「いつまでこんな仕事を続けなくちゃいけないんだろう」
毎日仕事をしているふっとそんな不安になる瞬間はありませんか。
私は公務員時代もそうでしたが、ブログを書いている今も不安になります。
ブログを書いている最中に「このままで大丈夫なのか」と。
でも実際に、そんなことを考えても何も得にならないことは感覚的に理解しています。
が、同時に、どうすればいいかは理解できていません。
不安を無くす方法の結論は「いつまでも続けていたい」と思える事柄を仕事にすることです。
実際にどのようにすれば「いつまでも続けたい」感覚を見つけることができるかの方法を説明していきます。
1 行動の反対を毎日考える
好きな事なら嫌いな理由を考えてみる
誰しも好きな事は1つくらいありますよね。
寝ることや食べることも当然好きな事になります。
何もないと思う人は今週1週間の出来事を詳細に思い出し、書き出してください。
書き出せたら好きな事を嫌いな人がどのように感じているかをイメージしてください。
小説を読むのが好きなら、小説嫌いの人はどんなことが嫌いな理由でしょうか。
- 活字を読むのが好きではない
- 他人の歩む道に興味はない
- 現実的ではない
- 本を読むならもっと他に読むべき本がある
イメージするだけなのでいくつも理由は浮かんでくると思います。
では、その嫌な人が感じるイメージを今までに考えたことはあったでしょうか。
きちんと考えたことはないですよね。
やりたい事が見つからない時ほど新しいことにチャレンジする必要があります。
新しい発見は、違った視点からの視野も必要です。
好きな事を好きな目線から見るだけだと一方向だけです。
嫌いな人に好きになってもらいたいなら、嫌いな人の目線から考えなければいけません。
そのためにも敢えて、好きな事の嫌いな理由を考えてみましょう。
批判する人の切り口は斬新
Twitterなどでは何かについて批判をしている人がいます。
決して批判すること自体が悪いことではありません。
ただ、批判自体が目的で本質を理解する目的からは逸れてしまっている人もいます。
批判一辺倒が良いとは思いませんが、批判をする人が着目する着眼点は自分が持っていない(考えていない)角度からの切り口なので考えらさせられることもあります。
例えば、YouTuberを露骨に批判する人ってどうしてもいますよね。
「あんなことで稼いで何になるのか」と。
稼ぐこと自体は問題ないですし、需要があっての供給(YouTuber)なので、需要が無いのに供給のために無理やり需要を作る公共事業よりかは社会的な貢献度は高いです。
小学生がなりたい職業ランキングでYouTuberがランクインした際も世間では冷ややかな目でみられていました。
「なんでYouTuberなんかになりたいのか」と。
でもプロ野球選手に憧れる人とどこが違うのでしょうか。
確率論で言えばプロ野球選手になる確率と大差ありませんし、稼げるまでの下積みで考えればプロ野球選手の方がよっぽどリスクが高いです。
(夢をリスクで考えるものではありませんが)
批判的な意見には従来の考え方が根強い場合もありますし、自分には見当もつかない方向からの指摘もあります。
ですが、それも自分にとっては知らない角度からの視点です。
罵詈雑言に耳を貸す必要はありませんが、批判的な呟きを見た際はそんな考え方知るトレーニングに使えます。
2 期待も不安も手元にあると小さく、未来になると大きくなる
今この瞬間の出来事に「不安」は存在しない
『今』に不安はありません。
不安はあくまでも未来(過去の出来事)にあって、『今』には存在はしないのです。
もし不安があるとしたら書き出してください。
書き出しているこの瞬間の『今』に、書いている不安はありませんよね。
「今を生きる」の本質はそこにあります
この瞬間だけを一生懸命に生きていたら不安は感じません。
もちろん将来を考える必要はあります。
でも、今の仕事や作業に集中するのであれば、その瞬間に「不安」はありません。
ですので、「今」をより集中して生きるかが幸せへの一歩です。
人間は未来を予測する力は全くない
10年前に今を予測できていた人はいません。
20世紀初頭に宇宙にいけるとは誰も予想していませんでした。
これからの未来も同様です。
どうなるかはわかりません。
老後が不安だとしても今の70歳の人がどれくらい老後を心配しているでしょうか。
そもそも70歳はまだ老後ではないのでしょうか。
70歳が老後でなければ不安になる意味がありません。
その人は生涯現役で、老後は到来しませんので。
目標が小さいと今進む道がわからなくなる
目標は自分の先にある道しるべです。
その目標に向かって進むのであれば、『道しるべ』は大きくなくては見えません。
目標(道しるべ)が小さければどうでしょうか。
当然見えませんよね。
登山をする際にテキトーに山道を登る人はいません。
少なくても頂上を目標にして登ります。
人生においても同様です。
目標がありそれに向かって進むから歩けるのであって、闇雲にあるいてもどこに進んでいるかわかりません。
そうならないように、道しるべとして大きな目標が必要になります。
3 その場で大声を出せないくらい常に制限をしている
言うほど他人はあなたのことを気にしていない
今アパートや自宅で大声を出したとしても即刻苦情になることはないでしょう。
苦情になるとしたら、最初からあなたに目をつけていた人です。
予想していない一瞬の出来事には即座に反応はできません。
電車の中で大声を出されても、音楽を聴いていたら気のせいに思うかもしれませんし、とりあえず状況把握をするかもしれません。
その人が継続して大声を出したり前兆があれば別ですが、唐突な大声は周囲を唖然とさせるだけで終わります。
それぐらい周囲を常に注視していることはありません。
だから気にする必要もありません。
当たり前ですが、何度も大声を出したら苦情になりますし、迷惑です。
ただ、あなたが始めてることに関しては誰も注目していません。
新しいビジネスが批判に晒されるのはある程度実績が積んでからです。
立ち上げ時点においてから批判する人はいません。
なので、周囲を気にせず新しいことをしましょう!
先入観ほど考えを制限している『考え方』は無い
先入観(バイアス)は考える際に最も邪魔になる存在です。
嫌いな人が正論を言っても納得ができないのは、その人発言には納得しないという先入観があるからです。
先入観は意識しても取り外すことは難しい考え方です。
どんなにフラットな目で見ようとしても、その人の過去の言動を知っていると、それを踏まえて考えてしまいます。
なので先入観を最小限にするためには、常に良し悪しの両面を見る必要があります。
いうなれば粗探し。
言っている内容が素晴らしいと感じても、もしかしたら先入観によって美化している可能性があります。
映画作品でも、自分の好きな監督の作品はどれも良く見えます。
しかし、実際に全部の作品が最高なことありませんし、監督の作品を初めて見る人は先入観がないので「ツマラナイ」と思うかもしれません。
でも、それがフラットな感覚です。
なので、その人の作品や言動が好きだからこそ先入観によるものが強いので、敢えて内容の粗を探す行為が必要になります。
もし粗が無ければ問題ないですし、粗が見つかればそれもまた一つの視点になります。
4 24時間YouTubeを見れば価値観は変わる
ついつい見るクセが無くす方法は永遠と見続ける
自分自身の戒めもありますが、YouTubeなどの動画はついつい見てしまいます。
寝る前にあと1回と決めてみますが、続きが見たくなってまたあと1回を繰り返す
動画を身近に見れるようになったのは嬉しいですが、自分で制限しないと普段の生活に支障がでます。
粗治療ですが、ダラダラ見を止める方法があり、『永遠と見る』です。
5時間連続くらいなら見続けることができるかもしれませんが、10時間20時間を見ることが苦痛になります。
普通は少し疲れたら見るのを止めますが、疲れても見続けます。
食事も腹8分目だと毎回食べてしまいますが、吐くほどに毎回食べれば飽きる又は一定期間食べようとは思わなくなります。
もし、ついつい見るのを止めたい人は試してください。
もちろん、無理しない範囲で。
24時間見ても飽きないならそれは立派な「やりたいこと」
もし24時間YouTubeを見続けても飽きない人はそれは立派な「やりたいこと」です。
別にやりたいことがYouTubeを見るでも何もおかしくはありません。
毎日YouTubeを見るために働く。
YouTubeを見るだけならそこまで収入は不要です。
逆に視聴時間を最大限にするなら、働く時間を短くするのも手段です。
別に悪いことではありません。
「いつまでも続けていたい事」がたまたまYouTubeだっただけです。
ダサい生き方の方が絶対にカッコいい生き方になる
普通の大学に進学し、一般的な規模の会社に勤務して、定年まで働く。
これをダサいと思う人がいるかもしれません。
でも、これを楽しんで生活している人を見たらどうでしょうか。
カッコ良くないですか
泥臭いものは最初は一歩下がって見てしまいます。
けど、一生懸命にやっている姿は素晴らしいく見えます。
その仕事に満足している人は批判的な意見に全く動じません。
自分が満足しているのは自分自身が一番理解しているからです。
批判的な意見に過剰に反応する人は少なからず自分の仕事に不満や不安があることを指しています。
人は痛いところを突かれるとそれを守る生き物です。
過剰反応も一種の防衛本能なのかも知れません。
おわりに
「やり続けたいと思う事」を見つけるのは難しいですが、実は1度は経験しています。
- ゲームをあと10分やりたい
- デートをあと1時間楽しみたい
- このまま夕日を眺めていたい
こんな経験したことありますよね。
経験したことだけが「やりたい事」の答えではありません。
でも経験したことにヒントは隠されています。
ゲームをしたかったのは冒険を楽しむ喜びがあるから
デートを続けたのでは好きな人と一緒にいる時間が一番幸せだから
夕日を眺めていたいのは自然の大きさを感じられる瞬間だから
答えが一つではありません。
もしなければこれから見つければいいのです。
少なくても行動しなければ何も始まりません。
とりあえず、動きましょう。
まずは過去に楽しかった経験を思い出し、紙に書くことからスタートです!
ご参考になれば幸いです!