ボールペン字練習をしないで、字を上達させる方法があります。
それも最短10秒です!
ウソかと思うかもしれませんが、短時間で直せるのには理由があります。
なぜなら、字を書くボールペンを変えるだけだからです。
職場で使うボールペンは基本的に油性ボールペンです。
(ジェットストリームなど)
しかし、油性ボールペンは字が下手な人が使うには不向きなボールペンです。
ボールペンの種類と、ちょっとした書き方を直すだけで、字の汚さが解消されます。
下手な字を直す方法は、続きをご覧ください。
1:汚い字は雰囲気が良くなるだけで改善される
汚い字は、雰囲気が良くなるだけで改善されます。
字はすぐに上手くなりません。ですが、字の下手は直ります。
字を上手くなるためには、『とめ・はね・はらい』や文字の形を意識する必要があります。
それらは、反復練習をしないと習得できません。
しかし、ボールペンを変えるだけで字の雰囲気は変わります。
※私の字が超絶に下手でスイマセン。
同じ文字ですが、上下の文字の印象は違いますよね。
おそらく下の文字の方が雰囲気は良く見えるはずです。
上下の違いは、ボールペンの種類を変えただけです。太さも同じ5mmです。
ボールペンの種類を変えただけでも、雰囲気は変わります。
職場で字を書くのが恥ずかしくならないレベルは、ボールペンを変えるだけで改善できるのです。
2:ペン習字が意味が無いのは練習時間が短すぎる
ペン習字が意味が無いのは、練習時間が短すぎるからです。
「1日5分練習するだけで、字がキレイに」なんてキャッチコピーがありますが、幻想です。
事実、ボールペンを練習をした私は、未だに字が下手ですので(苦笑)
1日5分、365日毎日書いたとします。
5分×365日=1825分≒30時間
1日5分だけの練習では、1年間でたった30時間しか練習をしません。
学校の授業で考えれば、2週間くらいの時間量です。
たった30時間文字をなぞった程度では、字は上手くなりません。
少なくても、下手な人が我流で練習しても効果は薄いです。
3:字が下手に見えるのは文字の太さとかすれ字が原因
字が下手に見えるのは、文字の太さとかすれ字が原因です。
もちろん、文字の形やバランスも大事ですが、それらは練習しないと身に付きません。
すぐに直せるのは、書く文字の太さとかすれ字だけです。
⑴ 書く文字の大きさと字の太さは比例する
書く文字の大きさと字の太さは、比例します。
どんなにきれいな字であっても、大きな画用紙にボールペンの太さで字を書けばショボく見えます。
逆に、そこまで上手くなくても、字の大きさと字の太さが一致しているとそれなりに見えます。
幅6mmでは、0.3mmのボールペンで書いた字が一番よく見えます。
しかし、幅18mmになると、3mmボールペンでは、字が細く、見栄えが悪いです。
つまり字をキレイみせるには、大きさに合ったボールペンの太さを選ぶのがポイントです。
⑵ かすれ字になるだけで見栄え損をする
かすれ字になるだけで、見栄え損をします。
字が真っすぐに書けないと、どうしても見た目が悪くなります。
かすれ字も同じです。
インクが切れかかっている文字はキレイに見えますでしょうか。
見えませんよね。
残念ながら、油性ボールペンでは、かすれ字になる現象が起きやすいです。
職場で一番使用されているのが、油性ボールペンなので、一番字が下手に見えてしまうボールペンを普段使っていることになります。
4:筆圧が無いのは、ボールペン自体が原因
筆圧が無いのは、ボールペン自体が原因です。
鉛筆と油性ボールペンを書き比べすると、間違いなく鉛筆の方が書きやすいです。
なぜなら、油性ボールペンは力を入れると滑ってしまうからです。
油性ボールペンのペン先には小さなボールが入っています。
小さなボールを転がすことによってインクが出て、字が書ける仕組みです。
油性ボールペンは、ボールを回転させるので、必然的に滑りやすく設計してあるのです。
ただ、滑りやすいペンに力を入れるのは大変です。
スケート初心者が、最初からスケートリンクで強く滑れないですよね。
余計な力を入れたら、転んでしまいます。
その現象は、油性ボールペンでも起こっています。
字が下手な人ほど、筆圧の力加減が分かりません。なので、力加減が難しい油性ボールペンでキレイに字を書くのは難易度が高いのです。
5:字が下手な自覚がある人はゲルインクを使うべき
字が下手な自覚がある人は、ゲルインクを使うべきです。
(商品によってはジェルインクとも呼ばれています)
ボールペンで、使われるインクは3種類です。
- 油性インク
- 水性インク
- ゲルインク
油性ボールペン | 水性ボールペン | ゲルインク | |
書きやすさ | × | ○ | ○ |
字のにじみにくさ | ○ | × | △(室内なら○) |
インクつまり | × | ○ | ○ |
油性ボールペンは、字がにじまないのが最大の特徴です。
屋外でメモを取る場合は油性ボールペンが適しています。
水性ボールペンは、字がにじんでしまうのが難点です。
書く材質によっては、消えてしまうことがあります。
油性ボールペンと水性ボールペンを良いとこどりをしたのが、ゲルインクです。
ゲルインクは、インクが詰まることがありませんので、字がかすれることがありません。
また、ノートなどに書く分には字がにじむ心配もありません。
つまり、字が下手な人は、ゲルインクを使ったボールペンを使用すべきなのです。
6:字を上手い風にみせるには筆文字を意識するのがコツ
字を上手い風いみせるには、筆文字を意識するのがコツです。
日本語がキレイに見えるのは、筆で書いたの字です。
左右どちらとも整ってた字ですが、キレイに見えるのは右側の字です。
それは、右側の字がより筆のように書かれているからです。
ゲルインクボールペンで書きましたが、右側の『矢駒』の方が筆文字風になっているので、見栄えがいいです。
また、筆文字っぽい字は、油性ボールペンで表しにくいです。
逆に、ゲルインクなら、筆圧を強めると適度にインクが出るので、筆感を表しやすくなります。
7:残念ながら職場で字が汚いと損を時代は続く
残念ながら、職場で字が汚いと損をする時代は続きます。
いくら、パソコン作業が主流と言っても、日本はまだまだ紙社会です。
当然、名前のサインや決裁文書は手書きになってしまいます。
私は、字の汚さで本当に損をしました。
リアルに直接言われました。
小学校時代から字が汚いのは自覚してましたし、字が汚くても生きていけると思っていました。
ですが、現実として、字が汚い事が評判を落とす結果になったのです。
8:字で損をしない程度の字の下手さは身に付けることが大事
字で損をしない程度の、字の下手さは身に付けることが大事です。
字が上手い事に越したことはありません。
ですが、字が上手くても仕事上給料が増える訳でもありません。
でしたら、字を見られても、マイナスにならない程度に字を上達させましょう。
私は、『練習しないで字がうまくなる!』を読んで、超絶下手から下手に上達しました。
ゲル(ジェル)インクのボールペンは安いです。
コンビニでも100円で買うことができます。
字が下手人ほど、ボールペンにはこだわりましょう。
たったそれだけで、書く字で損をしなくなりますので!
ご参考になれば幸いです!