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【着眼点】ブログがオワコンではないけど収入のリスク管理は必要

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Twitterやブログを見てますと、

ブログはオワコン
今後はYouTubeなどの動画が流行る

など騒がれています。

 

私自身先見の明はありませんので、市場が伸びるか落ちるかわかりませんが、少なくてもブログがすぐに終わることは無いと思っています。

ブログ自体の市場も相当拡大していますが、これだけ市場規模終わった情報媒体が過去にありましたでしょうか。

 

新聞もラジオが登場した時に終わったと思われました。

ラジオもテレビが登場した時に終わったと思われました。

テレビもネット配信が登場してからおもわったと思われています。

 

規模は縮小してるかもしれませんが、新聞ラジオテレビも淘汰されてませんよね。

 

ブラウン管テレビから液晶テレビの様に、完全な上位互換であれば市場から無くなることはあります。

(地デジ影響もありましたが)

レコードもCDが流通し相当数の縮小はありましたが、別の角度から活路を見出しています。

 

つまり、媒体自体に独自性があれば市場から無くなることもないし、活路を見出すことができるのです。

 

ではどうしてブログ市場は無くならないのに一部のブロガーは発信媒体を変えようとするのか。

理由は人それぞれですが、考え方をまとめてみました。

 

 

1 ブログやYouTube一瞬で収入が0円になる

例えば、月収100万円のYouTuberになったら安泰でしょうか。

もしYouTuberでの月収100万円を1年以上継続できたら安泰でしょうか。

 

実は全く安泰ではありません。

YouTuberは自分の動画の最中に流れる広告が収入源となっています。

もちろん再生数が伸びれば広告の価値は上がるので収入が増えていきます。

でも仮に広告の価値が無いと判断されたらどうでしょう。

 

1再生で1円だった単価が1再生0.5円になればそれだけで収入は半減です。

更にGoogleの規約違反をした場合BAN(チャンネル閉鎖)された収入が100万円あろうが、1億円あろうが以後収入は0円になります。

リスクとしては非常に高いです。

会社の「倒産リスク」について言われますが、会社が突然倒産することはありません。

平社員は知らなくても経営陣は状況が悪い事を予め察知しています。

(認めない経営者はいますが・・・)

でもYouTubeは本当に突然BANされるのが現実に存在します。

 

ブログも同様で、ブログ内容は広告違反に該当すれば突然広告停止になります。

GoogleアドセンスはGoogleが管理してますので、Googleが「お前はダメだ!」と言えばその時点で終わりです。

お店に来店者が多くても買える商品が無いと売り上げは0円ですよね。

つまり、広告収入に依存することはいつ収入がゼロになっても不思議ではない状態なのです。

 

 

2 ブロガーはブログとYouTubeで2か所からの収入を得る安心感が欲しい

ブログもYouTubeもアクセス数や再生回数を伸ばすのは大変です。

仮に安定した収入があってもBANされたら終わってしまいます。

そのためのリスク回避として、収入源を増やすのが最も確実なリスク軽減方法です。

 

単純な話、収入が1社のみと、2社からの給与収入があった場合、景気が悪化した時にはどちらが安心して生活ができますでしょうか。

2社からの給料を得た方が安心感がありますよね。

 

ブログなどのサイトを複数運営するのも手段ですが、建築業の景気が悪化している時に建築業の会社2つの仕事を持っているようなものなので、ブログ自体が大きく傾くと共倒れする可能性があります。

なので、現実世界でもし2つの仕事を掛け持ちするのであれば、建築業と介護職など異なる分野から収入を得た方がリスク管理はしやすいです。

 

ブログとYouTubeは両方ともネットを通じてですが、ネットはインフラ化してますので、ネット自体が無くなることはありません。

万が一災害時であっても、通信会社が無料Wi-Fiを開放したりと措置を講じるので、ネット関係の仕事が全くできなくなる状況はできません。

そういった意味合いでは、ブログとYouTubeを併用しての収入源の分散化はアリだと思っています。

 

 

3 ブログ・動画・サロン・セミナーの収入源を目指すネット界隈

Twitterをしている人はタイムラインで流れてくると思いますが、知名度のあるブロガーはサロンを積極的に作っています。

※サロン=閉鎖的なコミュニティ

無料のサロンもありますが基本的には有料で、主催者が会員費を集めます。

サロン自体の良し悪しは主催者の力量なのですが、ブロガーのサロン目的としては人脈の確保収入源の確保です。

 

ブログと動画(YouTube)は親和性が高いです。

その理由としてブログや動画を運営している人自身にファンが付くことがあるからです。

無料で見れるブログや動画は嬉しいですが、ファンになるともっと運営者に近づける方法がほしくなります。

歌手であれば、人気が出ればファンクラブを作るのと同様に、ブロガーはサロンがファンクラブの役割をします。

もちろん別の目的もありますが、主催者としては確実な収入源となります。

そこで重要なのが、サロンはファンから直接収入が得れることです。

 

広告収入はどうしても広告元(Googleなど)を介しているため、広告元の行動一つで一気に状態が変化します。

それに対してサロンやセミナーは間に誰も入らないので、開催した分だけ直接収入が入ります。

当然人数は限定されるので収入源としての天井は低いですが、収入源の確保の観点においては確実なポジションとなります。

 

 

4 今後媒体を目的ではなく手段として考える人が生き残る

SNSの炎上や煽りは、上級者にとっては手段でしかありません。

炎上すれば知名度が上がるとの理由で炎上させる人はいますが、知名度を上げることが目的となっていれば先が無いので全く意味を成してないのが現状です。

有名な炎上者は自分が描く理想の場所までをイメージして炎上させますので、炎上を上手く利用した炎上マーケティングなんて行動が流行りました。

私自身は好きでもないしやりたいとも思いませんが、実際に戦略として利用できている人はマーケティングが上手いと感心します。

(その人を好きにはなりませんが)

 

ブログやYouTube、サロン及びセミナーをバラバラに行うのもいいですが、連動させれば1人のファンが4倍の価値を生み出すことも可能となります。

ファンを取り入れ行動させるための導火線の役割をするのが、TwitterなどのSNSです。

SNSの本来の目的は繋がることですが、ネット界隈で生きていくのにはSNSを導火線として利用していく必要があります。

もちろんフォロワーが多いブロガーは導火線に火が付きやすいので「ブログはオワコン。次は動画」と発言すればSNS上から行動する人もいますし、反論する人も続出して注目も浴びます。

でも、炎上させたブロガー自身は本当はブログはまだまだ市場は衰えないし、ブログで稼ぐ気満々です。

でも煽ることで自身が行う動画の注目度を上げて、ブログと動画の2本柱を育てることができるのです。

 

 

生き方は自由ですし、ブログや動画だけが正解ではありません。

私もブログを書いていますが、ブログだけで生活できるとは思ってもいませんので、ブログは行動の一つだと認識しています。

(仕事の分散が下手なので今はブログ1本ですが)

 

ブログや動画は5年以上継続していればベテランですが、現実世界で5年はまだ新人ですよね。

なのであまりブロガーの発言を鵜呑みにしないで、自分の頭で考えて行動するのが今後更に必要になってくると思います。

 

ご参考になれば幸いです!