私が前職を退職したのが2018年7月ですので、執筆時点で5年半程度になります。
幸いなことににフリーライターとして順調に活動することができていましたが、2023年は収入が激減した年になりました。
こちらの記事では収入が減った原因と、その際に私が取った行動についてお話したいと思います。
１ 【収入大幅減の要因①】長期大型契約が終了した
2023年の収入が大きく減少した最大の理由は、長らく執筆していたクライアントとの契約が終了したからです。
2022年の年末ごとに打ち切りの可能性は示唆されていたのですが、契約終了の話が想像よりも早く到来してしまったため、年明けからとても苦労した1年になりました。
私の収入の半分程度の仕事を依頼していただいていたクライアントだったので、契約が途絶えたことにより一気に収入が減る結果に。
複数のクライアントから仕事をもらっていれば、契約終了の影響を最小限に留めることもできますが、大型契約だった故に契約終了の反動が直撃してしまいました。
２ 【収入大幅減の要因②】仕事依頼が全体として減少した
フリーライターとして活動している以上、収入の不安定さを回避することは難しいので、収入が減ることについてもある程度は覚悟していました。
先に申し上げた大型契約のクライアント以外からも仕事を受注していましたので、収入が半分程度まで下がることも想定していましたが、他のクライアントからの依頼が来なくなったタイミングも重なったのが不運でした。
3年程度色々なクライアントから、単発ないし中長期的な仕事を継続的にいただいていたので、「意外と何とかなるんだな」と思っていた矢先、仕事依頼が無くなるので世の中不思議なものです。
長期契約が何か所もあると、新規契約を獲得する行動をしなくなるので、契約を維持しつつ新規開拓する大切さや難しさを感じた年でもありました。
３ 【仕事減少のへの対処①】新規の仕事を受注した
今まで依頼を受けていたクライアントから仕事を受注することは減りましたが、新規で仕事をいただけたことで、何とか生活していくことができています。
ライターの仕事の受注方法は直接営業する方法やSNS、クラウドソーシングに登録して応募する方法など様々あり、正解の働き方はありません。
一つの手段に偏ってしまうと仕事が獲得できない時期が続く恐れがあるので、複合的に仕事を受注する姿勢をとることが大事だと改めて認識しました。
４ 【仕事減少のへの対処②】リフレッシュ期間に充てた
正直、仕事が減ったことで、月間の収入が一桁万円まで下がってしまいました。
収入減の恐怖やストレスは相当なものになりましたし、将来の不安からかなり悩むようになりました。
一方、今まで仕事に充てていた時間が一気に空いたので、今までの生活の整理や今後の人生設計を見直すことに時間を費やすことができたのは数少ないプラスです。
収入が減ってしまうとどうしても焦りが生まれてしまいますが、なぜ自分がフリーライターとして活動しようとしかたを考えた場合、収入だけを目的に行動するのはナンセンスと気が付きました。
５ フリーライターとして今後も活動していく理由
個人事業主は自ら仕事を獲得しなければならないので、仕事が見つかなければ当然収入はゼロになります。
ライターとして活動する人は増加する一方、AIを活用するケースが増加したことで、簡易的な記事を執筆することで対価を得ることは一層難しくなることは十分想定される未来です。
ライター業がどこまで存在するかは不明ですが、現時点では引き続きライターとして活動する予定です。
最大の理由としては、現在の生活サイクルが合っているので、収入が減ったとしても現状を維持することがベターと感じたからです。
私は物欲があまりないので、他人よりも生活費がかかりませんし、独身なので影響が及ぶ人が少ないのもプラスに作用します。
収入が減れば贅沢できなくなりますが、ストレスを抱えてまで長時間働くことはかなり厳しいと感じていますので、フリーライターとして2024年も活動しようと考えています。
一方で、フリーライターの仕事に固執しようとは考えておらず、他の仕事が見つかれば転職等も手段の一つだと思っていますので、自分の人生をより良くすべく精進していきます。
ご参考になれば幸いです！
