10年後も安定した仕事をしたいなら、公務員が選択肢です。
私は(結果的に)平成最後に、税務署を退職しました。
ですが、10年後までの仕事で考えるなら、間違いなく公務員として働いていた方が安定してました。
公務員は10年程度で体制が一変するほど、変化は激しくありません。
とりあえず10年後安定して働きたないなら、公務員になりましょう!
理由については、続きをご覧ください。
1:今後10年間は公務員の収入が減ることは考えられない
今後10年間は、公務員の収入が減ることは考えられません。
日本は、制度を変えるのが本当に遅いです。
公務員の待遇面の法律改正するのには時間がかかります。
最近になって、公務員の給与カットを公約とする政治家続出しています。
しかし、現実に公務員の給与カットは、まったくされていません。
公務員は、全国で約332.7万人います。
結婚している人なども考えれば、公務員関係者は500万人以上いることは確実です。
政治家は、多くの有権者から反対させる公約は実現しません。
なぜなら、公約を実現すると選挙で負ける可能性があるからです。
消費税が増税されるのは、国全体として増税が必要だと感じているからです。
公務員の給与カットも、必要な風潮が流れれば、実現するでしょう。
しかし、今後10年間で急速に風潮が流れることはありません。
2:会社員でも自分の頭を使わないと生きていけない世の中になってる
会社員でも、自分の頭を使わないと、生きていけない世の中になってきています。
今までは、組織の指示に従えば、生活できました。
しかし、グローバル化で、指示に従うだけでは満足な収入は得られなくなります。
今は、日本国内だけがライバル企業ではありません。世界の企業と戦っています。
日本企業が海外企業に負ければ、日本企業で働いている人に大きな影響がでます。
大企業の代名詞だった東芝は、世界に負けて経営危機になりました。
経営危機になれば、リストラは避けられません。
大企業で働く人を優秀な人と定義するなら、優秀な人材が市場に出回ることを意味します。
となると、労働市場では優秀な人材と良い働き口を争わなければなりません。
3:フリーランスになっただけで仕事が楽になることはありえない
フリーランスになっただけで、仕事が楽になることはありません。
フリーランスで活躍できる人は二通りです。
- 行動力がある
- 会社員・公務員が超絶に嫌い
Twitterなどで、フリーランスの人を見ください。
どう考えても会社員の適性はありません。
逆に、会社員・公務員として働けている人は、働ける分だけフリーランスの適性も無いです。
フリーランスが性に合っていると思い込んで、会社員・公務員を辞めたら、後悔が強くなります。
フリーランスは、すべて自分で考えて行動するので、辛いからです。
自分で考えて行動できる人は、2割でしょう。
自己啓発本がベストセラーになっても、実際に実行した人が皆無なのを見れば明らかです。
公務員として働けているのに、フリーランスを選ぶと失敗する可能性があります。
4:一生涯の仕事を公務員で過ごすのはリスクがある
一生涯の仕事を公務員で過ごすのは、リスクがあります。
公務員の10年後までは、何不自由なく働くことが出来ます。
しかし、20年後30年後を考えるなら、話は別です。
日本経済は確実に衰退していきます。
経済が衰退すれば、大企業の賃金も下がります。
公務員の給与は、大企業の賃金を参考にしていますので、大企業の賃金が下がれば、必然的に公務員の給料も下がります。
今20歳の人なら、定年は最低70年です。
少なく見積もっても、50年間は働く必要があります。
超高齢化社会を考えれば、50年後まで公務員の職が安定しているとは考えにくいです。
5:現時点で普通に暮らせていることに幸せを感じれればそれでいい
現時点で普通に暮らせていることに幸せを感じていれば、それでいいです。
99.999%の人は、5年後未来も予想できません。
年金が破綻して、生涯ずっと働く時代になっても不思議ではありません。
逆に、奇跡が起きて日本経済が復活する可能性も僅かに残ってます。
しかし、将来を不安がるよりも大事なことがあります。
今を楽しむことです。
今楽しめている人は、新しい事にも挑戦できます。
チャレンジは、新しい発見を見つけてくれます。
新しい発見は、別の視点を身に付けることができます。
別の視点は、環境変化に対応する力を与えてくれます。
公務員として働いていて満足している人が、わざわざ転職する必要はありません。
しかし、公務員として働いていて満足できなければ、今後も満足できない可能性が高いです。
やりがいは、好奇心から始まります。
将来も大事ですが、今をもっと大切にしましょう!
ご参考になれば幸いです!