「なんか人生ツライ・・・」
どんなに楽しい出来事ががあったとしても辛いことが目の前にあったら逃げたくなりますよね。
人生楽に生きられたらいいですが、それが最適解ではありません。
人の満足なんて人の数存在します。
毎日漫画を読んでいることが至福の人がいる反面、毎日漫画をひたすら読むのは苦痛な人もいるかもしれません。
でも考え方を変えてみてはどうでしょうか。
漫画を読んでいること自体が既に幸せであると
日本に生まれたことはその時点で人生の圧倒的な勝ち組です。
世界的に見れば少なくても日本社会は悪い部類には入りません。
局地的には大変な生活や環境が思います。ですが、世界200の国の中で上位1割の国には入るのではないでしょうか。
人生において上位1割に入れることなんて滅多にありません。
学校での上位1割の人はどんな人でしょうか。
- 勉強では間違いなく秀才です
- 運動会のリレーメンバーは間違いなく選ばれます
- 「好きです」と告白されて、付き合っているはずです
上位1割とはその時点で周囲から憧れる存在です。
それを生まれながらにして日本という上位1割に国に生まれた
もうそれだけで圧倒的な幸運ですよね。
ここまでの文章で「あぁなるほどね!」と納得いただけたら大丈夫です!
この記事の役目は果たせましたので、この記事を最後までご覧いただく必要はありません。
まだ納得できない方や、疑問がある人は引き続きお読みいただければと思います。
1 天才の悩みに苛立つのを今すぐ止めれば人生は上手くいく
テストで普段95点取ってる人が80点の成績で落ち込んでいたらどうしますか。
「そんなに点数下がって大丈夫かな」
「何かあったのかな」
「ケアレスミスかね」
こんな反応をしますでしょうか。
逆に、
「80点も取って落ち込むなよ」
「嫌味かよ」
「やったぜ」
こんな感情になりますでしょうか。
もし、「80点も取って落ち込むなよ」、「嫌味かよ」って思いましたら人生損してますので今すぐに止めましょう。
(止められない人は止めようとする努力をします)
人の悩みの基準はその人自身です。
友人に対して「今日さ、ファミレスで注文したら髪の毛入ってて超最悪だった」と不満をこぼしたら、「世界では9人に1人は食べ物が満足に食べれないんだよ。髪の毛ぐらい入ってても我慢しなよ」と諭されたらどうでしょう。
(世界の食料事情より引用)
友人の意見は言っていることは理解できます。世界では飢餓に苦しんでる人はたくさんいます。
でも、世界の食糧難の問題と注文した料理に髪の毛が入っていた問題は別ですよね。
『食べ物』という大きな枠組みでは友人の意見は入りますが、現実に不満を持っている自分に関しては不満を持つ基準が違いますので、解決できません。
同様に、生まれた家庭がお金持ちである人に「1000円の価値がわからないのはけしからん」と言うのも基準が違うので無意味です。
そもそも1000円の価値を知らないで生きてきた人に「誰でも1000円の価値を理解できる」と思うのかが間違いです。
極端の例えなら、現代社会は旧石器時代と比べればはるかに生活しやすいです。
外敵から襲われる心配もありませんし、疫病にも対処できます。
尺度は自分自身の中にあります。全員違う尺度を持っています。
ただ、批判的な人は尺度が都合よく変わるのでは良し悪しの物差しが常に変わるので注意が必要です。
2 本当の『なりふり構わず』ができていない
震災や災害を受け被害を受けた方で精神的に強くなる方々がいます。
その方々は自らの最悪の状況を経験したからこそ、日々の生活に喜びを感じています。
また、どんなに大変なことがあっても「あれ以上は無いと」考える思考力も精神的な支柱です。
人は自ら極限状態に追い込むことは難しいです。
貧しい幼少期を過ごした人はハングリー精神が高いですが、自ら選択してその状況下に置かれたわけではありません。
自ら困難な状況に身を置くこともできますが、自分の想定内で収まってしまうことがあるのでハングリー精神を養うのは難しいです。
何かの不可抗力があった際に自分が無力と感じる
自然と戦うとその大きさに飲み込まれ無力感を味わいます。
しかし、自然と戦わず自然の偉大さを受け入れた時、無力感は減り、むしろがストレスは軽減されます。
自ら抱え込んでしまう人は自分で全部できると思い込んでいる人です。
仕事も続けられる
子育ても自分だけでできる
介護自宅だってみんなやってる
そう思ってませんか
一つだけであれば可能かもしれません。
でも全てを同時にこなすには極めて難しいですし、結果自分を追い込んでしまいます。
できると思っている分できなかった時に、緊張の糸が切れ、「自分は努力が足りないダメな人間なんだ」と自分を責め始めると雪崩のように心労がたたり体調を崩してしまいます。
人に頼っていいです。
別に友人が仕事も育児も介護を全部こなしていても友人は友人です。自分に当てはめる必要はありません。
ホリエモンこと堀江貴文さんは、極限まで自分のやりたくない仕事を止めて自分のやりたい事だけに集中してます。
家を止めてホテル住まい
旅行に行ったら下着は全て捨てて新調
PCも使わずスマホに集約
今は歯磨きが嫌だから全自動歯磨き機が出来ることを望んでいるみたいです。
極端かもしれませんが、突き詰めた結果であり「やりたい事だけをやる」の真理です。
お金を持っているから「そんなこと言えるんだ」は論点が違います。
やりたい事だけに集中するために何が不要か
その見極める感覚が大事なのです。
3 別にポジティブが正義ではないし、無理してなる必要もない
私は高校時代からネガティブ思考が強くなって、クラスメイトから「被害妄想オタク」と言われるぐらいマイナス思考でした。(実話です)
極度のマイナス思考は良くないのは自覚していたので、私も一時期ポジティブ人間になろうとしましたが無理でした。
根っからポジティブ人間になることは無理です。
むしろ科学的には無理してポジティブになろうとすると逆にストレスが溜まるため悪影響があります。
ポジティブになろうとする理由はなんでしょうか。
楽しく生きたいからですよね。
なら、楽しく生きられれば別にポジティブ思考にならなくてもいいのではないでしょうか。
私はそう思っています。
ポジティブ思考はあくまでもゴールまでの道のりです。
ポジティブ自体がゴールではありません。
でしたら、ポジティブ以外の別ルートでもっと自分にあったルートを探せばいいのではないでしょうか。
最低限のお金さえあれば永遠と自宅でネットゲームをすることが至福ならそれでOKです。
別にみんなとワイワイ騒ぐ必要はありません。
ポジティブは外向性が高い人が多いですが、実はお金持ちは内向性の人の方が多いのです。
だったらポジティブじゃなくていいじゃないですか。
自分が納得していればそれでいいのです!
4 思考停止するのが一番のリスク
人生において最も最悪の出来事とはなんでしょうか。
今まで最悪の出来事はあったと思いますが、自分が想定する最悪の出来事を既に経験することは無いですよね。
でも最悪ではないにしろ、悪い出来事には人は苦しみます。
そして思考停止した瞬間、悪い出来事は頭の中に残り続けます。
思考停止はその場に居続けることです。
思考停止の状況は、冷水の浸かって「めっちゃ冷たい‼」って思っているのに、そのまま冷水に浸かり続けているようなものです。
嫌な状況を避けたいのであればその場から立ち去れば少なくても一旦は収まります。
でも実際に思考停止せずに行動しているかと聞かれると難しいところ。
立ち止まってしまうと過去を振り返ってしまいます。
そこで振り返ってしまうと過去の悪い出来事を思い出してしまい、また悪い記憶が戻ってきます。
過去に戻って記憶を書き換えることはできませんが、人生を今からリスタートすることは可能です。
今がゼロの基準点であればゼロ以下は存在しません。
過去は過ぎた出来事で変更することはできません。
『今』を基準として生きましょう!
おわりに
私は結構カッコつけたがり屋です。しかもなんとなくカッコつけるキザタイプ(苦笑)
苦労もしますし悩みもしますが、そのカッコつけを無くした人の方がカッコいいのが人間の心理です。
人生で失敗しても笑いながら話せる人
災害被害にあっても復興し喜びを感じながら暮らしている人
病気を抱えてても元気で明るい人
たくさんいらっしゃいます。
みなさん本当にカッコいいです。
それらの方と比べたら自分のカッコつけなんてチャチなものです。
そのカッコを脱いで生きれば生きやすくなります。
そこからが人生のリスタートです!
ご参考になれば幸いです!