何かを始める時っていつでもやる気がありますよね。
- ダイエット
- 筋トレ
- ランニング
- 英語の勉強
- 禁酒・喫煙
せっかく始めたのに大半は数日や1か月以内で終わってしまいます。
「明日から頑張ろ」
「まぁいいや」
「別に太ってないし」
こんな言葉が脳裏に浮かんだらそこから続けるのは難しくなります。
と思わる気持ちはわかります。
ですので、どうやったら新しく始めたことをチャレンジできるのかをご説明していきます。
※ 習慣化には6~8週間が必要と言われています。
1 続かない人は高齢者に優しい階段をイメージするとがいい
⑴ 段差がわからないくらいの階段を上がるイメージがベスト
観光地やお寺・神社で階段をゆっくり歩いている高齢者の方を見かけますよね。
階段を1段上がるのも大変そうですし、ゆっくりゆっくり歩いています。
でも、大変だからって階段を登るのを途中諦めることはしてませんよね。
道端で休憩をしつつも目的地まで到着します。
高齢者の階段の登り方って理にかなっていて、習慣化する際に応用することができます。
階段が1000段あったら登りたいと思いますでしょうか。
大半の人が「登りたくないなぁ」って気持ちになります。
でもそのイメージした階段は急勾配ではありませんか。
習慣化しようとすると、多くの人は早く目標達成したいために急勾配を駆け上がろうとします。
そうなると途中で止まってしまうのは必然です。
ふっと、上を見上げてみると、途方もない階段があることに愕然として登るのを諦めてしまいます。
それを防ぐためにも、最初はなだらかな階段を上がるイメージが大事になってきます。
ランニングであれば、毎日5㎞走るのは大変です。
最初は歩くのもいいと思います。
毎日が難しいなら週末ならどうでしょうか。
それなら続けられそうですよね。
⑵ 次の階段までの距離を長くして高さになれることが大事
一気に目標まで到達したい気持ちはわかりますが、実際に到達するのは難しいです。
自分では「いける」と思っても急に身体が動かなくなることもあります。
習慣化で考えば、最初は目標のためにやる気はみなぎっています。
なので、少々大変でもクリアすることも可能。
でも、途中でやる気が一息ついた時にはノルマをクリアする気力が残っていません。
慣れていればやる気がなくても動けますが、一気にハードルを上げると調子のいい時にしか超えることができないのです。
そのために、1段階登る目標の間隔を空けながら進む必要があります。
確かに時間は掛かります。でも負担は最小限で済みます。
「歩いてたらいつの間にか頂上に登っていた」
そんな感覚になるかもしれません。
⑶ 階段の途中で休憩するのが登り切る秘訣
普段の生活の中で高齢者の人は頻繁に休憩をしていますよね。
公園のベンチや商業施設の椅子、観光地でも休憩スペースを見れば高齢者の方が多くいます。
体力的な衰えも確かですが、逆を言えばゴール地点まで到着するプランが見えているともいえます。
ゴールまで一直線で走らなければいけないと思っていませんか。
途中で休んだら転げ落ちてまたイチからスタートになってしまう恐怖は理解できます。
でも今の時点を継続していればいつかは慣れてきます。
その場での休憩は落ち度ではなく、慣れるための期間です。
無理を感じたら一旦その場で休みましょう。
2 長続きしない人は1度に全てをクリアしようとする
⑴ 野球のルールを覚えてから初めて野球をする人はいない
野球をする人で、野球のルールを覚えてから野球をする人は存在しません。
子どもなら野球のルールブックを読む前に遊んで身体で覚えます。
ルールなんて二の次です。
習慣化や新しい物事をするときは形式から入っていませんでしょうか。
- 英語を勉強するには教室に通わなければいけない
- プログラムを勉強するにはネットスクールに行く必要がある
- 資格試験には受けるための資格が必要
それらは自らハードルを高くしているだけです。
英語はYouTubeの動画でも勉強はできます。
プログラミングもネット上に無料講習が配信されています
資格試験もまずは参考書を立ち読みすればいいです
やってから無理だと感じれば止めればいいのです。
やらないリスクを下げましょう。
⑵ 不安となるポイントがどこかを認識すること
将来の不安を感じることはありますが、少し全体像を考えすぎではないでしょうか。
1年後も景気がどうなっているかわからない社会です。
50年後を予想しても誰も正解はしないでしょう。
公務員の仕事も全体像としては良いかもしれません。
実際に50年後でもまず存在する職業でしょう。
でも日々で考えた場合、職場環境に耐えられなくなって身体を壊す職員もいます。
傍からもったいないかもしれませんが、その瞬間が苦痛な人からすれば大変な仕事です。
3 トライ&エラーはエラーがないと成立しない方法
⑴ 失敗を直すだけで改善できるのは一番ラク
失敗を恐れない人は失敗から得るものが何かを知っているのでチャレンジできます。
例えば、実験テストを1度で成功した場合、不具合の確認をする術がありません。
もし成功がたまたまであったなら、不具合が発生した場合の対処法が無いのです。
逆に、失敗を10回繰り返せばサンプルが10個揃いますので、仮に不具合が起きても10個のサンプルから不具合の答えを見つけることもできます。
ビジネスの世界ではPDCAサイクルと呼んで、日々成功と失敗を繰り返しながら目標達成に向かっているのです。
PDCAサイクル
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
出典:Wikipedia PDCAサイクルを参照
⑵ 「とりあえず」の積み重ねが経験値となって活躍する
どんなに知識を蓄積しても実行しなければ動くかどうかはわかりません。
理論上は完璧でも実際に行う場合に想定外の出来事が起こることは日常茶飯事です。
逆に、どんなにわからないことでも、とりあえずやってみた結果成功するパターンは多いです。
堀江貴文のホリエモンチャンネル『堀江貴文のQ&A「経営者はバカが多い!?」〜vol.829〜』で会社を起業する人は頭のいい人ではなく行動できる人との会話があります。
頭のいい人ほどリスクを検討してしまうため行動に移せません。
逆に(言葉は悪いですが)何も考えていない人ほど行動に直結するので成功する確率は別として起業して成功している人が多いのです。
⑶ ソフトが優秀でもPC自体の性能が悪ければ動かない
PCゲームをする人は変わると思いますが、いくら面白いゲームソフトがあってもPC自体の性能が悪いとまともに動きません。
どんなに高性能のエアコンや電気機器があっても契約してるワット数が少なければ動かすとブレーカーが落ちて使うことができません。
人間も同じで、いくら知識(ソフト)を持っていても、行動(ハード)できなければ何も意味が無いのです。
自分自身は知識を持っているから理解していますが、周囲からすれば知識が有るのか無いのかの判断ができません。
なので、行動するのが大事と言われ続けるのです。
4 見切るをつける行為も立派な選択
行動をする分だけ時間が必要になります。
より深く行動をするためには行動する時間を集約しなければなりません。
その場合、行動した中のいずれかを捨てる選択が必要となります。
手始めにブログをやってみて直ぐに止めるのはもったいないです。
しかし、ブログも動画も株式投資も不動産投資も行い、動画制作が自分に一番合っていると実感できたのであればブログ・株式投資・不動産投資を捨て、動画制作に集中するのはありです。
集中と選択が大切ですが、まずは選択できるくらいの行動をしましょう。
10個行動すれば1個くらい「もう少しやってみようかな」と思う選択肢も出てきます。
そこに集約するのは成功への近道です。
ご参考になれば幸いです!