30年以上経過している自分の人生を振り返ったとき、失敗を恐れて行動しなかったことが自分にとっての黒歴史だと感じています。
厨二病や痛い行動による思い出など、人によって色々ありますが、正直痛い話を語れる思い出がある時点で黒歴史ではありません。
『行動しない=黒歴史』になる理由は、たった一つ。
それは行動しないと新たな発見がないこと。
赤ちゃんはハイハイしながらいろんな場所に行くのは、知らない情報を得るための行動です。
子供が好奇心旺盛なのは、新たな発見が人生にとってプラスになるからです。
逆に過去の思い出に浸ってしまうのは、数ある行動のうち、自分にヒット(思い出に残った)した行動が印象的だから。
子供時代にも辛い経験や、つまらないことは多々あったと思います。
しかしつまらない思い出は忘れてしまい、いい思い出だけで頭に残りますので、子供時代はよかったと錯覚しているだけかと。
思い出にふけるのも悪いことではありません。ただ思い出だけに目を向けていると、思い出に飽きてしまいます。
行動をしつづけていれば、あたらな発見もあり、それがいい意味でも悪い意味でも思い出となります。
ですが何も行動しないと、思い出にすらならない行動だけが積み重なり、思い出不足に落ちるかもしれません。
思い出が枯渇すると、自分の人生が虚しく感じてきます。実際私自身虚無感に襲われることは1度や2度ではありません。
ただ新しい行動をしていなかったため、行動する勇気が無く、いつも同じルーティンをしてしまい、それがまた虚しさ増幅させます。
解決する方法は一つだけです。それは行動をすること。
- 行動ができないと自覚しているなら、自分がどうやったら行動できるかを考えましょう。
- 自分が行動できるようになるのが考えられないなら、どうやったら考えられるかを調べましょう。
Twitterでもグーグル検索でも、友人、家族、同僚に聞いても問題ありません。
むしろ「調べる」・「他人に聞く」こと自体が、自分にとっての新たな行動です。
新しい出来事は、自分にとっての経験となり、そして次に同じ行動する際の一歩が踏み出しやすくなります。
それを繰り返していくうちに、自分の頭で考えられるようになり、そして新たなことに対してのチャレンジ精神が生み出されていきます。
私は30歳のとき、高卒で働いてきた税務署を退職し、現在はライターとして活動しています。
その行動自体が正解だとは思いませんし、公務員のまま働いていた方が良かった可能性は否定できません。
ただそれでも、自分の頭で考え、実行した行動に対し、一切の悔いはありません。
自分自身が納得できるのであれば、それは失敗ではなく、経験です。
経験は積み重なるほど糧になります。
私もライターとして少し止まってしまっていたので、この記事を書いています。
記事を作成したこと自体も私にとっての行動であり、自分に対し一歩前へ進む意思表示です。
ご参考になれば幸いです!