マンガアプリを比較するのは不毛です。
なぜなら、読みたいジャンルは人によって違うので、比較することに意味がありませんので。
2019年7月現在、20種類以上のマンガアプリが存在し、今の時代が一番マンガが読みやすいといっても過言ではないです。
私は無料でマンガを読みたい一心で、9種類の漫画アプリをダウンロードしました。
- マンガPark(白泉社)
- マンガUP!(スクエアエニックス)
- マンガMee(集英社)
- ヤンジャン!(集英社)
- サンデーうぇぶり(小学館)
- マンガBANG(新潮社・双葉社)
- パルシィ(講談社)
- マンガワン(小学館)
- 少年ジャンプ+
しかし、毎日使っているのは3種類くらいで、その他はたまにしか利用しません。
どのアプリも、毎日無料で読めるのにもかかわらず。
では、どうして読まなくなるのかをご説明してきます。
1:自分の苦手なジャンルは無料であっても読む気にならない
自分の苦手なジャンルは、無料であっても読む気になりません。
正直、無料ならとりあえず1話でも読むだろうと思っていました。
しかし、いざ漫画アプリをダウンロードすると、『読むボタン』を押すことすら躊躇していました。
別に『読むボタン』を押しても課金されるわけでもありません。
無料チケットは毎日2回もらえます。
それなのに、マンガを読む気持ちにはなりませんでした。
なので、苦手なジャンルを読むときは、読むマンガのタイトルを決めて読みましょう。
それくらいしないと読むことはありませんので。
2:何個もマンガアプリを毎日開くのはかなり面倒
漫画アプリは便利です。
アプリ一つで何十種類の漫画を読むことができます。
しかし、その都度マンガアプリを開くはかなり面倒でした。
⑴ 読みたい漫画が無いとアプリを開く動作をしなくなる
読みたい漫画が無いと漫画アプリを開く動作をしなくなります。
なんとなく漫画を読もうとしても、頑張っても1日3種類のアプリを開くのが限界。
5種類のアプリを毎日開くことは1度もありませんでした。
⑵ 1日2回のライフ回復は微妙に使いにくい
ほとんどの漫画アプリでは、ライフやコイン形式でマンガを読めるようにしています。
ライフ回復は1度に4話分。9時と21時前後の2回回復しますので、大体8話分を読むことができます。
(アプリによっては1話を前後半に分けて配信しています)
読んでいる当初は「お得じゃん!」と思っていたのですが、使っていくと微妙に使いにくいです。
なぜなら、12時間以内に使わないと損をするので、読むことが義務的になってしまうからです。
もちろんライフ回復は無料なので損ではなりません。
ただ、損な気持ちになってしまうのがポイント。
損が積み重なると、アプリを使わなくなる原因になりますので。
3:漫画アプリを選ぶコツは、読みたいマンガが配信してるかどうか
漫画アプリは、読みたいマンガが配信されているかどうかで選びましょう。
漫画アプリで配信しているマンガには、3種類あります。
- マンガアプリ連載漫画の配信
- 連載漫画追いかけ配信
- 期間限定配信
⑴ マンガアプリ連載漫画の配信
マンガアプリを利用していない人は勘違いしやすいですが、マンガアプリでも連載漫画は結構はあります。
マンガアプリは基本的に出版社が運営していますので、出版社は連載媒体の一つとして考えています。
10年前と比較すればマンガの数は膨大に増えていますので、出版社としてはなんとしても1回は読んでもらいたい。
言葉は悪いですが、出版社の人気タイトルを餌にしてマンガアプリ独自の漫画を読んでもらう。
そのような形式のアプリが非常に多いです。
⑵ 連載漫画追いかけ配信
雑誌で連載しているマンガもマンガアプリで読むことができます。
ただ、配信されている話は、途中までか有料になるケースが多いです。
例えば、『ヤンジャン!』では雑誌のヤングジャンプの漫画も読むことができます。
しかし、話が進むにつれて有料になるため、先の話が読みたい人は課金してもらう形式となっています。
もちろん無料で読める部分があるのは得しかありませんので、先が読みたくなったら課金しましょう。
⑶ 期間限定配信
マンガアプリでお得感が増すのが、期間限定配信されるマンガです。
期間限定配信になる漫画は、連載終了やアニメ化・実写化など、記念配信が多いです。
連載終了の場合には一気読みの需要を確保できますし、アニメ化などの場合はアニメから読者を増やすことができます。
期間限定なので、無料ライフだけでは読みきれない場合もありますが、その場合には課金か本を購入しましょう。
4:出版社別のマンガアプリ9選
私が実際にダウンロードして使ってみた、出版社別のマンガアプリを9種類ご紹介します。
- マンガPark(白泉社)
- マンガUP!(スクエアエニックス)
- マンガMee(集英社)
- ヤンジャン!(集英社)
- サンデーうぇぶり(小学館)
- マンガBANG
- パルシィ(講談社)
- マンガワン(小学館)
- 少年ジャンプ+(集英社)
※マンガBANGはマンガアプリの会社が運営
正直な話、私が継続的に利用しているアプリは『マンガPark』、『マンガUP!』、『マンガワン』の3種類です。
他のアプリが使い勝手が悪いわけではありません。
単純に、私が読みたいマンガの好みとは違うだけです。
⑴ マンガもラジオもグラビアも『マンガPark』
『マンガPark』は、白泉社の全雑誌が集結したマンガアプリです。
マンガ以外にも、声優ラジオやグラビア配信も行っています。
白泉社はヤングアニマルの青年雑誌から、LaLaなど少女漫画系も取り扱っていますのでジャンルは多岐に。
私が読んでいるマンガは2種類です。
- 上野さんは不器用
- フルーツバスケット
どちらもアニメ化された漫画ですが、無料で読む場合には読むマンガを限定するのがコツです。
⑵ オリジナルマンガも多数あり!『マンガUP!』
『マンガUP!』はスクエアエニックスが運営しているマンガアプリ。
アプリで連載しているマンガが多いのが特徴で、その中に雑誌連載していたマンガを入れています。
- 異世界系
- ガンガン系
- アニメ化したマンガ
(魔法科高校、ひぐらし、最弱無敵etc)
残念なのが、1話を前後半に分断している点。
連載漫画は1話でも話まとまっていますが、前後半に分けると非常に中途半端な部分で内容が途切れます。
はっきり言えば、読みにくい。
その部分はマイナスです。
(それでも毎日読んでいるのですが)
⑶ 少女漫画を読むなら『マンガMee』
『マンガMee』は女性向けの漫画に特化したマンガアプリです。
集英社が運営しているので、集英社系の少女漫画のタイトルは揃っています!
- りぼん
- マーガレット
- 別冊マーガレット
- ココハナ
- クッキー
- ザ マーガレット
- YOU
- officeYOU
- メロキス
- .Bloom
- 君恋
少年・青年雑誌の方がマンガのタイトルが多いので押され気味ですが、マンガMeeならだけでも少女漫画を読むことができます!
⑷ ヤンジャン読むなら『ヤンジャン!』
ヤングジャンプに特化した漫画アプリ『ヤンジャン!』では、ヤングジャンプの雑誌とともに連載漫画も読むことができます!
- キングダム
- うまるちゃんG
- かぐや様は告らせたい(スピンオフ含む)
- 東京喰種:re
一見良さそうなアプリなのですが、課金が結構シビアです。
- 無料ライフが利用できる部分が限定されている
- マンガを最初から読もうとするとゴールドが必要になる
- ゴールドの入手手段は基本課金
連載漫画を追っかける場合には無料ライフを利用できますが、最初から一気読みする場合には適していません。
なので、あまり利用できていないのが正直な感想です。
⑸ 名作サンデーを読むなら『サンデーうぇぶり』
『サンデーうぇぶり』では、『週刊少年サンデー』、『ゲッサン』、『サンデーGX』で連載している(していた)マンガを読むことができます!
他の漫画アプリとは異なり、明確に購入の選択肢があるのが特徴です。
・とりあえず読んでみる
⇒無料コインで読む
・ずっと読んでいたい
⇒マンガを購入する
フリーコインは15分で回復し、ボーナスコインは1日1回のチャレンジで獲得できたりします。
年代別でマンガを検索できるのも良い点であり、昔読んだ漫画をもう一度読み直したい時に利用しやすいアプリとなっています。
⑹ 1000冊無料!『マンガBANG』
『マンガBANG』は、出版社が運営しているかいしゃではありません。
株式会社Amaziaが2014年11月からマンガBANGを運営しています。
基本的には新潮社と双葉社がメインですが、2社以外の漫画も読むことが可能です。
特に、期間限定で他の出版社の漫画を全巻読めるところがポイント。
読み手側とすると出版社関係なくマンガを読みたいので、そういった意味では使い勝手がよいアプリです。
⑺ 講談社とpixivの公式アプリ『パルシィ』
『パルシィ』は講談社とpixivが運営している女性向けの漫画アプリです。
pixivも運営に携わっているので、オリジナル作品が多く揃っています。
無料チケットも比較的もらえますが、1話1話が短いのが難点。
それでも、女性向けの漫画を読むなら選択肢となるアプリです。
⑻ アプリで一番使いやすい『マンガワン』
個人的に一番使いやすいと思っているマンガアプリがは、『マンガワン』です。
オリジナル作品が多く連載されているのもそうですが、期間限定で小学館の漫画も無料で読むことができるのもポイント。
また、オリジナル作品についてはアニメ化された作品も多く、マンガの質が高いとも言えます。
- モブサイコ100
- たくのみ
- ダンベル何キロまで持てる?
- ケンガンオメガ(2019年10月から)
今後もアニメ化が期待できる作品が多くあり、個人的には、
- 灼熱カバディ
- 送球ボーイズ
- 1000円ヒーロー
は可能性が高いと思っています。
⑼ 少年ジャンプ+
ジャンプ系の漫画を読むなら『少年ジャンプ+』です。
無料で読むためには無料コインが必要な場合が多いですが、ジャンプ+なら無料コインすら使わずに読めるタイトルが多くあります。
連載タイトルはジャンプクオリティ。
少年ジャンプに連載しているマンガのスピンオフも多くあるので、読み応えのある作品がおいいのが特徴です。
5:とりあえず使ってみないと自分に合うかはわからない
正直、とりあえず使ってみないと、自分に合うかはわかりません。
私は『マンガワン』が一番しっくりきましたが、少女漫画が好きなら『マンガワン』よりも『マンガMee』の方が読みごたえがあります。
また、マンガアプリでのオリジナル作品も多く存在するので、そのアプリしか読めないマンガがあれば、アプリをDLする以外の選択肢はありません。
(単行本が発売されれば単行本でも読めますが)
それでも、使い分けたいならポイントは3つです。
- 読みたいマンガから漫画アプリを選ぶ
- 好きな出版社を選択する
- アニメ化した漫画を読みたいなら『マンガUP!』
どのマンガアプリもダウンロードは無料ですので、とりあえず試してみる精神で使ってみましょう!
ご参考になれば幸いです!