「なんだかやる気が出ない」
1週間で1日くらいそんな日はありますよね。
中には「毎日やる気が…」って方もいるかもしれませんが(苦笑)
日常生活で喜びがあるとやる気が出てきます。
でも、昔と比べたら普段喜んでいる回数減ってないですか。
「子ども時代は無邪気に遊んでたのになー」なんて思ったりも。
でも、少し意識を変化させるだけで日々の生活を少し豊かにすることができます。
100%が105%になるだけかもしれません。
それでも日々の小さな幸福は総じて人生の幸福へと繋がっていきます。
何気ない日常が一番大事だった
歌の歌詞のようなフレーズですが的を得た言葉です。
そこで、普段の幸せを5%だけ増やす方法をお教えします。
1 幸せを感じるために脳を錯覚させるのは簡単なこと
⑴ 鏡の前で笑顔を作るだけで落ち着く
ネガティブな人が無理やりポジティブに振舞ってもネガティブが悪化したりします。
無理してポジティブになる必要はありません。
洗面台の前で少し口角を上げるだけでも少し心が落ち着きます。
また、頬の筋肉には幸せを察知するセンサーがあり、笑う表情を作るとそのセンサーが感知します。
すると、自分の今の気持ちとは関係無く少しストレスが和らいでいきます。
※ちなみにしわ取りのために表情筋を緩める注射を打つ場合がありますが、その結果幸せを感知するセンサーが反応しなくなる可能性もあるみたいです。
実は自分の目の前に鏡を設置だけでも落ち着く効果が立証されています。
心理学の世界では『自己認識』と言われているもので、自分自身が写っていると、「サボっちゃいけないな」、「しっかり勉強しなきゃ」といった自分をコントロールしようとする力が発揮されます。
自分自身を見つめると自然と落ち着きます。
日常の不安のほとんどがもやもやとした漠然とした不安です。
自分自身を見ることで『今』をしっかりと認識できるようになり、余計な不安を取り除くことができます。
⑵ 「これだけしか」を「これは」に置き換える
水が半分注がれたコップを見て
「水が半分しかない」
と
「水が半分もある」
と人によって解釈は異なりますよね。
同じ出来事を見ていても、見方によってはポジティブにもネガティブにも捉えることができます。
仕事から寄託した後に毎日1時間勉強しようとして、その日は30分しか勉強できなかった場合、
「30分しか勉強できなかった」
と
「30分は勉強できた」
どちらで判断しますか。
一見「30分しか勉強できなかった」は自己の厳しく、持続性があるかもしれません。
ですが、人間そう簡単には習慣化は身に付きません。
勉強をしていなかった人が毎日1時間するのは非常に難しいです。
それなのに毎日1時間の勉強を持続させるのは非常に強い意志が必要です。
仕事帰りに強い意志が残っていますでしょうか。
仕事で疲れて意志力が残ってない場合がほとんどです。
そんな中で「30分しか勉強できなかった」と嘆いては否定の言葉しか浮かんできません。
そんな時ほど「30分は勉強できた」と肯定する言葉が大事です。
自分に必要な事は1時間勉強をすることではありません。
1時間勉強することによって得た知識を活用することが目的です。
活用できるのであれば勉強時間が30分でも何も問題はありません。
言葉を肯定しましょう!
2 1時間だけ間を置いてからもう一度考える
⑴ 99%の悩みは1時間以上継続しない
イライラする出来事ってありますよね。
けど、最高潮のイライラが1時間継続することはありますでしょうか。
仕事でイライラする事があってもお客さんと面談するときにはニコニコと応対しているはずです。
そうすると商談が終わった後、イライラの出来事を振り返ってみると「まっ、どうでもいいかな」とわざわざイライラをぶり返すことはあまりありません。
怒りの感情はエネルギーを消費します。
消費の激しい怒りを持続させることは相当に困難な事であり体にも負担がかかることです。
同時にイライラを継続させるのも良くはありません。
イライラを引きずる気持ちはわかりますし、私も結構引きずるタイプの人間です。
でも、「イライラはしょうがないから、それでいいや」と思っていたらいつまでも改善はしまんせん。
イライラを軽減させるのであれば最初の時点で「1時間経てば落ち着くんだし考えるの止めよう」って感覚が必要です。
⑵ 脳は穴の開いたバケツ
穴の開いたバケツに水をいくら汲んでもどんどん水は流れていきます。
怒りのゲージも同じです。
怒りがMAXになると怒りが永遠と持続するような感覚に陥りますが、実際には怒りはどんどん穴から流れていき、最終的には穴が開いてない水位で落ち着きます。
頭の中でイメージすることは大切です。
「あぁ、怒りが少しづつ外に出ている」とイメージをするだけでも怒りは徐々に収まってきます。
「あともう少しでゴール」と「いつまで走ればいいんだ」ではどちらが走り続けることができますでしょうか。
それと同じ気持ちです。
⑶ もし1時間悩みが消えない悩みは本当の悩み
1時間経過してもイライラが収まらないし、バケツから水が流れていってもそれ以上にどんどん怒りがつぎ込まれる場合があります。
そんな状況があったのならば迅速に対応する必要です。
1度にたくさんの行動を実行することはできません。
怒りと悲しみを同時に表現できないように1つの行動をするとそれ以外の行動はストップしてしまいます。
優先しなければならない出来事が身体で発生している時にはその出来事を優先的に対処しなければいけません。
頂点に達したイライラが継続する場合には、イライラを収めることだけに集中しましょう。
作業場を一旦離れるのもいいですし、深呼吸するのもいいです。
瞑想をすることで頭からイライラを除くこともできます。
イライラを落ち着かせる方法は多様にありますが、作業をしながらは難しいです。
まずはイライラを取り除くことを優先しましょう。
3 不安は体力不足と同じで鍛えれば収まる
⑴ 科学的に根拠が存在する瞑想
瞑想と聞くとスピリチュアルなイメージが湧きますが、瞑想は科学的に効果が立証されています。
Google社が瞑想を取り入れている聞けば説得力がありますよね。
瞑想は前頭葉と偏桃体を鍛える性質はあります。
前頭葉は頭の回転は判断する機能が備わっている場所
扁桃体は感情をコントロールする場所です。
特に扁桃体を鍛えることによって感情をコントロールすることができるので、イライラや悲しみを操ることができます。
瞑想の作法は決まっておらず、基本的には姿勢が良い状態でゆっくり息を吸い、そしてゆっくり吐くのを繰り返すことです。
その際には呼吸だけに意識を向けてください。
最初は雑念が入ると思いますが、雑念を消して呼吸に意識を向ける感覚が一番脳を鍛えられている状態なので、安心してください。
⑵ ゲームでワーキングメモリを鍛える
脳の機能にワーキングメモリってのがありまして、短期的な情報を集めて処理をすることです。
このワーキングメモリが一杯になると頭の中が真っ白(テンパった状態)になります。
ワーキングメモリは不安で消費します。なので、テストで不安で一杯になると思い出せないのはワーキングメモリ(思い出そうとする)が不安に支配されて正常な判断が出来ない状態になっています。
そのワーキングメモリですが、ゲームで鍛えることができます。
メンタリストDaiGoさん監修の集中力とIQが上がる無料アプリ「DNB」です!
ゲームの内容は英文字が9分割のいずれかに表示されるので、次に表示された英文字が同じかどうかを判定するゲームです。
DNBは
【本当に脳を鍛える事ができる】
唯一の脳トレゲームです。昨今では
「脳トレは実は効果がない!」という研究が多く
「ゲームはうまくなるが、日常生活における機能面では何も改善されていない」
という見解が多いようです。そんな中で唯一、「本当に頭がよくなる!」と言われている脳トレがあります。
それが「a Dual N-Back game」と呼ばれる脳トレゲームです。
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■ a Dual N-Back game とは?「Brain Workshop」というサイトで公開されている脳トレゲームで
「N-Back課題」と呼ばれる有名な手法を用いた脳トレで
「IQを上げることが目的」のゲームです。ミシガン大学の実験では
このトレーニングを一日15分、一ヶ月続けたところ
問題解決力のIQが5ポイントも上昇していたという結果がでたそうです。このようにIQ、ワーキングメモリー、認知機能の向上等の効果が期待できます。
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『DNB-15分IQアップ脳トレゲーム』の説明文より出典
端的に科学的に脳が鍛えらることが立証されているゲームです。
最初は難しいかもしれませんが、毎日行えば徐々に慣れていきますのでお試しください!
⑶ 悩み手帳を作成する
過去に経験したことがある仕事と初めて行う仕事はどちらが不安がありますでしょうか。
経験した仕事は嫌だと認識することはあっても不安そこまでにはなりませんよね。
経験は不安を和らげる効果があります。
イライラしやすかったり、不安症な方は是非『不安手帳』を作ってください。
自分が経験したイライラや不安がいつ・どんな状況で・体にどのような変化があったかを記録します。
そして、その感情がどのくらい続いたかもメモします。
『不安手帳』を書く事で、次に似たような出来事が発生した場合にはある程度自分の中で想像ができます。
その想像が不安を和らげますので試してみてください。
ご参考になれば幸いです!