確定申告したことありますか?
私はまだやったことありません(笑)
確定申告書を受ける側としては何万枚人の申告書を見てきましたが( ゚Д゚)
会社員・公務員の人で確定申告が必要・不要の説明を簡潔にします!
1 10月くらいに会社から「書類出せ」と言われれば申告不要
年末調整って言葉は聞いたことありますか?
会社員や公務員の場合、会社が本人の代わりに税金(所得税)の過払いの精算をしてくれる制度です。
年末調整は必要書類を会社に提出するのですが、タイミング的に10月~12月を目途に会社は処理します。
次の書類が年末調整に必要になるので、会社から持参指示があれは原則確定申告は不要です。
・ 扶養者の有無に関しての書類
・ 配偶者の有無に関しての書類
・ 生命保険や地震保険の証明書
会社は受け取った書類に基づき税金の再計算を行い、ほとんどの場合に税金が還付になります!
※ 2か所以上の会社から給与をもらっている場合は確定申告が必要です。
※ 年の途中で退職し別の会社で再就職した場合には、再就職先に前職場の源泉徴収票を持参することで、確定申告が不要になる場合があります。
2 年間収入が103万円以内なら申告不要
税金は面倒なくらい多種多様な控除と計算があります。
(本当に面倒です・・・)
アルバイトや会社員の収入は給与所得に該当するのですが、給与所得には最低65万円の控除があります。
それにプラス、誰にでも38万円控除する基礎控除があります。
つまり、アルバイトや会社員の場合65万円+38万円=103万円以内の収入であれば全額控除されるので所得税の対象金額はゼロなので所得税を払う必要はありません!
3 税金を多く払ったら確定申告で還付を受けよう!
会社で税金の精算(年末調整)が完了してくれれば税務署に用はありません。
会社が計算をしてくれなかったり、医療費控除やふるさと納税の控除を適用する場合には、申告が必要です。
会社から差し引かれる税金の内、所得税に関しては基本的に先払いで多く納めています。年末調整では控除が諸々あるので計算すると納めすぎのケースがほとんどです。
しかし、年末調整で会社が計算してくれるのは、配偶者や扶養者の控除と生命保険・地震保険関係の控除だけなので、それ以外の手続きは税務署で行う必要があります!
※ 税金を納める場合には必ず確定申告が必要になりますので注意してください。
4 わからなかったら税務署に聞いてみよう!
「確定申告必要かどうかわからない( ˘•ω•˘ )」って場合には税務署の電話しましょう!
現在どこの税務署に電話しても最初に音声ガイダンスが流れます。
確定申告期以外は
1番 ➡ 一般的な相談 ➡ 相談センターの職員
2番 ➡ 個別相談or税務署からの手紙等 ➡ 電話番号の税務署
確定申告期
0番 ➡ 確定申告関係 ➡ 税理士or臨時非常勤(アルバイト)
1番 ➡ 一般的な相談 ➡ 相談センターの職員
2番 ➡ 個別相談or税務署からの手紙等 ➡ 電話番号の税務署
それぞれ繋がります。
(番号押して繋がらない場合には「#」を押した後に「番号」を押してみてください)
確定申告期の0番は
・確定申告の会場はどこか
・申告時期はいつからいつまでか
・提出のしかたについて
などの基礎的な質問しか回答しませんので、1番か2番を押して相談してください。
その際に、
・ 給料を貰っている会社が1つor複数
・ 『源泉徴収票』って名前の紙が手元にあるか
・ 給料以外の収入はあるか
・ 疑問に思っていることをメモして手元に置いておく
これらを事前に確認してから電話すると話がスムーズに進みます!
おわりに
自宅では全く解決できない場合には、その年の収入が確認できる書類と、控除できそうな書類を持って税務署の窓口に行ってください。
相談は予約制ですが、申告の場合には予約は必要ありません。
税務署側としては、書類があれば確認して必要・不要の判断はできますので、わからなければ関係ありそうな書類は全て持参しましょう!
ご参考になれば幸いです!