職場で使えない上司部下がいるとイライラしますよね。
イライラしたままで終わっては、損ですので、使えない人は手のひらで転がして遊びましょう!
イライラな状態は、大きく効率を下げます。
ですが、イライラは確実にコントロール可能です。
そんなことはありません。
イライラが収まらない人は、イライラのコントロール方法を知らないだけです。
相手の為ではなく、自分の為にイライラを無くしましょう。
1:イライラするのは相手を『出来る人』と過信しているから
イライラするのは、相手を『出来る人』と過信しているからです。
上司部下にイライラした瞬間を、思い出してください。
- 指示した仕事を後輩がしなかった
- 上司の発言が意味不明
- 理不尽に叱られる
前提として、相手が当たり前のことをできることを想定しています。
仕事が出来ない人とわかっているなら、ハードルを下げましょう。
⑴ 赤ちゃんの失敗は当たり前だからイライラしない
赤ちゃんの失敗は、当たり前なので、イライラしません。
赤ちゃんは、遊んだおもちゃを片付けませんよね。
何度片付けなくても、優しくしつけをします。
しつけで泣いてしまっても、「まぁ赤ちゃんだからしょうがない」と思い、イライラしません。
人は、相手に求めるハードルが低ければイライラしないのです。
⑵ 相手が自分の想定する期待値を下回るとイライラする
相手が、自分の想定する期待値を下回るとイライラします。
期待値は意識しないと、下げることはできません。
期待を下回った先には、失望が待っています。
普段から失望感が強い相手には、失望が苛立ちへと変化します。
⑶ 相手を役職・学歴・経験年数で勝手に期待してしまっている
職場では、相手を役職・学歴・経験年数で勝手に期待してしまっています。
- 課長の役職の人ならこのくらいの指示は出せる
- 国立大卒なら頭が悪いはずがない
- 入社3年目だから、仕事はできて当然
役職や経験年数は、客観的な判断材料です。
しかし、役職や経験年数だけの判断は、その人本人を見ていないのと同じです。
人を判別するには、その人を見るしかありません。
対応する職員一人一人を見れば、どのくらいできる仕事ができるかは判断できます。
イライラしないためには、先入観にとらわれるのは止めましょう。
2:嫌いな人のために怒るのは使う労力の無駄でしかない
嫌いな人のために、怒るのは使う労力の無駄でしかありません。
相手のことを思う必要はありません。
自分にとっても、怒る行為は無駄です。
⑴ 怒る感情はかなりのエネルギーを消費する
怒る感情はかなりのエネルギーを消費します。
怒り慣れていない人は、尚更です。
こんな経験は、ありませんでしたか。
エネルギーを消費すれば、他の作業にも支障がでます。
イライラしている状態は、必ずミスが起こります。
イライラにエネルギーを使ってしまい、集中力が無くなるかです。
⑵ イライラすることを考えるの時間がもったいない
イライラすることを考えるの時間が、もったいないです。
好きな事だけ考えて生きていきたくないですか。
少なくても嫌いなことを考えて生きたくはありません。
『イライラ』している時点で注意力が相手に向かっています。
相手の事を考えているのです。
その時間が無駄であり、意味を成しません。
どうしても毎回『イライラする』人は、自ら望んでイライラしているのです。
日常生活で欲求を我慢できるのであれば、イライラも同じように防げるはずです。
アルコール依存症などの病気でなければ、大概の事柄は抑制できます。
普段の生活で我慢したいことがあれば、無意識に対策を実行しているかもしれません。
- お菓子を我慢するならお菓子を買わない
- お菓子を見えない場所にしまう
- ネットで動画を見過ぎるならアプリを削除する
- タイマーやアラームで区切りを設定する
これらの対策は簡単に可能ですよね。
対策をしないのは、ある意味イライラの状況に納得しているからです。
納得していないのならイライラを無くす方法を考えましょう!
⑶ 自分は嫌いな人の為に時間を使うほどお人好しなのか考えるべき
相手のことを考えて行動することは大事であり、人生においても必要だとは思います。
でも、嫌いな人に対してそこまで行う必要はありますか。
仕事で、相手が困ったとしても自分の責任ではありません。
自分がフォローしなくては失敗してしまう事業なんて、そもそも会社のリスク管理がなっていないだけです。
そんな人の為にあれこれ考えて、怒り、怒ったことで、自分が疲弊して相手は「また怒られた」とむしろ煙たがられる。
そんなの絶対に損です
自ら損をする行為をする必要はありません。
3:指導しても直らない性格の人は無視するのがお互いのためになる
指導しても直らない性格の人は、無視するのがお互いのためです。
好きでもない相手に、時間を使う必要はありません。
職場は、あなたしかいないわけではないです。
周囲に職員がいるのであれば周囲も相手を指導する必要があります。
あなたがいくら言っても直らないのであれば、ほっときましょう。
自分のテリトリーが外れたはミスは、全て相手の責任です。
上司から言われても反論できます。
と言われても、
どのようにすればいいか私だけでは解決できません。
ですので、〇〇さん(上司名)であればどのように指導するか教えていただけませんか?
とお聞きしてみてください。
すらすら回答してくれる上司であれば指導案を実践しましょう。
言葉に詰まる上司であれば「○○さんができないのであれば私もできません。どうすればいいですか」と更に聞いてください。
それで怒る上司は上司失格です。
その場合には、上司の上の上司に現状を伝えるのが最善の手段です。
4:相手よりも自分の感情をコントロールした方が楽
相手をコントロールするのは非常に難しいです。
仮にコントロールできても、費用対効果が乏しいです。
相手をコントロールする時間と労力があるのであれば、自分のために使いましょう。
⑴ なぜ自分がイライラしているのかを振り返る
漠然とイライラしていても何も、解決はしません。
- なぜイライラしているのか
- イライラの行動原因は何かを考える
- それはどのようにすれば防げたかを考える
- 今後どのようにすれば再び発生しないのか
これだけを考えます。
イライラするのが好きな人は、周りに迷惑を掛けないようにそのままイライラしててください。
イライラにも種類があります。
- むしゃくしゃ
- 突発的に
- じわじわ
感覚で大丈夫です。まずは、イライラを分類することが大事になります。
分類できるのであれば、イライラをコントロールできている証拠です。
最初にイライラの種類分けをしましょう。
⑵ イライラの行動原因は何かを具体的に示す
イライラは相手に向けてしまっては解決しません。
イライラを解決するには行動に注目する必要があります。
後輩の作業が遅い→時間に間に合わない➡イライラ
行動を細分化すると自分のイライラの原因がわかります。
この例であれば、時間に間に合わないのが自分の原因なので後輩を手伝うことでイライラ防止に繋がります。
本来後輩が行う100の仕事の内、自分が20を手伝ってしまうのは不本意だと思います。
ですが、割り切りましょう。
相手がベスト(相手が100の仕事をやる)のが不可能と認識しているのであれば、その実現を望むのは期待値が高すぎます。
たとえ相手が余分に利益を受けたとしても、自分自身の損害を最小限に食い止められるのであれば背に腹は代えられません。
そこは自分の為にもぐっと我慢して手伝いましょう。
⑶ 失敗やミスはどのようにすれば防げたかを考える
自分が全て行って解決する必要はありません。
自分が最小で最大の利益を受けるにはどうするかを考えましょう。
相手への一声、付箋一枚の注意喚起、1分前行動
その程度で解決できる問題もあります。
要は費用対効果です。
費用対効果が高い解決方法があれば実践すればいいだけです。
逆に費用対効果が見込めないものに関してはやる必要がありません。
自己の利益に繋がらりませんので。
⑷ 今後どのようにすれば再び発生しないのかが重要
いざイライラが発生した場合には、次にどうすればいいかを考えます。
相手に注意をして解決するのであればそれでいいですし、注意事項をまとめたものを渡すのもいいです。
同じことを毎回やっているのであれば、また次も同じことをします。
相手が何度も繰り返すのなら、あなたの掌で転がして変えるしかありません。
手のひらで踊らす感覚は、客観的に物事を見ている状態です。
イメージメージとしては展望台から下の通行人を見るような感覚です。
客観的に感情的になることはできませんので、必然的に冷静になれます。
自分で操っている感覚を覚えましょう!
5:放置して無くなるイライラならイライラしていない
放置して無くなるイライラなら、イライラしていません。
どんなに頑張っても、イライラしてしまう時はあります。
イライラを解消するなら、イライラしない手段を選択するしかありません。
イライラをそのままにして、いつの間にかイライラが無くなるのを期待するのは単なる願望です。
願望は叶うか叶わないかは、わかりません。
しかし、自分で解決策を持っていれば、確実にイライラは解消(軽減)できます。
相手がイライラしてしまう場合も、割り切ることが必要です。
少なくても、自分のことで反省できる人は、ダメな職員ではありません。
自分の出来る範囲から、少しずつイライラを軽減していきましょう!
ご参考になれば幸いです!