣り合っていないと、片方の仕事に重点を置くようになります。
2019年11月時点の私の収入はライター業に偏っています。
ブログ:ライター=1:10
ブログの収益には波がありますので、比率は多少変化しますが、それでも1:10前後の割合で推移しています。
ブログとライターで生活費を稼いでいる以上、稼げる仕事に時間を割くのはある意味当然です。
その結果、ブログの更新がおざなりになってしまいます。
2:ブログはすぐに稼ぐことのできない仕事
ブログはすぐに稼ぐことはできません。
ブログで稼ぐためには1人でも多くの人に記事を読んでもらう必要がありますが、サイトの存在自体を知ってもらわないと、そもそもブログで稼ぐことはできません。
そのため、どんなに早く稼げる人でも、最低1か月は無収入でひたすら記事を書くことになります。
実際私が1万円を稼げるようになったのは、ブログを始めて7か月目くらいです。その間は月100円とかそのくらいの収入しか稼げていませんでした。
副業であれば、それでも問題ありません。ただ、それで生活をするなら話は別。
ライターの仕事は報酬制度ですので、働いた分だけ稼げます。
なので、生活していくためにはどうしてもライター業の比重が重くなりがちです。
3:書くことを仕事にしていると自主的に書きたい気持ちが少なくなる
ライター業をメインにしている人は、1日5,000文字~数万文字を書いています。
仕事でキーボードを打ち慣れていない人は、1日2,000文字打つだけでも手が動かなくなりますので、ライター業は指先の体力勝負な部分もあります。
私はタイピング速度が遅いので、1記事書くのにも時間がかかります。
また、打ち間違いが多ければ、二度手間になりますので、さらに入力速度が遅く。
そんなことを毎日続けていると、書くこと(タイピング)が嫌になりがちに。
その結果、ライティングした後にブログを書こうとする気力が少なくなります。
なので、ライターをしつつブログを更新している人は、本当に書くのが好きなんだなと自分が仕事にして改めて実感します。
4:ブログは蓄積型、ライターは瞬発型の収益源
ブログとライターの収入は同じ文字を書くことで得ていますが、性質は全く異なります。
ブログは、記事を書いても1円にもならないこともありますが、成功すれば1年前の記事からも収益が生み出されるのがブログの特徴です。
ブロガーが人気である理由が不労所得性にあり、今でもブロガー目指して始める人は後を絶ちません。
もっとも、1年後には9割以上の人がブログの更新が途絶えていますが。
一方、ライターは書いた分だけ収入が出ます。
1文字1円の仕事であれば、1日1万文字で日給1万円。
毎日書きつづければ、1年間でのトータル365万円となります。
書いた分だけ収入が増えるのは魅力なのですが、書かないと1円の収入にもなりません。
こんな会社員のようなことをしたら、収入に直撃します。
また、二日酔いになると翌日の収入まで減ってしまうので、ライター業の体調管理は本当に大切です。
5:将来に不安があるのなら収入源を分散させることが大事
10年後の将来もわからない時代ですが、少しでも不安は取り除きたいですよね。
私の前職は税務署職員でしたが、公務員であっても将来の不安はありました。
収入面の不安を取り除くには、収入源を分散させることが大事です。
収入源が4つあれば、1つの収入源を失っても他の3本で支えることができます。
私は現状ブログとライターの2本の柱のみですが、今後柱を2本増やしたいと思っています。
そうすれば、将来の不安が薄れますし、突然自分のやりたいことが見つかった場合に柔軟に仕事量の調整が可能になります。
それが、フリーランスを仕事とする上での会社員・公務員にはないメリットですので。
ご参考になれば幸いです。